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貧乏は自己責任かどうかについて

以前(かなり昔)にTwitterで貧乏が自己責任かどうかをアンケートで取ってみました。約67%の人が貧乏は自己責任だと思うという結果になりました。

まあ、貧乏の人は知らず知らずのうちに貧乏になってしまう行動をしてしまっているので自己責任と言っちゃ自己責任なのかもしれないですね。

しかし、貧乏というのはどのくらいの人が自力の努力のみで脱出出来るのだろうか? そもそも貧乏の家庭に生まれたら、誰が貧乏の抜け出し方を教えてくれるのだろうか?

貧乏家庭の親は貧乏の抜け出し方を知らないから貧乏なのではないかと思う。

そうなると子どもは貧乏の抜け出し方など当然に知る由もないので、貧乏は自己責任というのはあまりにも酷な気がしてならないと思います。

お金持ちの家庭に生まれたら、子どもは親にお金の使い方や守り方を教わるはずなので、さらにお金が増やしていくことが出来ます。

貧乏の子どもとお金持ちの子どもは、この時点でお金の知識にかなりの格差があると思いますね。

貧乏の子どもはお金の知識を知らないまま大きくなってよく分からない社会へと放り出されることになります。

そこで稼いだお金はとりあえず毎月使えるだけ使う。

類は友を呼ぶとは良く言ったもので、貧乏の人の周りには不思議と同じような人が集まってきます。

そこで良くないお金の使い方を学んでしまうのだ。こうした環境のせいで貧乏を強いられている人がこの世にいるのでは無いかと思う。

貧乏人が貧乏を抜け出せるきっかけは、運良くお金について詳しく教えてくれる良い人に巡りあったり、運良く宝くじに当たってそのまま逃げ切ったりと結局のところほぼ運になってしまうと思いますね。

お金持ちの家庭に生まれた子どもはとんでもない豪運と言って良いと思う。ここまで聞いてもう1度貧乏は自己責任なのかどうかを考えてもらいたいです。

貧乏は結局のところ運でほぼ決まってしまうのだと思いますな。運は生きていく中で色んな要素が複雑に絡み合って決められていくと自分は思います。

この日この瞬間にこういう出会いがあったとか、こういうことが起きたという毎日の小さな要素が積み重なって運になっていくのだと思う。

貧乏な人が貧乏を抜け出すには、毎日プラスになるような体験を積み上げて、それが積み重なった状態でどこかしらのタイミングで打開するという以外に方法はないです。

でもそんなことはなかなか難しい。プラスになる体験と言ってもそれが本当にプラスになっているかどうかなんていうのは時間が過ぎてみないと分からない。

だからこそ今の状況を甘んじて受け入れて死んでいくのかもしれません。

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