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台本『脱輪氏の「推し活」論 「資本主義リアリズム」から「生活のアナキズム」へ』

要点まとめ
・推し=購買行動は好きに評価を下す(批評)責任を免責する
・自由/多様性概念の運用上の失敗→不干渉の原則から不感症の怠惰へ
・暴力と加害性を引き受けることなくして他者と関わることはできない
・”ひろえもん”的コスパニヒリズムは未来の自己否定へと行き着く
・「環境管理型」権力(東浩紀)の危険性
・「天使化」やコスパニヒリズムに潜む「代理満足」(フロイト)の心理
・オタクならぬ「推し活者」の消費をめぐる強迫観念
・twinpale(ツインペイル)『ショートケーカーズ』から読み解く代理満足としての消費
・資本主義システムを内側からハックする、過剰な贈与としての"お茶代"

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