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07. 教育実習、最終週前の日曜日

9月23日からの教育実習。来週の金曜日で終わり。
私の周りの人は、始まる前の私に「始まれば一瞬だよ」といった。
いや、一瞬なんてのは嘘じゃん。でもだからいい。

でも、とても意外なのは、最終週を控えた最後の日曜日の朝にこんなにも気持ちが穏やかなこと。むしろ頭はスッキリしていて、外の雨さえも深呼吸して、空気を飲み込みたくなる。


さて今日は、実習中盤ではあるけれど、学んだことがあって、その話を残したいと思う。

”嫌われる覚悟で”
よく聞く言葉。特にリーダー論を説く時に。
私も言ったことがあるし、それで自分を慰めたこともある。

でもやっぱり私は嫌われることに臆病なの。
できることならだれにも嫌われたくないし、好かれたい。ちやほやされるのは好きだし、愛されキャラの子には羨望の視線を向けちゃうもの。本音はね(笑)


簡単に言うと、実習中、男子児童にどうやら嫌われてしまったらしいの。その子はクラスで行ったら目立つ存在の男の子で、理由も本当にささいで、理不尽なことなの。

最初はきつかった。結構ひどいのよ(笑)
「おれ、嫌いだから」
「2メートル以上近づくなよ」
「○○、くるな」(小声で)
さすがに弱っちゃうよ~~って、ちょっと隠れて泣いた。だってこんなこと言われたのはじめてなんだもん。

でもね、実習班のメンバーがすごく優しいの。
「子供のころなんて、大人は理不尽に嫌いだよ」
「嫌いも好きのうち」
とかね。これらの言葉が本当に意味を持って響いてる。今。

ちょっと専門的で勉強になった話を言うと、
体育の授業で児童に嫌われることって、大切なステップで、チャンスなんだって。勝負事は負けず嫌いな児童っているよね、たしかに。そこでね、教師は悔しいと思ってくれてありがとうって気持ちで、見守って行くことが大切なんだって。


気づいたんだ。嫌いって言われたけどさ、私はどうなのよ?って。嫌われたら私は彼が嫌いなの?いいや。だってそれも可愛いし、理解できるし、いいなって思えちゃうんだもん。嫌われたけど、私はすき。それでいいって。

大切なのは諦めたり、無視したり、距離取ったりしないこと。愛があるなら、愛を持つこと。


嫌われるってとっても怖かったんだけど、関係ないなって。

”嫌われる覚悟で”

はじめてわかったよ。

実習で知れてよかったな。ありがとう。

宗教染みるけど、神様って与えられるべきことを、ちゃんと与えるべきタイミングで与えてくれるんやなって。チャンスの神様舞い降りたんかなって思った瞬間でした。


あ~月曜日からの最後の一週間、頑張るぞ~~~!!!

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