#12 南九州市:現役最年少議員が、県知事選で南九州市に関係あることを3分で解説してみた。
みなさんこんにちは!南九州市議会議員の日置友幸です。
さて、鹿児島県知事選が始まりました!
これから7月11日まで何かしら投稿するので、もし良ければご覧ください! ポリシーは、わかりやすく、短く。
ちなみに、、、
①ドルフィンポート ②総合体育館 ③川内原発 ④投票率 ⑤農業 ⑥観光 ⑦LGBT ⑧錦江湾横断ネットワーク ⑨馬毛島問題 ⑩防災 ⑪教育と更新してきました。
今回は南九州市編!
ずっと県のことを書いてきましたが、そもそも私は南九州市議会議員。今回は企画の趣旨とずれますが、南九州市に関わる論点について、県知事の認識を調べてみました。
1.南薩横断道
南薩横断道とは、すごく簡単に言えば指宿市役所と南さつま市役所を横に結ぶ道路です。公式には「薩摩半島横断道路」と言うのですが、巷では「南薩横断道」と呼ぶ人の方が多いので、ここではそう記します。
内容については、見てもらった方が早いと思うので、ご覧ください。
南薩の中間に位置する南九州市。この道路ができれば、南薩における南九州市の重要性はますます高まることとなるでしょう。
焦点は「新広域道路交通計画」という県の計画に位置付けてもらえるかどうか。すごくざっくり言えば、計画に入れば作られるし、、入らなければ先延ばしにされるでしょう。
これについては、全候補者中、三反園さんと伊藤さんだけが言及されております。
国道226号など、観光や生活面で課題となっている道路について、利便性の向上に向けて努力していきます。(南薩横断道路、伊作峠など) 三反園さんマニフェスト66より
薩摩半島横断道は、事業の緊要性等を考慮し、なるべく早期に現実可能性調査に取り組む。 伊藤さんマニフェストP4より
なお、伊藤さんのマニフェストでは「南薩縦貫道」についての記述もありますが、南薩縦貫道は2017年に全線開通しています。記述ミスなのか、それともさらなる整備を進めるのかは判然としませんが、これも一応南九州市に関係あることなので、記しておきます。
2.川辺仏壇
鹿児島には国の指定する伝統的工芸品が3つあります。1つは大島紬、1つは、薩摩焼、そしてもう1つが川辺仏壇です。
https://www.kawanabe-butudan.or.jp/newproduct/
川辺仏壇の生産額は年々減少の一途を辿り、最盛期の10分の1以上の落ち込みとなっています。ライフスタイルの変化や輸入品との競争が原因と言われています。
一方で極めて高い技術を持つ職人の方々が持つポテンシャルは計り知れず、新しい取り組みが起きている現状もあります。
言及している候補者は、、、
川辺仏壇など県内の伝統的工芸品産業を振興します。 伊藤さんマニフェスト58より
伝統工芸など、鹿児島の伝統と文化が息づく街づくりを推進します。 塩田さんマニフェスト、6より
直接の記述があるのは伊藤さん。直接の記述はないけれど伝統工芸品に対する記述があるのが塩田さん。このような状況です。
3.終わりに
探してみると、直接関係する項目はこの2つくらいでした。
県が市町村にできることって結構限られています。より正確に言うなら、「〇〇市へ重点的に投資する!」「〇〇市の公共事業は減らす!」というように、特定の自治体を特別扱いすることは、平等の観点からなかなかできないものです。
「県知事変わって、自分の市が特別潤った」ということは考えづらい。
むしろ市町村にとっては、その具体的な方針を決める市長や市議の方が与える影響は大きいと思います。
ということで、、、、
2023年12月は南九州市長・市議選があります!みんな、選挙に行こう!
そして、その前に7月12日は鹿児島県知事選です!投票に行こう!
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