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循環型社会におけるオムツを妄想

他の三つ子の方のツイートを見て、ふと思ったことがある。妄想してみた。

三つ子のうちの一人のオムツのサイズかSからMになったそうだ。買い置きしているSサイズのオムツは、残りの二人で消費しきれるか微妙とのこと。。。

振り返ってみると、我が家の三つ子は、あまり差がなくSからMへと移行した気がする。自分が、気がついてないだけ?たまたま妻の在庫管理がうまく行っただけ??というツッコミは、受付ない。『なんて親思いな三つ子たちだったんだろう。』と三つ子への感謝の思いが、溢れてくる。といってる今もオムツが取れたわけではない。LとMのサイズの切り替わりにビクビクしている。

我が家のオムツ事情を少し振り返ろう。三つ子たちは、小さく生まれた(極低出生体重児二人、低出生体重児一人)ので月齢の割に小さく最初はSでも大きいくらい。NICUの看護師さんに教えてもらって折返しながらの装着したりもした。あるタイミングで、サイズアップしてからは、Mサイズの期間がとてつもなく長かった気もする。現在進行中。そして、仕入れは、業者のよう。アマゾンの定期便で届いたら、まずは開梱作業。そう。ダンボールで届くのだ。途中からは、生協に切り替えて毎週定期的に。どっちが良いのかはわからない。さらには、その使用後のオムツの量。夏場なんかはニオイ対策として、オムツ臭わない袋を買って対策。45リットルのゴミ箱がオムツ専用に。そんな状況になっていました。

さて、ある三つ子パパのツイートや我が家の振り返りからもみえてくるようにオムツの在庫管理や廃棄は、本当に苦労が多い。更には、保育園のオムツ事情も課題だ。名前を書いてその日使用する量を持参しないといけない。我が家は保育園と相談して名字だけにしてもらって、三人はシェアという形にしていた。これもよく考えるとたまたま三つ子でサイズが同じだったり、名字がそんなに複雑じゃなかったりと、たまたま、うまく行っていただけかもしれない。保育園オムツ事情でいくと、使用済みオムツの持ち帰り問題もある。自分の住んている自治体では持ち帰りの必要はなかった。しかし、依然として持ち帰りの自治体があるというニュースを聞いたりもする。

以上から、オムツには、使用前の調達にも使用後の廃棄にも課題があると思う。
オムツの使用、調達については、すでにオムツのサブスクというものが存在している。とある自治体では、保育施設に対してそのオムツのサブスクリプションサービスを採用しているケースもあるそうだ。自治体がオムツの調達に取り組むのは、理にかなっていると思う。
一方、オムツには、利用後の処理が存在する。子どもだけでなく、介護や病院といった大人向けのオムツの廃棄の問題も絡んでくる。回収、リサイクルに関しては、オムツメーカー、大学研究室などなどで活発に研究がなされているようだ。

オムツのサブスクリプションサービスの業者は、オムツの回収、リサイクルまでは、見据えられていないかもしれない。オムツの回収、リサイクル業者は、供給側サブスクリプションサービスに取り組むのは難しい。供給から廃棄まで全体として取り組めるのは、自治体の方だろう。

積極的に施設向けのオムツのサブスクリプションに取り組み、回収廃棄orリサイクルまでワンストップサービスを実現できた自治体が、あれば循環型社会を実現しているとして体外的なアピール度合いは、大きい。そして施設だけでなく、子育て中や介護中の個人家庭向けにもamazon dashのようなボタンひとつで発注できたり、「アレクサ〇〇買っておいて」のように、「〇〇(市区町村名)、オムツ持ってきて」とスマートスピーカに話かけると翌日には届く。可燃ゴミの日じゃなくて、資源回収の日に出して置くと回収して、リサイクルに回してくれる。保育施設向け、介護施設向け、個人向けオムツの利用および廃棄の循環型サブスクリプションモデルの実現。そんな世の中がいつか実現される日を期待したい。

明石市では、0歳児向けのオムツの定期便がある。これは、見守りも兼ねているので対面受け取りが必要な模様。確かに見守りを兼ねるならば対面が必要だ。今回、ダラダラ書かせてもらったのは、オムツの循環型社モデルを念頭に書いたので置き配でも十分な気がする。

メーカー、研究機関、自治体が力を合わせて成功例を作りだし、それに右にならえで広まる姿オムツの循環モデルを期待します。きっと最初の成功例には、思い切った首長さんのいる自治体で予算をつけて試行錯誤があるはずです。素晴らしい成功例には、国から助成金を出したり、国の税金で補助したりしてもいいんじゃないかな。それとも、自治体がクラウドファンディングでお金集めたりとか。

そんな妄想をしながら今日も三つ子にオムツを履かせている。

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