見出し画像

公安9課的に家事を考える|#スタンドプレーから生じるチームワーク

hinose(ヒノセ)です。

普段はテレビっ子なのですが、
最近はテレビから離れており、
"攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX"
を夜な夜な観返していました。

観る度にいろいろな気づきを与えてくれるのですが、
改めて思った事がありましたので、
「公安9課的家事」という切り口で自分の気持ちをまとめたいと思います。

***

スタンドプレーから生じるチームワーク

発端はあまりにも有名な以下の名言からです。

我々の間には、チームプレーなどという都合のよい良い訳は存在せん。
有るとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ。

観た事がない方は1度観ていただきたいのですが、
簡単に状況を説明しますと、
荒巻大輔という登場人物の部下が、
確信はないものの何か思う事があり独自の判断で動く事を荒巻に伝えた際、
それを許可した荒巻が言った言葉です。


補足させていただきますと、
各々が主体的に考え最善と思った行動をとる事(スタンドプレー)で、
必然的にチームワークが生まれ、
結果的に目的達成の最善策となる。

という事を表した名言であると思っています。

チームプレーという言葉は響きはとても良いのですが、
チームで動く事を前提として考えているため、
融通が効かなかったり、応用しづらかったり、
タスクの擦り付け合い、責任転嫁の口実にもなりかねないと思います。

この名言は仕事に絡めて語られる事もありますが、
(私の元上司もよくこの名言を口にしておりました。)
目的を共有したチームで動く場合は当てはまる
と思っており、
それは夫婦というある種のチームにおいても例外ではないのでは?
と、思うようになりました。

***

公安9課的に家事を考える


夫婦(家族)で暮らす上での家事における目的とは、
"夫婦がよりよく生活すること"
だと思っておりまして、
ほぼすべての家事は"夫婦がよりよく生活すること"に通じていると思います。

公安9課的に考えると、
目的を共有し、

各々が主体的に家事をし、
そこから生まれるチームワークで対応

することであり、

基本的には各々がそれぞれ自主的に考え行動するスタンドプレー。
スタンドプレーの結果としてのチームワークなのではないかと。



スタンドプレーという事は、
つまり、個に判断をゆだねる事になるため、
やる人はやるし、やらない人はやらない。
結果的に自分ばっかりやってる。相手は何もやってくれない。
と思われるかもしれませんが、
それでは「公安9課的家事」ではありません。
(それは広い意味での都合の良い言い訳としてのチームプレーであると思います。)

我々の間には、チームプレーなどという都合のよい良い訳は存在せん。
有るとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ。

この名言の下敷きには、
スタンドプレーの元となる、
個の主体性や能力・スキル、相手への理解・信頼感があり、
いわば前提条件になっているため、

・家事をする目的の共有
・名もない家事の認知、相手が気づいていない家事の共有
(自分が知らない所で対処され続けていた家事の認知・共有)
・それぞれの家事以外のリソース確認
(共働き、専業主夫/主婦など)
・相手がどのような家事が得意で苦手なのかを理解、共有
・自身が苦手な家事の克服とスキルアップ


を夫婦で理解・共有し、
各々が主体的に家事に向き合う姿勢が重要であり、
スタンドプレー、ないしはその先のチームワーク向上に
間違いなく影響してくると思います。



家事をタスク毎に1つ1つ捉え分担し処理している限りは、
チームプレーの枠内でしかなく、
それぞれに、ないしはどちらかにモヤモヤが残る可能性はあると思います。

これも何事においても言えることかもしれませんが、
家事においても個の主体性が重要なのかもしれません。

***

あとがき

我が家では家事を基本的に以下のように分担しています。
(記事執筆現在、妻は妊娠中のため分担も例外対応中。)

・hinose担当
 洗い物全般、お風呂掃除、トイレ掃除、洗濯機セットなど

・妻担当
 
夕食の準備、洗濯物たたみ/収納など

・その他
 朝食/昼食の準備、献立決め、買い物、洗濯物干し、
 愛犬周り全般、床/フローリング掃除などは2人で担当

ですがこの分担も厳密な分担ではなく、
手が空いている時に気づいた家事は分担外であっても対応する
という対応をとっています。

また、名もない家事への対応についても同様です。
基本的には私よりも妻の方が綺麗好きですので、
妻が気にかけてくれて掃除してくれている事がほとんどです。

厳密に役割を決めるでもなく、
かと言ってそれぞれの役割を曖昧にするでもなく。

夫婦というチームにおいて、
スタンドプレーから生じるチームプレーを前提とした家事を
これからも続けていけるとよいなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?