むくむくと広がる思いに始動する
私は夏休みをまだ取得していない。
今年中に消化しなければならず、さて、どうしようか。
父の介護もあり、実家に帰り、介護する母の疲労を労うか。
しかし、そうでなくても度々顔を出しているし、余り私が長く滞在すると、父が疲れてしまう(私には弱いところを余り見られたくないらしく、しらずと緊張しているのは、これまでの経験から得た)。
母に旅行にでも行ってもらい、気分転換をしてもらいたいが、何だかんだと、父を残しては行けないらしい。
介護疲れで、度々イライラしている母ではあるが、奥底では父を大切にしている。
夫婦とはこのようなものだ、とよく言っている。
そんな訳で、落ちた体力を右肩上がりにすべく、登山とマラソンの大会にエントリーをしてみようかとむくむくと思った。
もう何年も山には登ってはいない。
前回は全山縦走大会に参加し、完登できたが、今の体力では到底無理で現実的ではない。
半縦走ならば、コースもまだ頭に残っているし、今から練習してもギリギリ間に合うか。
マラソン大会は初めてだが、こちらもハーフならばギリギリ間に合うか。
ランニングは今も時々している。
走る時に使う筋肉と山を登る時に使う筋肉は異なる、といわれているから心配は残る。
私のへたった身体と心を鍛えなおすべき始動してみようか。
人に負けるのは悔しいけど納得することができる。
しかし、自分自身に負けるのはいつまでも引きずりもやもやが残る。
限られた時間の中で、やれるだけやってみようかな。
30代の頃より、40代の今が、これまでの経験からあらゆる局面を多少は対処できそうな気がする。
たぶん、ね。
2024/08/21
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