#2 初めて、ソロ曲を演奏しました

タイトルの通りです。大学4年生にして、初めてソロを人前で吹きました。
曲はスパークのパントマイム、楽器は、テナーサックスです。

私は小学5年生で吹奏楽部に入部し、そこでテナーサックスに出会いました。中学ではバリトンサックス、高校は吹かず、大学でテナーサックスへと戻りました。

いや、ソロって難しいですね。
経験上、一人で曲を完成させるという経験がなかったので、試行錯誤しました。
このフレーズはどう吹きたいんだろう。どこでどうもっていこうかな。
こんな風に考えたのは初めてです。
というのも、今までは曲のイメージを自分が考えなくてもよかったんです。みんなで1つの方向にもっていくということしかしていなかった。今回でイメージが提示されているのがデフォルトだったことに気づかされましたね。
あと個人的に、上手というか、次元が違うと感じさせられる奏者というのは、技術があるのはもちろん、そういった曲に対するイメージを自分で持っていて、かつ具体的。そして、そのイメージが揺るがない。
だから他とは違うと思わされるような演奏をするんだなと思っています。

本番は、自分の出せる力の最大限に近いところを出せたと感じています。もちろん課題は山積みですが、多分他の奏者もそんなものだろうと思っています。課題というのはいつまでもあるものですよね。
今まで、たくさんの本番を通して緊張を経験してきましたが、ソロの時の緊張というのは孤独感もあってより一層緊張を感じました。
出した音が震えていたのは久々の感覚でした。

ソロを通して技術も飛躍的に成長したと思います。私ってあんなに指が回るんだ、こんな音が出せるんだ、とあとで録音をきいて思ったくらいです。
これは素直にうれしかったです。やっぱり音楽はやめられないですね。

次もなにかいい曲があればしたいけれど、テナーサックスのソロ曲ってなかなかない…。何かおすすめがあれば教えてください。

なんかnoteに公開して言うのもなんですが、これがサックス吹きにみられるかもと思うと恥ずかしくなってきました。意味わかんないですね。


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