高濱正伸×大嶋啓介 メシが食える大人に育てるため親が今できること（2020.05.06）
※ヘッダーは公式様の一部を使わせていただきました
5/4～6で行われております人間力サミットの文字おこしです。言い回しはそのままでない部分も多いです。
アーカイブも残っているようなので、雰囲気まで含めてごらんになりたい方はこちらをどうぞ。
＜紹介など＞
大嶋さん（以下敬称略）:日本一子どもたちの才能を伸ばしてこられた花まる学習会の社長
出会いは2年ほど前 どうしても人間力大學で講演してもらいたいとオファー
反響がものすごかった
どういう親の姿が大切かを気づかせてくれた
Q.コロナをどうとらえているか
高濱:1月のころは普通のカゼと変わらないじゃないかと思っていた
山中教授（iPS細胞の）が恐れているのを見てこれはまずいと感じた
長期化し最悪2～3年学校に行けなくなる可能性も
家に居続けても教育を続けられる仕組みを急ピッチで整備
スタッフにも無人島に流れ着いた状態 その中での生活だと伝えている
周りからはここまでの勢いで変わった塾はないと言われている
他はトップの感覚がまだマヒしているところも いいスタートは切れたかと思っている
Q.教育の世界で活動するきっかけ
①自分は三浪四流のピーターパン状態だった
映画、落語など熱中を繰り返す20代
そうした中でも子どもに関心
②30年前にメシを食えていない大人があふれはじめていた
成績、偏差値でない人間力を育てる教育が大事と感じて33歳で始める
現在は生徒がざっと20000人
Q.子育ての観点からコロナをどう見ているか
近所の母親からも怒鳴り声が聞こえる
24時間いっしょにいることに耐えられなくなっている
24時間ベタでいるのは不可能 そういうものだと認識する
登山の時も大事なのは体力でなく心と言われていた
仲間とずっといっしょで仲がよくても3日くらいでイライラしだす
逆境経験が生きる
今こども、20代くらいは今後のやり遂げる力が違ってくる
とにかくつながることが大事
我が家だけで完結しようとしない
HUC 母親アップデートコミュニティ
ネット上のつながりでも救われる
10人集まると1人をいじめだす構図になってしまいがち
神ルール＝「否定しない」
母親は不安が泉のようにわきでる仕事＝それを受け止める
Q.才能を伸ばすには家族が明るい 特にお母さんの笑顔が大事
旦那は奥さんを笑顔にするのが仕事、という話があったが
なぜ笑えないか 地域力の崩壊
旦那が奥さんを笑顔にするのがいちばんいい関数
ニコニコになるときはどういうときかを書き出す
男側に全くない感性を持っている＝コウモリだと思う
目が見えなくても飛んでぶつからない
相当な想像力をもって考える
ニコニコになっていないのは何か間違っているということに気づく
女子会でログを取ってみる 脈絡のなさ
意味ないじゃん感に陥ってしまう
子どもをいろいろな人に出会わせる
花まる学習会では学年、性別をごっちゃのグループにして2泊の旅をさせる
それが成功体験、自信に
こうした中で広島の無人島を購入
何にもないところに生きる経験を（まずは大人から 道づくり、釣り場づくりなど…）
素晴らしい人=逆境を楽しめる人
Q.6歳までの教育が大事という話を聞いたことがあるが
自信と集中力
没頭していることを止めない
子どもなりの関心でやっていることを決めてやりきる力
言葉がけ 大人たちがどういう言葉を使っているかが子どもの学力と直結
伸びる家は文化として使う言葉に厳しい
「楽しい」と「うれしい」の違い
「お母さん、水」を許すか許さないか
きょうだいがいれば上が下を教育する 最初の子への言葉の環境が大事
※思春期の「学校どうだった」「ふつう」はまた別
Q.学校で講演していて自己肯定感が低い子が多いがどうしたらよいか
1日を「よかったね」で終わらせる
けんかした→きずなが深まった
成績が良くなかった→どこができないか気づけた よかったね
逆境もポジティブに
ネガティブな人は同じものでもネガティブに見てしまう
運動神経のよい 足の速い人は別枠 よくほめられる
Q.朝の習慣としておすすめはあるか
小1はじめに宿題をごはん前にやる習慣をつける
宿題ができない家庭はどんどんたまって腹が立ってきてしまう
1つきちんとした習慣をつける
父と子が簡単なマラソン、運動をする
子どもは走ることが基本好き 遊びをいっしょにやってくれるひと、という気持ちに
Q.才能を伸ばすコツ
集中力が大事
ずーっとやれる力
なんでもいいのでそうした経験を持っていると他につながる
Q.人間力とは
目の前の1人を幸せにしてあげられる力
入ったチームを最高にする
Q.1年後の予祝
無人島人気爆発
自分は夏の1か月のサマースクールに行きたいために11か月教育をやっているようなもの
花まる学習会
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