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【メルマガアーカイブ】#51 知の巨人の頭の中~『アウトプット思考』

毎日stand.fmにて読書録を配信しておりますひのたけです。

こちらのメルマガでは、毎日ではとても追いつかない…という方に向け、
ほぼ週刊で、特に紹介したい1冊を取り上げてテキストにてお送りしてまいりたいと思います。

今回ご紹介するのは

#51 知の巨人の頭の中~『アウトプット思考』

本日はコンサルタントとして長年活躍され、思考法の著書を多数出版されている
内田和成さんの『アウトプット思考』を取り上げます。

自分もそうなのですが、どうしてもこの情報社会、インプット過多に人間はなりがち。
そんなインプット中心の考え方から、自分の目的に応じた必要最小限のインプットを
アウトプットを通じてしっかり生かしていく、という方法を述べた書になります。

そのためにはまず自分の目的にあったインプットをしっかりしぼること。
そしてアウトプットの方法をしっかり身につけていくことが大事である、というのが
この本を通じた考え方になります。

そのための具体的な方法として非常に興味深かったのは「20の引き出し」という頭の中の整理。
自分の頭の中に名前をつけてテーマを20個ほど設け、その話に関連する話題を
頭の中にため込んでいき、そのつながりを狙っていく、というものです。

内田氏が大事にしている考え方は「スパーク」というもの。
一見関連性がないものがつながってイノベーションを生む考え方の氏なりの表現です。

そうしたうえでも、ある程度の情報整理を行ったうえで
忘れてしまう情報はそのレベル、というある意味割り切りも含め情報をためていく、
という考えが氏の無駄ない考え方につながっているのだな、と感じました。

ぜひこうした考え方を学びたい方は手に取ってみてくださいませ。

アウトプット思考 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術

また、氏の代表作、『仮説思考』もおすすめです。

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

ひのたけ(日野剛俊)
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