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NITO Counsulting株式会社|品質の学校
2020年5月8日 12:01
設備管理の基本 品質の高い製品を安定して生産するためには、製品を生み出す機械・設備をいつも正しい状態で管理することが重要です。人の健康管理のように、健康な状態を維持できるように、設備の健康管理も日常的な取り組みがかかせません。 設備の健康管理は、機械の状態を数値で定量的に把握することのできる設備メーターの管理によって行います。設備メーターの管理では、製造する製品に応じたパラメーターの設定値が検
2020年5月5日 15:25
検査は、不良を排除するために欠くことのできないものですが、いくつかの種類に分類できます。 製造プロセスに着目して分類すると、受入検査、工程検査、最終検査、出荷検査に分類できます。また、検査数量に着目すれば、全数検査、抜き取り検査、チェック検査に分けられます。 検査の性質による分類では、破壊検査、非破壊検査、官能検査に分けられますし、検査場所による分類では、定位置検査、巡回検査、持ち込み検査
2020年4月22日 15:12
梱包不良対策の基本 梱包工程にまつわる不良は様々ですが、ここでは次の5つに分類して原因と対策について考えてみます。1.梱包状態によるもの梱包強度の不足や梱包保護材の不足により発生する不具合です。2.ヒューマンエラーによるもの作業手順の間違いや員数間違い、同梱忘れにより発生する不具合です。3.異物混入によるもの虫の混入や作業ツール、作業者の所持品の混入により発生する不具合です。
2020年4月16日 10:03
品質管理の目的 品質管理の目的は、 ①外部から工程に不良を入れない ②工程で不良を作らない ③不良は外に出さないことです。それにはどうすれば良いのでしょうか? 工程を乱す最大の要因は「ばらつき」です。一定のペースで工程を流すことを邪魔する「ばらつき」は、生産の4要素である4Mの変動によって引き起こされます。4M変動をうまく捉え、コントロールすることによって不良の発生を未然に防ぐ事が出
2020年4月13日 09:34
部材保管管理を構成する5つの要素 部材の保管管理は、図にあるような5つの要素から構成されています。 まず、前提条件としての「5S」です。現場の5Sは全ての管理の基本となってきます。そして「保管環境」「荷扱い」「保管条件」の各要素があり、それを現場に徹底するための「現場の教育」が支えるという構造です。Ⅰ. 5S 5Sの徹底は、部材の保管管理の前提条件となります。5Sのルールが明確になって
2020年4月8日 11:07
識別管理とは 識別管理とは、ものを「区別」して、そのものが何であるかを第三者にもわかるように「表示」することです。識別管理は、工場管理の基本中の基本であり、これが出来ていないと、 ・不良品が良品に混入する ・不良品が市場に流出する ・工程が飛ばされ未加工のまま次工程に送られるなどのトラブルを引き起こしやすくなります。識別識別とは、どの状態のものかが区別されていることを言います。例