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「すじがきのないドラマ」っちゅーやつ。

今日4/18、わが応援する千葉ロッテマリーンズは、
#StayHomeWithMarines の企画の一環として、Marines Watch Partyと題した過去の試合を見ながらSNS、コメントで盛り上がろう、という企画を予定している。

もちろんこうした企画で同窓会で集まった仲間のように、あのときああだったこうだった、と盛り上がることは、この新しい試合が開催されない状況下で楽しむ1つの方法としてはよい試みなのかもしれない。

しかし。

どうもこうした過去の試合を見て盛り上がろう、という企画にいまいち乗り切れない自分がいる。

何が足りないのか。

当たり前だが、結果がすでに分かってしまっていることである。

自分は、子供のころからどこかのチームに親に連れられて行っていた、というような形ではなく、スポーツ観戦にはまり始めたのは社会人に入ってからと、比較的遅い方。

それまでは根っからのテレビっ子で、ドラマ、バラエティ、クイズ番組とさまざまを見る生活。

それにちょっと飽きがきていた中に気づいたスポーツの魅力。

それは、スタートした段階では結末がわかっていないということである。

その結末がわからない時間を共有できるからこその興奮があり、ある時は喜び、あるときは悔しがり。

わざわざ思い通りにならない時間に自分から入り込むからこそ、そこでしか味わえない気持ちがある。

そしてだからこそ、望む結果に向かえるようにチームを、選手を、かかわる人たちを応援していきたくなる。

そこにすっかりはまって現在では各チームのファンクラブにも所属してまで応援を行うようにまでになった。

そうした興奮を今年なかなかみんなで共有できない日々はなかなか寂しい。

でも。

考えてみれば、このなかなか開幕できない現状というのも、結末のわからない試合を迎える状況と、一面では同じなのかもしれない。

もちろんスポーツ以上に過酷な状況に置かれている方がたくさんいらっしゃる中、そんな心持ちで現状をとらえるのは簡単なことではない。

しかしながら、スポーツ関係者の方々、試合ができない中、様々な発信を通じてこの結末がわからない現状に対しての取り組みを行っていただけているのは事実。

今、この瞬間にも、試合は行われている。

望む結果がやってくるよう、我々もこうしたきっかけを通じて応援していこう。



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