推しのいる生活
社会人になってからkpopアイドルにハマった。
それによって人生がとても豊かになってしまった。
そんなお話をしようと思う。
長くなりそうなので、初めて目次をつけてお届けすることにした。
どのような流れで推しに出会うのか、興味がある方は読んでもらえたら嬉しい。
ちなみに私が推しているのは一つのグループではなく、いくつかある。
それぞれのグループで良さがあり、絞りきれないのだ。
全部有名なグループだと思う。
TWICE / BTS / IVE / SEVENTEEN / ENHYPEN / Stray Kids
最近はIUちゃんの可愛さにようやく気づき始めた(遅すぎる)
前提としてお伝えしておきたいのは、私は自分の買える範囲でDVDを購入したり、グッズを購入しているが、他にお金をかけたいときはグッズ等が発売されても何も購入しないこともある。
youtubeだけでも満足してしまうため、もしかすると他の方にとっては、私の応援の仕方は推しとは言わない、と思われてしまうかもしれない。あくまでも私の中での推しの応援の仕方、という前提で読んでいただけるとありがたい。
では、順を追って書いていく。
推しがいる人への憧れ
学生時代、私はアイドルというものに縁がなかった。
みんながよく知っている有名なアイドルの存在は知っていたし、可愛いな、格好いいなとふんわりとは思っていたがハマるまでには至らなかった。
コンサートになんて行ったこともなかった。
ただ、推しがいる人が羨ましいと思う気持ちはあった。
同じグループでそれぞれ推しがいる友人たちの話を聞いていると、そこまで情熱を注げることがすごいと思ったし、何だかキラキラして見えた。
共通の話題があることで、仲良くなるスピードもとても早い。
羨ましいな、いいな。
そんな感情を抱えつつ、オススメされるがままに雑誌や映像を見たり音楽を聞いたりしてみたが、私にはその良さを理解するまでには至らなかった。
熱量の違いに申し訳なさを感じ、私はアイドルとはあまり縁がないのかもしれない。そんなことを考えていた。
迷走期に入る
社会人になってから、周りに推し活をしている人が突如増えた。
何故なのかは分からない。
同じグループを押している人同士の会話はどこか楽しそうで、やはり羨ましい。
そこで、私は決意する。
よし、推しを作ろう。
推しって作ろうとして作れるものなの?
そんな声が聞こえてきそうだ。
そしてそれは正しい。
推しを作ろうと決めた私は、とりあえず色んなアイドルの音楽や映像を見てみた。
SNSでアイドルに対する記事を読んでみたり、youtube動画なんかも一通り見てみた。
結果、ハマらなかった。
そう、推しは作るものではなく自然と追ってしまって気づくと好きになっているものなのだ。(多分)
この時期の私は、完全に迷走していた。
推しとの出会い
推しを作るのは諦めよう。
色々と見てみた結果、推し探し(?)に疲れた私はぼんやりとテレビを見ていた。
その時、kpopアイドルが日本のドラマの主題歌を歌う、ということでBTSの特集のような映像が流れた。
その時はふうん、と思いながらも何となくBTSというグループについて携帯で調べていた。推しを作ろうと行動していた私にとって、アイドルグループを調べることは容易いことだった。
今まで日本のアイドルしか見てこなかった私にとって、kpopについての情報にはかなり疎かった。
調べていくうちに、コンテンツの多さに驚く事になる。
そして私はグループ全員の顔が似ていることに戸惑い、髪色の変わる速度に戸惑い、情報量の多さに戸惑い、グッズの多さに戸惑う事になる。
その件についてはもう少し後の方で書こうと思う。
韓国語ができない私にとって(正直今もできない)、まとめ動画の存在、翻訳して動画にしてくれる方の存在はとてもありがたく、その動画のおかげで私はついに推しと出会う事になる。
そして、私は声が低い人が好きなのか、という自分の好みのタイプについての気づきをも得ることができた。
声が低い、でわかる方はわかるだろう。
キム・テヒョンさんの魅力にハマってしまったのだ。
推しになるまでの過程
最初は、声低っという印象から入った。
(Stray Kidsでいうと、フィリックスくん。あんな可愛い顔をしてどこからあの低音が出るのか、本当に驚かされる。わかっていても毎度驚く)
実は、ハマったきっかけは歌やダンスではなくバラエティーからなのだ。
私と同じくバラエティーを見てハマった人は意外と多いのではないかと思う。
あんな完璧なビジュアルを持っているのに、ダンスはキレッキレで格好いいのに、何故バラエティーでは途端にポンコツのようになるのか(※褒めてます)。
YouTubeのまとめや動画を見ていくうちに、気づいたらすっかりarmyになっていた私。そうか、これが推しなのか。
気づいたら動画を見ていて、気づいたら音楽を聞いている。
こうして私はようやく憧れだった推しのいる生活を手に入れることができた。
次に、メンバーを覚えるまでの私の葛藤(?)を記していこうと思う。
最初の難関は顔の区別がつかないことだった。
声が低い人、格好いいな。
声という情報から入った私。
話せば、ああこの人か、と分かるのだが、黙ると途端にわからなくなった。
例えていうなら、野球部の人が同じ顔に見えてしまう(私だけかもしれないが)ように、おじいちゃんおばあちゃんが若い子が同じ髪型をしていたら全員同じ顔に見えるような感じ。
なんか、ハマりそう。
そんな予感がしつつ、バラエティーを毎日のように楽しく見ていた。
メンバーを覚えるには、バラエティーを見るのが一番早いと思う。
音楽の映像でもいいのだが、髪色が変わりすぎてせっかく顔の特徴を覚えても、途端に振り出しに戻ることがある。
そして徐々に顔の区別がついてきた頃、次の問題が立ちはだかる事になる。
名前が多すぎることだ。
韓国アイドルあるあるなのだろうとは思うが、本名と芸名を覚えるまで結構戸惑った。
そしてファンによるあだ名のようなものまであり、誰がどのあだ名で呼ばれているのか、戸惑う人は多いのではないだろうか。
そしてそれに追い討ちをかけるかのように字幕についてくる動物。
これは・・・なんだ?
最初は覚えることが多く戸惑う。
だが、安心して欲しい。
動画を見ていくにつれて、自然と覚えていく。
恐ろしいほどに記憶に定着していく。
だから安心して見続けてほしい。気づくと完璧に覚えている自分がいる。
社会人になってから推しができた時の注意点
社会人から推しができた私のような方に注意していただきたいのは、お金の使い方だ。もちろん、きちんと管理できる人もいるのだろうが・・・
社会人で使える金額はかなり自由で、自分でしっかり管理できなければ恐ろしく貢いでしまう事になる。
初めてハマったのがkpopアイドルだった私。
何が一番怖かったかというと、コンテンツやグッズがとてつもなく多く、全て購入していたら恐ろしい事になる、ということ。
最初は何もわからず、とりあえずCDやDVDが発売されたら全種類揃えたくて購入していた。
初めて推しができたのだ。
嬉しさでいっぱいで、応援したい気持ちでいっぱいで、会えるかもしれない、直接お礼を伝えられるかもしれない。そんな思いでいっぱいだった。
が、しかし。
冷静に考えてもらいたい。
グッズは絶えず発売されるのだ。
なんなら、推しが作ったというキャラクターグッズまで販売された。
全てを揃えようなんて・・・
途中ではっと気づいた私。
そこから、本当に大事にしたいグッズだけを購入するようにして(もちろん、全て揃えたい気持ちはあったが)、あとはただただ、動画を見ながら応援することに落ち着いた。
推しがいるということ
推しができてから、私の生活は豊かになった。
何が豊かになったかというと、気持ち的に楽になったのだ。
何か辛いことがあっても、大変なことがあっても、推しの動画を見れば元気になれるし何よりも癒される。
推しがこんなに頑張っているんだから、私も頑張らないと。
頑張る理由にもなってくれる。
表舞台に出るということは、体力、精神力、その他にも様々な覚悟が必要になるだろう。
たくさん努力して、たくさん悩んで、その一つ一つを乗り越えてきたんだろうということは素人の私でも理解できる。
その中でアイドルとして頑張ってくれる彼ら彼女らに対して、応援したい気持ちや感謝の気持ち、人としてもすごいなと、尊敬の気持ちを持っている。
辛い時、苦しい時に光となってくれる存在。
応援したい、幸せでいてほしいと思う存在。
アイドルという道を選んでくれてありがとう。
生きていてくれて、ありがとう。
存在だけで救われる。
私にとっての推しは大切な存在なのだ。
推しがアイドルである必要なもちろんないと思う。
人生を豊かにしてくれる、推しがいる。
それはとてもありがたいことだと改めて感じた。
ここまでの長文を読んでくださり、本当にありがとうございます。
私にとって推しは、一言では言い表せないほど尊い存在です。
韓国語を翻訳して提供してくださる方、まとめサイトを作ってくださる方、本当にありがとうございます。
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