[我慢の時期は続く]2022J1リーグ第16節ガンバ大阪VSサガン鳥栖レビュー

こんにちは!ガンバ大阪VSサガン鳥栖のレビューやっていきます!
試合が無いのを良いことにすっごい放置してました。すいません。

スタメンはこんな感じ!

前半


ガンバは斎藤、小野瀬、パトリックが久しぶりにスタメン出場。藤春と黒川を同時に使うという割と奇抜な采配で、どーするのかなと思っていたら藤春が左のストッパーでした。ちょっと不安でしたが、守備で大きなほころびは見えず。ただ、対面の飯野の走力、ビルドアップなんかを考えると、藤春と黒川の位置は逆でも良かったのではと思いましたね。失点シーンはまさしくその飯野に黒川がぶっちぎられてやられるという形でした。飯野、めちゃくちゃいい選手でした。
ガンバの攻め手はとにかくパトリック。ただ、狙いの見える使い方ではありました。やみくもに蹴っ飛ばすというよりは、サイドに流れて時間を作ってもらうという使い方をしたいのが何となく伝わってきました。追い越す動きが秀逸で、ボールプレーの精度も高い小野瀬がシャドーにいたのも、パトリックが収めた次のプレーを大事にしたかったからでしょう。ただ、フィニッシュまで持っていけるシーンは少なく、中村仁郎不在の影響を感じました。宇佐美離脱以降欠けているゴール前の創造性問題ですが、どっかにいいファンタジスタはいないもんでしょうか。パトリックとかペレイラとかのゴールが伸びないのはここに原因があると思うんですよね。エリクセンとか欲しいなぁ。

後半

開始15分、というか得点シーンまではめちゃくちゃ良かったです。ボランチ、WB、そしてストッパー含めて全員で相手を押し込んでいく。アイデアというよりは愚直にゴール前に人数をかけ続けるという、チームプレーのお手本のような展開で押し込みました。ボール奪取から手数をかけずにゴール前まで運んだことで生まれた同点弾は、その集大成のような気持のよいゴールでした。ただ、集大成じゃまずかったんですよね。まだ同点だから。
いいタイミングで点を取ったんですが、その後は両チームともペースダウン。鳥栖にのらりくらりと上手く試合を運ばれた感があります。
勝ち越し弾が生まれたのは87分ごろ。セットプレーはマークを外した本人が一番悔しいはずなので、しゃーなし。ただ、ここから焦って点を取れるほど今のガンバは火力を持ったチームじゃありません。得意のツインタワー、というか三浦をいれたトリプルタワーも不発。連敗です。

総括

この試合のターニングポイントは確実に同点弾後の時間。結果的にはここで畳みかけとくべきでした。確かに、アウェーで難敵鳥栖相手、バランスを取りながら戦いたかった気持ちは充分わかります。ダービーでフラストレーションを爆発させたペレイラを、わだかまりが無くなったとは言え長い時間使いづらかったのも、攻撃に多大なストロング、守備に若干不安のあるシウバを使いづらかったのも、柏戦で高パフォーマンスを見せた南野を使いたかったのもわかります。ただ、やはりリスクをかけてでも後半開始15分間に見せてくれた迫力を見せ続ける交代策を取って欲しかった。片さんはそれが出来る監督です。今シーズンは台所事情の苦しい中、本当によくやってくれていると思います。だからこそ勝負をかけてほしかった。自分たちはそれでも点を取って勝つんだという姿勢を見せてほしかったというのが、いちガンバサポとしての意見です。
話変わって水曜日の天皇杯、120分の戦いにはなったものの4得点で次に進む切符をゲットしました。代表ウィークで少し間が空きますが、けが人の復帰と戦術の浸透。ニューヒーローの登場を期待して首を長くしながら待ちたいと思います。

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