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【#やりたいことを探す 】3. 祖母の話を記録する

#やりたいことを探す
とは、私(ひの)がやりたいことを探していろいろやってみるシリーズ。
いつかびしっとやりたいことが見つかれば嬉しいですが、そうでなくてもやってみてもいいこと、できること(ゆくゆくは、誰かが求めていること)がわかれば御の字です。
週1更新目標ですが、平均で週1近い更新ができればいいやでというゆるいスタンス。
今回はさらっと行きましょう。

記憶に残らない、祖母のお喋り

先日91歳の誕生日を迎えた私の祖母。私の祖父母の中で今存命しているのは、この祖母だけだ。
私のパートナーである、うさぎのぬいぐるみを贈ってくれた御方でもある。

そんな祖母はよく喋る。昔からときどき電話をすると、まあお喋りなこと。
主に私が何を話していいかわからず、ひた黙っているからだとは思うけど。
内容は前向きないい話なのだが「だからねえ、ねえ。」という念押しのような語尾が、それにしたって圧が強い。
彼女は何年か前から施設に入ったので、荷物運びのついでに顔を見せる機会が増えた。
御歳を召しても相変わらずお喋りだし、他も変わらずだった。

しかし、これだけ強い圧で毎回ありがたいお話をされているのに関わらず、私はその内容を殆ど覚えていないのだった。
いや、なんか、大枠の「頑張りなさい」とかは覚えているんですが、もう少し細かい部分をですね……。はい、思い出せないんですよねえ。

話をしているときにまた圧を押されるんだろうという若干の緊張があって、そして実際にある強めの言葉の圧。加えてどうしても存在する時代錯誤な発言。
変わらないその性質にうんざりしてしまって、いつの間にか、自分を守る体制になってしまう。それでよく覚えられないのだと思う。

それでもやっぱり、覚えていたい

11月某日。私は家族と荷物と共に、祖母に会いに施設へ向かった。
いつものように心が元気で、よく喋る祖母。

いつもと違ったのは、帰る際私の胸にある想いが灯ったこと。
今日の祖母の話をちゃんと覚えていたいな、と。

それはちょうど「いろいろなことやってみたらいいじゃない」と圧をかけられ、「それって私が散々悩みながらやろうとしていることじゃん」と気付きを得たから。

更に帰り際に「おばあちゃんの昔の話、面白いでしょう?でも誰に話すことでもないから、家族に話すの」と言われ、ちょっとセンチメンタルになってしまったから。

祖母の話を書き残して記録に残す

というわけで、祖母のお喋りの内容を記憶を振り絞って、書き残します。
デジタルな文章にすることも少し疲れてきたので、紙に書いたものを撮影した。
いつもの流れなら下記の祖母の話の中身に関して私の感想や考えたことを書くのだろうが、今回は敢えて書かない。理由は、今はまあそうだなと、ほぼ肯定の感想しか出てこないから。

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おわりに.

この祖母の話、主にいいこと言ってたのに「錦糸町は酔っ払いが多くなって、そんな所にいたら人間性が損なわれるんじゃないかと心配でね。」との一言が偏見強すぎて笑ってしまった。(紙に書いたメモの中ではだいぶ省いています)
錦糸町はいい所だと思います!便利だし、住みやすそうだし……。

さて、今回の記事はなるべく冗長にしないことを目指しました。
読者が行間を読むのを想定して、ちょっと頭によぎったことを次の文でスッと射貫く。
そんなことができれば読者の読む体験がいいものになるだろうし、私も楽しいからいいなと。
しかしこの記事は"記録"の側面も強いので、残したいものは書いておきたい、という矛盾もあり……。
実は前回の記事からちょっと意識して修正入れたりしたのですが、引き続き。次回以降もこれは意識した方がいいかもなあ。

また3回目になった#やりたいことを探す ですが、考える系が続いているので次回辺りは単純にやってみた!手応えこうだった!という内容でもいいのかなと考えてます。
案としては超簡単な料理、オリジナルキャラづくり、インタビュー、Wordで誌面づくり、ラップ、小説、走るetc......はてさてどうなることやら。

ここまで読んでくれてありがとうございました!

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