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【メルマガアーカイブ】#31 コーチは指導より「導き」~『神コーチング』

毎日stand.fmにて読書録を配信しておりますひのたけです。

こちらのメルマガでは、毎日ではとても追いつかない…という方に向け、
ほぼ週刊で、特に紹介したい1冊を取り上げてテキストにてお送りしてまいりたいと思います。

今回ご紹介するのは

#31 コーチは指導より「導き」~『神コーチング』

オススメ度:★★★★★

本日は侍JAPANのヘッドコーチを務めていらっしゃる白井一幸さんの書、
『神コーチング』をご紹介です。

こちらの存在を知ったのは、先日の音声配信プラットフォームvoicyでの星渉さんとの対談です。
星さんも「神」シリーズがベストセラーとなっている作家さん。
インタビューの中でもタイトル付けにそれが影響している、というお話もありました。

白井さんについてはもともと存在自体はうっすらと聞いたことがあったのですが、
改めてお話を伺って、本当に理想的なコーチであることが感じられました。

アメリカで学んだコーチングを特に自らの出身チーム日本ハムに落とし込み、
その門下生が軒並み活躍をされていきました。

コーチと言いますと、どうしても日本では厳しく指導をしていくことがまだまだ多いですが、
白井さんの指導は、押し付けるよりも自分で考えさせる、ということを大切にしていらっしゃるのが
この本からもよく伝わってきます。
答えは自分の中にしかない。
それを発見する手助けをするのがコーチの役割、というのを繰り返し伝えていただけています。

日本でコーチを始められた当初はそれでは甘いのではないか、という意見もあったそうですが、
それをしっかり結果でひっくり返したところがまた素晴らしい。

この本はそうしたマインドにとどまらず、具体的なセリフを紹介し、
そうしたコーチングの実践に続けられる内容となっています。

部下指導や人との接し方をブラッシュアップしたい方にはぜひ読んでいただきたい本になります。

また、関連本として、同じ日本ハムでもコーチを務め、今シーズンロッテの監督に
就任した吉井理人氏の『最高のコーチは、教えない。』も同様のマインドが学べる本かと思います。
ぜひこちらもご覧になってみてください。

神コーチング 人が育つ言葉

最高のコーチは、教えない。

ひのたけ(日野剛俊)
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