[負けに不思議の負けなし]2022J1リーグ第25節ガンバ大阪VS清水エスパルスレビュー

こんにちは!
ガンバ大阪VS清水エスパルスのレビューやっていきます!

スタメンはこんな感じ!

ガンバは新加入のアラーのがベンチ入り。藤春の左CBは前節からの継続となりました。

前半

今節の3トップ、石毛、坂本、食野は三人ともいい距離感でボールに絡めていました。落ちてきてさばくプレーも、顔を出す動きも良かったですね。ダワンは言わずもがなとして、奥野も今節光っていました。回収から前に出ていくまでのいわゆるポジトラの部分でかなり貢献していました。
そんなこんなで、特に攻撃の面で悪くはない前半を過ごしたガンバでしたが、圧倒的に足りていないものがありました。
それは、、、ストライカー!
前三人が攻撃をクリエイトしてくれるのは良かったんですが、ゴール前で決定的な仕事をするまでには至りませんでした。それが後々響く形となっていくわけですが、やっぱり三人のうち一人はペナルティーエリア内で仕事の出来る選手にいてほしいですよね。前節もしかり、食野に両方任せるのは良くないです。鈴木武蔵なのか、パトリックなのか、それともレアンドロペレイラなのか、、、。
清水の攻撃はというと、最前線のサンタナにアバウトなボールを当て、北川、ピカチュウ、乾が追い越していくというシンプルながらタレント力を感じるシンプルな攻撃でした。ガンバも似たようなこと出来るはずなんですけどね、、、。
ピカチュウに危うくゴールをゲットされかけるシーンがありながらも(書きたかっただけ)、0‐0で前半終了。サンタナ、メッチャいい選手になってました。三浦もよく戦ったと思いますが、非常に怖かったです。

後半

失点するまでは、悪くなかったと思います。交代策も悪くもなく良くもなく、プラン通りという感じでした。昌子のヘッドからの武蔵のフリックが決まっていれば、、、違う展開になっていたでしょうね。
新加入のアラーノも良かったと思います。テクニカルというよりはクレバーなプレイヤーであるという印象を受けました。質を量で補填してくれる、非常にアグレッシブな選手でした。今後の活躍に期待です。
問題は失点後です。あの失点も中々なものでしたが、下を向いていてもしょうがない中で、ガンバは明らかにトーンダウン。取り返しに行く勢いではなく、悲壮感を感じました。そんな中生まれたなんてことないミスから失点を重ね万事休す。
終盤投入されたシウバが必死のドリブルで気を吐くシーンも見られたものの、最後までゴール遠く0‐2で試合終了。6ポイントゲームはいとも簡単に零れ落ちていってしまいました。


まとめ

見ているとなんだかまだ崩して点を取ろうとしていますが、もう理想を追うタームは終了ですよね。少しでも多くの勝ち点を、どんな手を使ってでももぎ取っていかなければいけないラスト10になってしまいました。
夏の補強としては異常なほどの戦力を手にしたにもかかわらず、もともとの選手も含めて生かし切れている印象の無い片野坂さんの首も怪しくなってきました。先日コーチに就任した松田さんも含めて、ピッチ外が騒がしくなってくるのも時間の問題です。
点が取れてないのはやばいですね。今節はゴールの一歩手前まで迫ることは出来ていましたが、その先が、、、。これならパトリックとレアンドロのツインタワーに放り込み続けたほうがまだ可能性あります。実際福岡なんかはそんな感じのサッカーで勝ち点を掴んでいるわけですから、J1に何が何でも残るためには、思い切った割り切りも必要だと思います。
次節はどうなるのか、もはや期待より不安の方が大きくなってきましたが、片野坂さんとこれからも歩んでいけるのか、その真価を問う一戦になりそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?