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有名育毛店で100万円かけた主婦①気付くまで

まだ高校生のわたしがなぜ薄い


わたしの頭皮はいわゆる“ハゲ”。

今だからこういう風に公開できますが、当時の私はまだ10代、学生でした。それに思春期の女子です。

普通の女子は、頭皮が薄い男性教師を小バカにすることもあるのではないでしょうか?それに、「お父さん、最近頭皮薄くなってきたね~」と心配する女子もいるのでは?

私はまさにそんな一般的な女子高生・・・・オモテでは。

ある日、センター分けをしようと鏡で髪の毛を整えていた日、気付いちゃいました。

「あれ?みんなより薄い・・・?」

この日から、わたしは、頑固として“薄い”事を否定し続け、気付かないふりをつづけるのです。

⇩この画像は2年ほど前の写真なので、すでに結構生えていますが、当時は更に薄かったです。

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気付かないふり

高校卒業後、昼間は仕事をしながら、夜はコンビニとスナック・BARでも働きました。(この頃の話は強烈なので聞きたい方だけまたいつか書きます)

頭皮は気付かないふりをずっと続けていました。

「自分の事なのに、気付かないふりなんて出来ないだろ!」と思われるかもしれませんが、まだ薄くなりかけだったので、マインドでなんとか逃れました。

例えば、お風呂上りは鏡を見ずにドライヤーでボリュームを出したあと、鏡をみながらクシで梳かす等やってましたね。

そうそう、スナックでの髪型セットはというと、全て自分でセットしました。

スプレーで逆立て、夜会巻やアップ。

なぜ自分でセットをしていたのか、もうお分かりでしょう。

高校生の頃から、必死で気付かないふりをしていたものの、実は自分にはもう『私ってハゲだ』と完全に分かっていたのです。

美容室も行きませんでした。だって、美容室に行ってしまったら、【わたしのこと、偏見な目でみられてしまう】と思い込んでいたから。

だから、カラーも自分でしました。しかし、カラーにも限界があるので、仮に美容室に行ったとしても、一度行った店舗には一年間は行かないというスタンスをとり転々としていました。

とうとう

社会人になり、仕事も不規則な生活が続いていました。

ある日のこと、ビジネスホテルに泊まる機会がありました。

夜になり、浴室で体を洗っていた時のこと、目の前にあった“くもらない浴室鏡”を、とうとう見てしまいました。

それはそれはショックでしたね。

久しぶりに自分の頭皮をマジマジとみてしまい・・・。(´;ω;`)

二度言いますが、それはそれはショックでした。

とうとう気付かないふりは出来ないことに気付いたのです。


続きは②へ。

⇩その当時結婚式の日。前髪からスプレーをふきかけ逆立てしながら頭頂部を盛り盛りした過去の写真です。一見普通のようですが、頭皮をいかに目立たせないか、1人ホテルで1時間以上もセットにかかりました。

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