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【#やりたいことを探す 】2. 将来と今この瞬間を考える -「年収90万円でハッピーライフ」を読んで

#やりたいことを探す
とは、私(ひの)がやりたいことを探すために行動したことを記すnoteです。
前回、イベントに参加してキラキラ人への抵抗感を見つめ直した記事はこちら。

今回は読んだ本の感想と、考えたこと。
実は今回、当初は週末に飲み会に行ったり芸術祭に行ったりしたのでそこから考えたことを書こうと思っていたのですが、あまり筆が進まないのでやめにしました。
どちらも誘われたことが行動のきっかけだったし、行った飲み会について書こうとしたらいかに私が飲み会が苦手かの話になりそうだったので……。
ちなみにその辺の話は過去ブログで書いたことがあります。また改めて書いてもいいけど、別の機会かな。

というわけでね。さっくりいこう。

仕事はやはり少しきつい

私は現在、平日週5日・フルタイムで働いている。一応やっていけてはいるけど、少しきつい

仕事でいっぱいいっぱいになってしまう日が多い。精神的にも肉体的にも。
そしてどうしても仕事を中心にした生活になってしまっている。

そのことに不満があるかと言えば、もちろんある。
だって世の中には仕事ではなくとも面白いこと、楽しいことがたくさんあるのに
好きなことを仕事にする、一つの方法だろう。
けど好きなことでも「仕事」という大義が付くと顧客と締め切り、金銭のやり取りが付いて回る。そうすると私の場合だと結局のところ余裕がなくなってしまいそうだ。

仕事は、生きていくお金や社会との関わりの一つとして決して不必要というわけではないけど、各々が必要な分だけでいいはずだ

そんなことをTwitterで度々つぶやいていたところ、おすすめしてもらった本が本書だった。

「年収90万円でハッピーライフ(大原扁理著)」を読みました

著者が実際に東京で行っていた隠居生活(現在は海外で生活しているとのこと)、その週2のバイトと衣食住を整え暮らす日々、そこに至った考えなどが記されている。
必要な分だけ働いて稼いで、生きていく。
お金に頼らない楽しいことを見つけて、余暇を過ごす。
1人暮らしだけど助け合える人の存在と支えになるものはある。そんな生活もあるんだ。

しかしこの本で繰り返し書かれていたことは、
「年収90万円の隠居生活が読者の最適解とは限らない」ということ。
つい"隠居"というパワーワードに引き寄せられて理想の隠居生活を妄想してしまうが、本当にその生活は私に適しているのかを鑑みなければならない。

当たり前の話だけど、一人ひとり適応できる環境、許容できる価値観は微妙に異なってくる。
自分に合わせて「ラクに」「楽しく」仕事や生活を選んで生きられたら、それは幸せなのだろう。
本書では、手始めに自分の各基準を探りながら環境を調整するやり方も紹介されていた。

もっとこういった考えが世に広まり、こうした自分で自分に合う(仕事を含めた)環境を整えるムーブが来て、そんなサービスなどできるといいなと淡い期待も持ちつつ。

さて、どうしようか

薄々気が付いてはいたけれど、やはり自分の生活の"最適解"は自分で見つけるしかない!
生活というと自分の身でないとわからないから、地道に、少しずつ試しながらだ。
しかも自分の価値観のくせに、まれに変化したりしなかったりして面倒だ。

これでは体力が持つ限り「じゃあ考えるの面倒なので週5のフルタイムの今の生活でいいです……」となってしまうのも、悔しいけど頷ける。

最終的には立ち向かっていくしかないにしても、どうすれば気軽に一歩を始められるのだろう?
一つ言えることは、現在この「#やりたいことを探す」でやっているように何かを行ってみる。
そして自分の生き方に必要なもの、許せないもの、許せるものを見つけていくことだろう。

また様々な生き方のモデルケースを探すのもいいかもしれない。
……などと考えを巡らせていたところ、丁度この間インタビューしてもらったナカリさんが同じ本を紹介しながらnoteを書いていた。
「だから、ただできることをする。」
そうだな、何より私は今生きているし。できることは思ったよりいろいろある。

「今日この日に、今までのことも将来のことも全部ちゃんと含まれている」

本書の中で印象に残った言葉だ。
将来。X年後、働き盛りのときは、結婚適齢期のときは、老後は……と耳にすると不安でいっぱいになる。
でも世界も自分も変化しているような将来のためにできることがあるとすれば、結局今日一日をきちんと生きることだ。
どんな世界でも生きられるよう、自分が自分を大切にできること。
他の人のことを想像し、尊重すること。心も体も健康であること。

将来を考えるときに、その将来は今日今この瞬間がつくっていることを忘れてはならない。
改めて言語化されてはっとした。

おわりに.

私はおそらく隠居生活は向いている方だと思う。
人と関わるのは多くの喜びがあるけど必要な分だけでいい。一人遊びは得意なほうだ。

でもいざ隠居生活を始めてみようとなった場合、考えてしまうだろう。
東京の友達付き合いは?今と同じようにできるだろうか?引かれたりしないだろうか?

自分のしたい生活をしていて引くような人は友達かという点は置いておくとしても、形だけの常識を以って自分の生き方を自分で否定しないようにしたい
大学出たんだから正社員・総合職で真面目に働かないといけない、とかね。

まとまらなくなってしまったな。
こんなときもあるということで、また次回やっていきます。
ここまで読んでくださりありがとうございました!

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