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夏の夜に聴くと最高なボカロを漁る。

こんにちは。
もう7月に入ってしまったということで今回は「夏の夜のボカロ」を紹介してみたいと思います。
なんで「夜」なのかって?深夜に一人で暗い部屋で流したいからだよ。
有名な作品からあまり知られていない作品まで幅広く挙げて、簡単に説明していきます。

※注意 「夏の夜に聴くと最高なボカロ」と書いていますがここで紹介させていただく作品はあくまで主の主観に基づいて選んでいるため夏に聞かなくても夜に聴かなくても最高なボカロである可能性があります。

少し長いため目次を用意しておこう。
それではレッツゴーーー!!


1.アスノヨゾラ哨戒班

ひとつめはOrangestarさんの「アスノヨゾラ哨戒班(2014)」です。
Orangestarさんといえば「快晴」「surges」など有名な作品はたくさんあると思いますが、これは絶対外せない。
僕がボカロを聞き始めたときに一番はじめに聞いた曲です。はじめのほうからもう歌詞に共感できてぼけーーーっと聴き入ってしまうのですが、サビの「空へ舞う世界の彼方」のとこが個人的に一番好きです。
その歌詞から少し憂鬱な気分な時にも聞いたりする曲です。もうね、透明感が半端ない。
このMVの少年みたいに一度夜にスカイダイビングしてみてぇよ…( ゚Д゚)

2.回る空うさぎ

つづいてこちらもOrangestarさんの作品からもう一曲。「回る空うさぎ(2016)」。
月のことを「回る空うさぎ」と表現しているのかな?
本家(上の動画)はやさしい声と対照的にピアノが躍動している感じがとても好きです。特に曲終盤は声がかき消されそうになるくらいピアノの音が大きくなって何かを訴えかける感じが…。
この泣いている女の子から少し悲壮な雰囲気・憂鬱な雰囲気も感じていろいろな解釈が考えられそうです。

3.Fire◎Flower

こちらはこの記事で紹介する曲の中では少し系統が違うかな?
でも聞くととても夏を感じる曲です。
halyosyさんの「Fire◎Flower(2008)」。ボカロの中ではかなり昔の曲です。
僕が聴いてどんな気持ちになるかと言われれば「甘酸っぱい恋愛してて青春だなぁ、花火大会行きてぇ」って感じ。ただこの歌詞はそれだけではなく、halyosyさんの実体験を基にした話も混ざっているようです。

一見恋愛ソングだが、いくつかのモチーフストーリーが混ざっており、「東京で頑張って一花咲かせるで見とってね!」と夢を追う姿を花火に例えている。これは実体験を元にしている。また、金メダルもモチーフである。当時、オリンピックで選手にも輝いて欲しいというのを花火に例えた。題名の間の◎は花火と金メダルを表している。

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/1799.html より引用


ちなみに花火は英語でfireworksといい、ここでのFire Flowerは自分の夢に花(flower)を咲かせるという意味合いもこもっているようですね。

4.ロンリーユニバース

お次はAqu3raさんの「ロンリーユニバース(2019)」
一言で表現するなら「孤独でいながらも遠くにいる誰かを想っている」曲で、ミク×flowerのきれいな声・押韻・世界観がもう最高。広い宇宙の中に浮遊しているような気分を味わいたい・虚無になりたいときに特によく聴きます。

5.解けない夏

Aqu3raさんの作品からもうひとつ。「解けない夏(2021)」
これもどこか遠くにいる「きみ」に向けて歌っているようですが、もしかして先ほど紹介した「ロンリーユニバース」に出てきた「きみ」なのか…?
宇宙にいる「きみ」に会いに行ってる?いろいろ解釈もできそうで面白いです。
MVのエレベーターに光が差し込んでくる演出が大好きです。
何も考えずにこのエレベーターのってみたい、たぶん帰れないけどw

6.ウタカタ永焔鳥

次は「ハロー、プラネット。」や「トンデモワンダーズ」など数々の神曲で知られているsasakure.UK(ささくれP)さんの「ウタカタ永焔鳥(2010)」。
だいぶ昔の曲で、漫画家の手塚治虫さんの「火の鳥」という作品をモチーフにしているといわれており、オシャレなことに歌詞にも「手」「塚」「治」「虫」の文字が配置されています。僕は「火の鳥」は履修していませんがsasakureさんの曲の中では僕はこれが一番好きです。暑く暗い深夜の部屋にルカねーさんのやさしい声が響き渡って最高。。。

7.ホロン

次はwotakuさんの作品です。個人的にはwotakuさんの作品のなかでは軽快なリズムとは裏腹に重いストーリーを展開する「ジェヘナ(Gehenna)(2019)」が大好きでこれもオススメなのですが、今回紹介するこちらの「ホロン(Holon)(2019)」も素晴らしい曲です。
特にイントロとサビの入りがやべえ。ミクの溶けるような高音がやべえ。1音1音が雨のように体に染み渡るようでちょいちょい目をつぶって聞いたりしています。雨降ってる夜の東京を歩きながら聞きたい。

8.ランドリーノート

次は「ランドリーノート(2018)」です。少し梅雨を感じる曲ですがいつ聴いたって良い。メロディラインがすっごいおしゃれで一度聴いてすぐに気に入っちゃいました。洗濯機と水の音気持ち良すぎだろ!!!!!!
リズムの取り方も心地よく、後ろで流れるクラップ音と「チーン」って音(トライアングルかな?)もなんだけど色々自分好み過ぎる。突然流してきたYouTubeのおすすめに感謝。

9.夜明けと蛍

こんどはn-bunaさんの作品からコチラ。「夜明けと蛍(2017)」
言葉で言い表しづらいんですが、最後の転調で心の中に詰まっていたなにかが(´;ω;`)ブワッとなんか溢れてくるような感じがする、自分からすると少し不思議な曲です。わかってくれる方いるかなぁ!?
MVのイラストからも「夏」のイメージが強く出る曲でありながら、聴いてるとなぜか切ない気持ちになります。
特に夜明けに窓の外でイヤホンつけて聴きたい作品です。

10.世界線第二ターミナル

最後はQeiruさんの「世界線第二ターミナル(2020)」です。特にこの電車のホームで流れてきそうなイントロのキラキラした音(これ鉄琴かな?)が良い。
一日が終わって虚無になっているときに聴いて、夜行列車に乗ってどこか遠くへ行きたい気分になります。
ちなみに今回は趣旨から外れるので取り上げないつもりだったんですが…
このQeiruさんの「懐穹」(読み方を知っている方は教えていただきたいです(;・∀・))も素晴らしい曲なのでぜひ聴いてほしいです!
(この作品はどちらかというと昼に風を受けながら聴きたいかもw)

さいごに

いかがでしたでしょうか?
しがないオタクの知っている作品の調べ学習的な側面もあるのであくまで「紹介」という形で記事にさせていただきました。
各作品簡潔な説明や感想にとどめるつもりだったのですがいつのまにかまあまあな文字数に(^^;)
これを通して少しでも好きになっていただけたら幸いです。
気が向いたらまたこういうの書いてみようと思います。
また自分もボカロは6年くらい前に聴き始めたので知らない曲も山ほどあります。皆さんのおすすめがあったらコメント等で紹介していただけるととてもうれしいです!(^^♪

今夜はこの作品たちをスピーカーで冷房の効いた暗い部屋で流してチルタイムといきましょうかね。

追記:紹介した10曲全部聴けるプレイリストをYouTubeで公開してみました!作業用にでも全部流してみてください!飛ぶぞ
こちらから飛べます👇
https://youtube.com/playlist?list=PLFqHEMwZJUeNb2BDvT0LstW4SzdOW3t4B&si=SFgpU-4A9N7VEcOV

今回はボカロオタクの一面が出た記事になったと思いますが普段は歌い手の端くれとして歌とMIXの練習してます。よろしければTwitter,YouTubeのフォローもしてください!

ではでは。

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