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#9防災|現役最年少議員が鹿児島県知事選を3分で解説してみた

 みなさんこんにちは!南九州市議会議員の日置友幸です。

 さて、鹿児島県知事選が始まりました!

 これから7月11日まで何かしら投稿するので、もし良ければご覧ください! ポリシーは、わかりやすく、短く。

ちなみに、、、

ドルフィンポート ②総合体育館 ③川内原発 ④投票率 ⑤農業 ⑥観光 ⑦LGBT ⑧錦江湾横断ネットワークと更新してきました。

 第9回は防災です!

1.災害大国 鹿児島

 まずは、ともかく下のPDFをご覧ください。鹿児島県がまとめた、過去の災害です。ものすごい量です。

https://www.pref.kagoshima.jp/aj01/documents/73474_20200609090612-1.pdf

 こうしてみると、災害は様々な種類があることがわかります。鹿児島県は、地域防災計画の中で、起きうる災害を5つに場合分けしています。

①一般災害(台風など) ②地震災害 ③津波災害 ④火山災害 ⑤原子力災害

 では、防災について県はどのような役割を担えば良いのでしょうか?非常に多岐にわたるテーマですが、ここでは私なりの視点で3つのポイントを解説します。

2.県の役割

【①インフラ整備】

 一番大切なのは災害を未然に防ぐこと。当たり前といえば当たり前ですが、これが一番重要です。じゃあ、被害が出ないためにはどうするか。例えば護岸工事だったり、地滑り対策など、インフラ整備が重要となります。

【②自主防災の支援】

 どれだけインフラを整備しても、災害を100%防ぐことはできません。そして、災害直下のその瞬間において、命を守るために行政ができることは限られます。

 なので、住民による防災体制が大切になります(自主防災)。行政にできるのは、例えばハザードマップの更新や自主防災組織の支援など、自主防災体制を整えることです。

 自主防災の支援については基礎自治体(市町村)の果たす役割が大きいのですが、専門性の高い分野であるため、県からの支援は欠かせません。

 

【③医療体制の整備】

 どれだけインフラを整えて、自主防災を支援しても、被害がゼロになることはありません。その時に問われるのが医療体制。

 自分の地域の話をすれば、県立薩南病院の建て替えを控え、DMAT(災害派遣医療チーム)と災害拠点病院としての役割が大きな議論となりました。

 地域医療体制に果たす県の役割は極めて大きいものがあります。

 

【まとめ】

 防災安全に県が果たす役割は極めて大きく、知事の認識の深さがそのまま県民の命に直結します。知事候補者の認識はどうなっているでしょうか?

3.候補者のマニフェスト

各候補者の防災についてのマニフェストは大量かつ広範囲なので、選挙公報と候補者HPの該当リンク先を載せます。ご了承ください。

武田信弘さんマニフェストHPリンク (2)災害対策に主に記載。

横山ふみ子さんマニフェストHPリンク *重要施策6「災害に強い持続可能な街づくり」

青木りゅうこさんマニフェストHPリンク *命と健康を守る施策に記載あり。

三反園訓さんマニフェストHPリンク *主に、Ⅳ安心安全に生活できる鹿児島に記載あり。

伊藤祐一郎さんマニフェストHPリンク *①-2や③-3など、記述が多数。

塩田康一さんマニフェストHPリンク *8の(防災)に主な記載あり。

有川博幸さんマニフェストHPリンク *防災に関する記載なし。

 掲載は届け出順です。

 この投稿は特定の候補者を応援するものでなく、投票する方の手助けを目的としています。ご了承ください。

 あなたの1票が鹿児島を変えます!7月12日は投票に行こう!

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