【メルマガアーカイブ】#4 哲学を楽しむきっかけに～『史上最強の哲学入門』
毎日stand.fmにて読書録を配信しておりますひのたけです。
こちらのメルマガでは、毎日ではとても追いつかない…という方に向け、
ほぼ週刊で、特に紹介したい1冊を取り上げてテキストにてお送りしてまいりたいと思います。
今回ご紹介するのは
#4 哲学を楽しむきっかけに～『史上最強の哲学入門』
オススメ度：★★★★★
こちらをお読みの皆様は哲学と聞くとどう感じますでしょうか。
難しいな、何を言っているかさっぱり、といった方も少ないないのではないかと思います。
そんな中飲茶さんの書かれたこちらの『史上最強の哲学入門』。
面白い構成で各哲学者の主張をわかりやすく紹介しています。
よく「知の格闘技」などという比喩をされることがありますが、
この書はまさにそうした各テーマに対して格闘技のような形でどんどん哲学者が登場し
自らの主張を繰り広げる形式で、その哲学者が何を考えているのかを分かりやすく紹介しています。
テーマは
・真理の「真理」
・国家の「真理」
・神様の「真理」
・存在の「真理」
の4点。
これだけ見ると難しそうに思えますが、しっかりそこは親しみやすいキャラ設定を各哲学者に与え、
ボリュームもそれなりにある本ですが結構テンポよく一気に読める良書です。
ぜひ手に取ってみてください。
史上最強の哲学入門 飲茶
東洋編もあります（少しこちらの方が上級編かも）
史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (河出文庫)
また、もう少しわかりやすさを増した、14歳からの哲学入門も面白いです。
14歳からの哲学入門: 「今」を生きるためのテキスト (河出文庫)
哲学について考えるきっかけとして、お使いになっていただけるとよいのではないでしょうか。
それでは、また次号をお楽しみに！
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