ご縁でつながる鳥取旅 創作編 02
9月14日(土) 晴
8:00過ぎ 鳥取市内に着、先に鳥取砂丘に)
10:20頃 オトゥン氏に車で鹿野町へ送ってもらう。同行の次男氏は夜中のドライブ中ほとんど寝なかったので、当初は観劇に付き合わせるつもりだったのをあきらめ、オトゥン氏に託す。
最初に、城下町っぽい路地を車で入ろうとしたがすれ違いができそうもないのでバックして大きな道に戻り、とりあえずそこで下ろしてもらう。
先に近くの道の駅に寄って、時間あればどこか観光するとは言っていたが晴れていて結構暑い。多分ふたりはそこから一歩も出ないだろうと想像する。
初鳥取、初鹿野町なので全然土地勘がない。方向もよく分かんない。つうか全然下調べしていない自分が悪い。
山と田んぼが目立つのどかな場所。歩いている場所はやや新しいつくりも多い、しかし旧そうな城下町の街並み。生活感が漂う。
すぐ近くには城跡の公園があるらしい。
降りた場所から地図上で徒歩10分もなさそうな鳥の劇場に歩いて向かう。
10:30頃 城跡の公園端にたどり着く。暑い。お濠がある。暑い。すでに写真を撮る気力がない。というよりも、劇場どこ? 暑い。と途方にくれている。
学校なのか施設なのか古びた木造の建物があって、建物を挟んでグラウンドのような広場、建物脇には何かのイベントなのか、テントなどを設営している。スタッフらしい人が数人、他に人がいるような感じでもない。
ちょっと心配になる。
施設のまわりを少し回り込む。入り口が分からない。しかし窓に「鳥の劇場」って貼ってある。
ちょうど、でっかい自家用車でやって来た人たちが「駐車場どこだろ?」と降りて来ていて、あっ、私のような一般ピープルいた! とうれしくなる。戻ってみると、建物脇を奥に入っていける様子だったので、勇気を出して敷地に踏み込む。
おー、ここがまさしく、鳥の劇場やん!(びっくりして写真なし)
GOOGLEのストリートビューがちょうどたどり着いた時の感じかも。
ぐるりと建物を回り込んだところで入口に招かれ、建物玄関先の受付でチケットをいただく。もうすぐ開場ですのでお好きな場所でお待ちください、と。受付の方、事務局の方などスタッフの方々がとても親しみやすく、すっかり地元に帰っちまったような親近感が。
美術監督の中島諒人氏ともお話をさせていただきながら、上演の場所を見せていただく。
まるっきり演劇に素人な自分だが、ひとつひとつ手作りする意欲や鳥取・鹿野という土地への想いが場の至る所からオーラのように立ち上っているのを感じる。
テラスにて、売店で買い求めた『moogyムーギー』を飲みつつ、チラシに目を通す。今さら。そう、いつも後手後手な私です。
そしてムーギーってなんだ? 生姜などのフレーバーがある麦茶。美味い。そしてカンカンが可愛い。季節に合わせて何種類もあるのだとか。キリンらしいが初めて見た。容器も土産にいいね。
(翌朝、連れが間違えてリサイクルボックスに投げ込んでしまった。
さようならムーギーのカンカン)
さて時刻せまる。続きは次に。
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