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ずっと興味があった覆面調査のバイトを1回やって辞めた話

覆面調査バイト、10年前ぐらいから興味があったんですよね。


覆面調査とは、簡単に言うと「調査員であることを隠して、お客さんとして企業の接客/商品について調査する」バイトです。指定された調査内容を期限内にレポートにまとめ、その対価として報酬をもらいます。


興味があった理由は主に2つ。
まず"身分隠す"って時点でかっこいい。スパイみたいで、かっこいい。万引きGとか好きだし。もうひとつは、「調査対象が飲食店なら、ほぼ無料でご飯を楽しめて役に立てる♪」というよくある釣り文句にまんまと引っかかって、気になってたんですよねー。


でも覆面調査って「覆面調査 ばれる」とか、「覆面調査 こわい」とか出てくるから。私基本びびりなので、えーばれるのかこわいな。と思ってなんだかんだやってこなかったんですよ。


そうやって10年ぐらい定期的に、やりたいな~こわいなやめとこ~の波を繰り返して、ついにやりたいビッグウェーブがきたので乗ってみました。




結論、もう二度とやらないと思う。(笑)


というのも、まず思っていた以上に調査項目が細かいし数も多い。バイトした時に秘密漏らしませんっていう約束にチェックをつけているので、あんまり細かいことは書けないのだけど。項目数が、"友達n人できるかな♪"個以上とか、ざらにある。


さらに「バレてはいけない」状況での調査なので、その細かい条件を事前に読み込む必要がある(30分~1時間弱ぐらい)


そして実店舗なら移動時間(在宅なら0だけど、いずれにしろ時間帯指定があることが多い)


着いてからも、項目全クリ出来てるか気を張りつつ、とにかくバレてはいけない。「私調査で来てるんですけど~★」なんて口が裂けても言ってはいけないの。「身分隠すなんてかっこいい♪」なんて余裕はもはやなく、「バレても報酬なし…項目落としても報酬なし…事前準備無駄にできねぇ…」と緊張しながら過ごす。(30分~1時間、案件によってはもっと長い)


やっと終わった~とホッとしたのも束の間。期限内にレポート作成しなきゃいけないし、堂々めも取る訳にもいけないから、記憶が薄れないうちにめっちゃレポート作成。私が初めてだったのもあるかもしれないけど、なんだかんだ1時間半ぐらいかかりました。




バレたらいけない状況をもっと楽しめると思ってたんだけど(言い方)、びびりな私には向いてなかったようで。報酬も、3時間弱の時間と緊張換算すると「楽に稼げる♪」とはならなかったというのが個人的な感想かな。


初めてにしてはよい評価をもらえたので、文章書くのが苦じゃない人(こういう風にnoteとか勝手にやってる人)+びびりじゃない人には向いてるんじゃないかなぁと思いました。

あとは、その状況をゲームみたいに楽しめる人は向いてると思う。「よっしゃばれなかった!」とか、「上手く聞き出せたぞ!」とか思えるのは覆面調査員において、単純に嫌な奴ではくてそれはそれでひとつのスキルだと思うので。


逆に、真面目すぎる人は疲れちゃうかなぁ。仕事として請け負っているので悪いことはしてないです断じて。でも、やりながら「私うそついてるんだ申し訳ない…」とか思っちゃう人はやめておこう。あとはとにかく、嘘つくの下手くそな自覚のある人は本当に向いてないやめといた方がいい(笑)


まぁでも経験としてはやってみてよかったなーと思います。こんなに細かくサービスについて考えることってなかったし。日本の企業のサービスが(ちょっと過剰だなってところもあるけど)細かい所まで行き届いていたり平準化されているのって、調査結果を踏まえてサービス向上を考えてくださる企業の方々が居るからなのかな~とかって、今まで見えてなかった側面を見れたきがしたので。



今回は1回やって満足しましたよってことでした。
おわり🐈️

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