[雨中の首都決戦は儚くも]2022J1リーグ第10節ガンバ大阪VSFC東京レビュー?

こんにちは!
今節は国立競技場が新しくなってから初めてのJ1リーグ戦。それを私、現地で観戦してきました!なので今回は、レビューというよりも片野坂ガンバを初めて現地で見た感想をつらつらと書いていこうと思います。

スタメンはこんな感じ!

ガンバはペレイラが久しぶりの先発。他にも坂本、山見、藤春、柳澤が前節と変わって入りました。


試合前

新国立になって初めてのリーグ戦、そして私はコロナ前以来約2年ぶりの生観戦ということで、めちゃくちゃアガりました。スタメン発表の際にはピッチ上で果たして必要なのかわからない火柱が次々に上がり、その上では花火がバンバン打ち上げられ、ついでに選手入場の際にも打ち上げ、最後はFC東京イレブンの円陣を青赤のスポットライトで照らすという演出。逆に集中できないだろ。
派手な演出に4万人越えの観客、あとは声出し応援が出来たらもっと盛り上がるんだろうなぁとありきたりな考えを抱きながら、ようやく少しづつ帰ってきた以前の日常に感謝しました。演出に関しては、まあ確かにお金もかかるんでしょうけど、出来れば色んな試合でやって欲しいなと思いましたね。特にダービーとかクラシコとか言われるような対戦は、両チームに関わる全員で試合に向けてボルテージを上げていけるスタジアムの環境づくりをしたいものです。
新国立について触れておきますが、中々良かったですよ。まずは、綺麗。出来たばっかりだし当たり前っちゃ当たり前なんですが、やっぱり汚いよりは綺麗な方がいいですよね。あと、意外と見やすい。バックスタンド二階のコーナー寄りからの観戦でしたが、全体が見通し良く見渡せるという印象でした。吹スタ見やすさが異常なのは置いといて、席種にもよると思いますが予想より見やすかったです。あと、雨が降ってるときの屋根はありがたい!
たまに結構吹き込んできたりしてましたが、雨ざらしになるより何百倍もマシです。
課題としては、コンコースに飲食店が少ない、スペースも少ない、自販機も少ない、階段も少ない、案内板的なのも少ない、座席の間に通路が少ないので自席に行くときはピンポイントの移動が求められる、ぐらいですかね。結構あるな。まあまだまだイベントも少なく、これから改善されていくのでしょう。改善してね。
総評としては、もっと使った方がいいんじゃない?という感じでした。運営力の向上も色々含めて。サッカー関係でいえば、各種カップ戦の決勝、リーグの大一番とかは積極的にやっていってほしいところですね。また行ってみたいです。雨が降ってなくて寒くないときに。

前半

前置きが長くなったので簡潔にいきますね。
・ペレイラ、意外と走ってた
・坂本、まだJ1は厳しそう
・雨の影響もあって両チームビルドアップグダり気味
こんなところでしょうか。他にも、クロスへの寄せが甘かったり、崩しの形がなかなか見えてこなかったり時になる点はありましたが、失点以外はある意味想定通りの前半だったんじゃないでしょうか。

後半

両チームとも選手交代が分水嶺になりましたね。

後半開始から坂本→中村の交代を行ったガンバ。彼の左足が良いアクセントになり、ゴールに迫る回数が明らかに増えます。別格だったのはダワン。崩しの出発点としても、経由点としても、終着点としても高水準のプレーが出来る彼は、もう完全に欠かせないピースになりました。あのシュートが入ってたらなぁ。
FC東京は60分過ぎにレアンドロを投入。投入後すぐに独走を許し追加点を入れられると、その後は暖簾に腕押しのような展開に。ペレイラ、ダワンと決定的なシーンは作りますが、一点が遠くそのまま試合終了。結果は0‐2の負けとなりました。

総評

なかなか厳しい状況の続くガンバ。片野坂監督も、やりたいサッカーと出来るサッカーの狭間で着地点を探っているのでしょう。
ただ、ペレイラが90分起用できるコンディションになったこと、中村が流れを変える切り札となり得ることが分かったのは収穫です。今節はあまり機能しませんでしたが、ジョーカー・パトリックはやはり怖さがありますし、ダワンも好調をキープしています。
逆に気合を入れなおしたいのが守備陣。ビルドアップや最後の粘りの局面ではまだまだ改善の余地があります。新加入ギョンウォンにも期待ですね。絶対的な存在である東口に甘えられなくなった今こそ、一人一人が意識をもって強固なブロックを築いていくいい機会です。
次節はメンバー選考、試合内容含め、今季を占う試合になりそうですね。
このまま下位戦線に飲み込まれるのか、踏ん張って上位に食らいついていけるのか、早くも正念場となりましたが、我々は変わらず応援していくのみです。


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