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伝え方が9割をシナリオで見ていこう

黒い子猫がこちらを見ている。

やぁ、皆さんこんにちにゃ。どうもハピネスだにゃ。今日も皆さんと本の内容を一緒に見ていきたいと思うにゃ。今日もシナリオ形式で見ていこうと思うので楽に漫画でも見る程度の感じでゆっくりしていってもらえたら嬉しいにゃ。

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人は伝え方が9割

「ゆうき、起きるにゃ。今日も夢の中で本の要約をしてにゃるから起きるにゃ」

「……ふわぁ、今日は猫の姿のまんまなんだ。それで今日は何の本について解説してくれるの?」

「ゆうきは意外と順応性が高いのにゃ。夢の中とはいえ、猫がおしゃべりしているっていうのににゃ。今日は伝え方が9割という本を一緒に見ていこうと思うにゃ。ゆうきは伝えたいことが相手に上手く伝わらなくて、やきもきしたことってないかにゃ?」


「うーん、上司にスケジュール的にギリギリなのを上手く伝えられなくて、仕事が山のように……。……はぁ。でもそれって、性格の問題だろ。僕達がどうこうできる問題じゃないだろ」


「……ふっふふ。甘いにゃ。チョーチュールを貰っている時の私の顔よりも甘いにゃ。それを今から説明してにゃるからしばし耳を傾けるといいにゃ」

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伝え方が9割における大事な最初の3つのステップ

まず、相手に伝えるためには最初に三つの大切なことがあるにゃ

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・自分の頭の中をそのままコトバにしない

・相手の頭の中を想像する

・相手のメリットと一致するお願いをつくる

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「へー、具体的にはどうすればいいんだい?」

そういうと思って、ゆうきの頭にありそうなことを私がまとめてきたにゃ。

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仕事が忙しい×

寝たい×

癒されたい〇

リラックスしたい〇

肉球を触りたい〇

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その中で、私の目標がゆうきに遊んで欲しいっていう場合

この中から選んで相手に提示するにゃ。

「肉球を触らせてあげるから、猫じゃらしで遊んでくれにゃいか?」

「……えっ肉球触らしてくれるの?なら遊んであげるよ」

「触らせないにゃ。あくまで例だにゃ。これを元にゆうきも自分で例を考えてみるにゃ」

「うーーん」



僕の目標をハピネスに爪とぎを爪とぎグッズでしてもらうことにしよう

猫の爪とぎの理由も考えてみよう。

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もっとかまってほしい〇

破壊したいにゃ♡×

家のもの全て私の遊び道具だにゃ❤✕

もっとチョーチュールを食べたい〇

マーキング〇

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「もし、ハピネスが爪とぎグッズで爪とぎしてくれたら、壁の修繕費がなくなるから、もっとチョーチュールあげられるようになるのになぁ」

「…………気をつけるにゃ。もっと、あれ食べたいにゃ」

「本当に頼むよ、ハピネス」

「ごほんにゃ……とまぁこんな感じだにゃ。これがおおもとの基礎となるから絶対に忘れるにゃよ」 

三つの切り口

「次に教えてあげるのにゃは、7つの切り口のうち3つにゃ」

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・相手の好きなこと

・選択の自由

・認められたい欲

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切り口①相手の好きなこと

まず一つ目の相手の好きなことはさっきやったにゃ。これを使って、上司からの無理な仕事を上手く躱す方便を考えるにゃ。

「うーん、もう他の仕事で手一杯です、とかだと今までと同じだから……」

「今、手持ちの案件、次もうちに任せてもらえるようにクオリティ上げています。会社の利益のためにも手持ちの案件に専念させてもらえませんか?」

「いい感じだにゃ。会社的にも継続案件が続くことは、いいことだし、そういった案件は部下に任せた上司の評価も上がったりするからいい感じだにゃ」

「なるほど、少し分かってきたよ」

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切り口②選択の自由

二つ目は選択の自由にゃ。これは、人間の特徴を使うにゃ。

二つの例文を出すからゆうきが私に餌を買ってやりたくなった方を選ぶにゃ。

「にゃあ、ゆうき。チョーチュール買ってにゃ。お腹すいたにゃあ」

「にゃあ、ゆうき。チョーチュールとイニャバのささみかがあるにゃ。どっちでもいいから買ってくれにゃ」

「どっちの方が買いたくなったにゃ?」

「断然、下だね。でも何でだろう?」


「人は選択肢が二つ以上あるとその中から選びたくなるという悲しき性を持って生まれているにゃ。上の方だと買うか、買わないかの判断ににゃるけど、下の文章だとチョーチュールかイニャバかのどっちか買うという選択肢にすり変わっているにゃ」

「なるほどな。勉強になるよ」

「これを使って、ゆうきも何か例文を作ってみるにゃ」

「うーん、そういえば、職場のフロントに気になる子がいるんだよなぁ」

「ふーん、私がいるのに浮気とはいいご身分だにゃ。とりあえず誘ってみるにゃ」

「いや、そういうわけじゃなくて……。そうだなぁ。あの子はラーメンが好きって言ってたなぁ」

「あの、新しく出来た美味しいラーメン屋があるんだ。今週の金曜か、来週の土曜か空いてたりしない? もし良かったら一緒にどうかな?」

「いい感じだにゃ。今のは一つ目の相手の好きなこと二つ目の選択の自由を上手く使えているにゃ。切り口を組み合わせていくことでより強く相手に印象付けていくことが可能になるにゃ」

「いやぁ、本当に勉強になるよ」

「ふふっ、伊達に歳はとっていないにゃ」

「えっ、ハピネスって子猫だよね」

「き、気にするにゃい。さぁ、最後の認められたい欲を見ていくにゃ」

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切り口③認められたい欲

認められたい欲とはその名の通り、人間の認められたい欲求を刺激していくことをいうにゃ。例えば、上司からこう言われたらどうにゃ。

「叶、お前の納品した商品、先方から大好評でな。向こうでもかなりべた褒めらしいんだよ。……それでな、実は、そこの系列会社からもお前宛てに依頼が来てるんだよ。お前も忙しいとは思うんだが、頼めないか?」

「こういう依頼をされたらどうかにゃ?」

「……他の仕事が納期ぎりぎりでも安請け合いしてしまいそう……」

「つまり、相手のそういった欲求を上手く刺激するんだにゃ。ゆうきも何か私に対して使ってみるにゃ」

「ハピネスは本の要約もできて、分かりやすく伝えてくれるから本当に頭が良くて助かるよ。そんな頭の良いハピネスだから、爪切りの重要性もきっと分かってくれると思うんだ。今度爪を切らせてくれないかな」

「……分かったにゃ。やっぱり教えるんじゃなかったにゃ」

「ははっ」

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「ふわぁ、良く寝た。今日も変な夢を見たよ。あれ、どうしたハピネス、前足を出して……。爪を切らしてくれるのか? 分かったよ。本当に爪とぎグッズで爪を研いでくれるならチョーチュール買ってやるからな」

「にゃあ」

最期に

本当はもっとテクニックが本書にはいっぱいあるにゃ。

でもここで紹介できるのはここまでにゃ。

他にも知りたい人がいれば、是非本書を買ってみるにゃ。

出典

まんがでわかる 伝え方が9割

 著 佐々木圭一

シナリオ 星井博文 作画 大舞 キリコ






いつも読んでくださってありがとうにゃ。 ゆうきみたいに本を読みたいけど、実際は読めていない人の為に記事を書いているにゃ。今後も皆が楽しめるようにシナリオ形式で書いていきたいにゃ。 みにゃさんが支援してくれたら、最新の書籍に関してもシナリオにできるにゃ。是非頼むにゃ。