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宇宙兄弟と育児

漫画。宇宙兄弟を読んでいる。宇宙に憧れる兄弟の物語だ。

宇宙で宇宙飛行士たちが船外活動している描写があった。

宇宙飛行士たちは、必ずバディと呼ばれる二人一組で行動する。その時、宇宙船には、司令塔のメンバーがいる。地球上には、宇宙飛行士たちをリスペクトし、その活動を支えるスタッフがいる。多くの人たちに支えられ船外活動は、行われる。

宇宙飛行士たちは、過酷な選抜試験を乗り越えた精鋭たちだ。そんな宇宙飛行士たちは、訓練に訓練を重ねた目の前の作業に集中し、時にはトラブルもあるが困難を乗り越え、任務をやっとの思いで完遂する。

宇宙という夢に向かって、笑いあり涙ありでストーリーが展開されていく。とても読み応えのある物語だ。大好きだ。


世の中の多くのママたちは、ワンオペと呼ばれる状態で行動する。家に帰っても支えてくれるメンバーはいない。世間には、子育て政策より既得権にすがる政治家を始め、子育てを支える空気感は少ない。そんな状態で、ママたちは、サポートを感じることなく目の前の育児を一生懸命こなしていく。

ママたちは、過酷な選抜試験をくぐり抜けた精鋭たちというわけではない。そんなママたちはやったことのない初めての育児を、日々の家事と平行しながら行い、毎日トラブルだらけのなかやっとの思いで過ごしていく。ずっと。

子どもの成長に向かって、笑いあり涙ありでストーリーが展開されていく。とてもやりがいのある人生だ。大好きだ。とはなりにくい。


核家族化が進み、子育てが孤育てになりがちな現代。子育てを支える空気感は少ないとはいえ、世間では、少子化の問題が話題となり、事件をキッカケにしているかもしれないが、シッターの問題も話題になっている。多胎育児のサポート運動や、賛否あるにせよ給付金の話もある。少しずついい方向に向かっている。と信じたい。

自分は、妻とバディを組んで、三つ子の子育てというトラブルだらけの毎日を笑いあり、涙ありのストーリーにしていきたい。




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