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組み合わせの妙
仕事から帰る途中。今晩は焼きうどんにしようと思い立った。
確か家に日本酒があったはず…日本酒と焼きうどんは合うのかどうか真剣に熟考したのち、結局ビールを買って帰った。
結果、私は勝利した。焼きうどんとビールの組み合わせは最強であったのだ。
酒とつまみの組み合わせは、いつも頭を悩ませており、特にオンライン飲み会の時などは毎度うんうん唸っている。
うまい酒とつまみの相性が抜群だと相乗効果で筆舌に尽くしがたい、天にも昇らんとする経験が出来るのだが、相性がよくないと、美味しいお酒・美味しいつまみになってしまうのだ。
組み合わせとはかくも重要なものなのか。
いいものといいものを合わせてみても、それの組合せ次第では何か違う…となってしまうこともある。
ジャンルはまぁ組み合わせてみても良くなることもあるかもしれないが、そのものの方向性が違うと合わせようにも合わせられなかったり、合わせてみても着地したところが何とも微妙なところになってしまう…と思う。
尖ったものと尖ったものをこねくり合わせて丸いものを作るのは、なんだか勿体ない気もする。
私の好きなゲームの会社と私の好きなゲームのクリエイターさんを合わせてみたらどうなるだろうと想像してみたが、そもそもそれぞれの持ち味が違うので、あまり良くはならなそうだった。
ただその会社と製作者は大好きなのは間違えない。ただそれぞれが、好きなのだ。
何だか友達の友達、みたいな関係を思い出してしまった。
あの友達の友達と会うときの何とも言えない感じが、もしかしたらこの話を表しているのかもしれない。
だが、冒頭でも話したようにうまい酒とうまいつまみの相性がバッチリだった時はうまさが計り知れないように、その二つの相性がバッチリだった時には計り知れない結果がもたらされるのではなかろうか。だからこそ自分のお気に入りのものがコラボレーションをするという話を聞くと、ついついワクワクしてしまうのだ。
さて明日はチョコレートと赤ワインを組み合わせてみることにしよう。
バレンタインデーは今日だったのだが、まぁいっか。
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