見出し画像

【全文無料】2023S3シティリーグ準優勝アルセコケコそらピカ

挨拶

こんにちは。ひのと申します。

今回の記事は2023年シーズン3のシティリーグで準優勝を達成したものになります。
こちらの記事がnote初投稿になりますので誤字等至らぬ点がありましたらぜひ優しく教えていただけると幸いです。

早速宣伝で申し訳ないのですがyoutubeをやってます。動画も配信もおこなってます。収益化も通っていない弱小チャンネルですので広告もなく、快適ですのでぜひ遊びに来ていただけますと幸いです。
https://www.youtube.com/channel/UChgMphhxGhAtzRxEwxBla3A

デッキレシピ

早速ですがデッキレシピについてはこちらになります。公式サイトで確認したい方は以下のリンクの2位のレシピを見ていただければと思います。
https://players.pokemon-card.com/event/detail/76416/result

2023年S3シティリーグ準優勝

デッキコンセプトとしては雪道ジャッジマンです。Dレギュ落ち前の雪道マリィと同じです。見ていただいたらわかる通りDレギュがあったころのレシピを基に作成しています。

マッチについて

予選
ミュウVMAX ○ 後攻
ロストヌメルゴン ○ 後攻
れんウーインテ ○ 後攻
アルセギラそらピカ × 後攻
一撃ルギア ○ 先攻

トナメ
サーナイトミュウツーVUNION ○ 先攻だった気がする
ロストギラ ○ 後攻だった気がする
アルセギラ × 先攻

アルセコケコそらピカの強み・弱み

箇条書きで記載します。もし詳細が必要と判断した場合には追記するかもです。

強み

  1. アルセウスの安定感

  2. コケコV・VMAXの逆転要素

  3. そらピカの詰ませ力

  4. 雪道ジャッジマンを無理なく採用

弱み

  1. ダメージ不足

  2. 相手の先張り雪道への耐性

  3. アルセスタートできないときの脆さ

デッキレシピ詳細

ポケモンについて

・アルセウスV・VSTAR
本デッキのエンジン役兼アタッカーです。
初ターンで1~2枚場に出して2ターン目にVSTARへの進化が必須です。
特性スターバースのおかげで安定して2ターン目から攻撃をすることができ、雪道ジャッジマンも合わせて狙えることが多いです。
実はDレギュがいたころはVSTAR2枚V3枚で運用してました。PTCGOの150人規模の大会で優勝したときはこの枚数です。
ですが今回は1枚ずつ増やしました。理由については前よりもアルセウスでスタートをする必要が出てきてしまったため最大の4枚に。VSTARを素引きできないと手札が足りないため3枚に。といった感じです。

・カプコケコV
Dレギュレーションが落ちた影響がここにあります。
旧カプコケコVの優秀な点の一つに逃げエネ0がありましたがそのコケコが採用できなくなりました。これによる影響としてコケコスタートしてしまったとき、ただ逃げるだけでアルセウスにつなげられたところがポケモンいれかえやあなぬけのヒモが必須となってしまいました。追い風としてはジェットエネの登場がありましたがそれでも逃げエネ0は補い切れてません。コケコでスタートしないように祈りましょう。
ちなみにメリットもあります。新コケコVは大きなダメージを出すことができます。相手依存ではありますが。例えば相手がアルセだとして後攻1ターン目にトリニティチャージによって合計5エネになった場合220ダメージになるため、相手のアルセウスを倒すことが可能になります。エネがたくさん付くデッキとしてはアルセウスやサーナイトexが該当するかと思います。
枚数については2枚です。コケコスタートしたくないためです。

・カプコケコVMAX
数少ない逆転を可能とするカードです。HP320と高い耐久を持ちつつサイド差で負けているときに相手をマヒにできる効果、そして攻撃時にデメリットがない(ここ大事)と非常に使いやすいです。ギラティナのロストインパクトで倒されない耐久を持っていることは非常に大きいです。
注意点があり、アルセが倒されていないのにコケコVMAXを2枚立ててしまうとコケコVMAXが2枚倒されてゲームセットとなってしまうところです。必ず1枚はアルセウスを倒してもらうようにしましょう。
枚数については2枚です。3枚でもいいですがアルセウスで戦っていくことが可能なためコケコVMAXは最低1枚立てばいいという考えで2枚です。

・そらピカV・VMAX
逃げエネ0です。コケコスタートするくらいならそらピカスタートしたいです。
たねポケモンに対して無類の強さを誇ります。相手のデッキによっては詰ませることも可能です。今ならバンギやミライドンが仮想敵でしょうか。個人的にはレジギガスに絶対負けたくないので現環境必須のカードだと思ってます。
ただしダメージは安いです。160しか出ずダブルターボエネを付けた場合140しか出ないので2回攻撃してもVMAXやexを倒せないこともあります。基本的にはアルセとコケコで戦っていき、相手のデッキがたねポケモンに依存しているとわかった段階でそらピカを準備します。
弱点が雷のためアルセとコケコとは弱点が異なる点も覚えておくといいことあるかもです。
枚数については1枚ずつです。基本的にはそらピカは使わずに相手がたねデッキだった場合のみ使うためです。

グッズについて

・ネストボール、ハイパーボール
初動アルセV、2ターン目アルセVSTARを安定させるため4枚です。デッキを確認できるカードがこの他にスターバースしかないためそういう意味でも貴重です。スターバースで何を持ってくれば勝てるのか。デッキにポケモンはいるのかあなぬけはあるのかエネは何枚あるのかなどを確認します。

・トレッキングシューズ
個人的には4枚必須です。ロストやリファインと違いサポートでしかドローすることができないため少しでもデッキが掘り進められる本カードはとてもありがたいです。環境的には今は評価低めですがまたいつか評価爆上がりすることがあると思ってます。

・ポケギア3.0
サポートに触るために1枚は欲しいです。ジャッジマン、ボス、ツツジと状況によって欲しいカードが異なるため終盤に使えると強いです。もちろん序盤のサポートが引けてないときにも使えます。不要なときはジャッジマンでデッキに返して終盤に使えるよう温存しておきましょう。

・あなぬけのヒモ
ポケモン入れ替えとはお好みで。相手の交代も強要できる点でヒモを採用しています。枚数については最後まで迷いました。コケコスタートしてしまった場合にスターバースで取りに行くカードであるため、サイド落ちもケアするなら2枚は欲しいです。実際サイド落ちで交代できずに負けることもあります。不安な人は2枚にしましょう。

・ともだちてちょう
ぶっちゃけ抜いてもいいかなって思ってるカード。
想定していた使い方は序盤にハイパーボールで捨ててしまったボスツツジをデッキに返すといった感じ。手札枚数がカツカツな展開が多くハイパーボールのコストにするカードが選べないことが多いため泣く泣く捨てたボスを回収したかった。しかし実際は、序盤はジャッジマンを連打するためボスは終盤の1枚か2枚で済むことが多く、てちょうは過剰だったかなというのが素直な感想。てちょうoutボスinとしようかなと考えています。

・こだわりベルト
大きなおまもりとビッグパラソルが消えたので空いた道具枠で採用。使い時としてはトリニティノヴァで200ダメージが出るときにベルトを使うことで相手のVポケモンを倒せるとき、コケコVのスパイラルサンダーであと30打点あれば倒せるとき。ぶっちゃけあんまり使わなかったけどデッキに1枚あれば安心する。スターバースで持ってこれるので2枚はいらないかなって感想。

・ロストスイーパー
最後に追加したカード。スターバースを使いたいときに雪道を除去する役割。あるいは雪道を除去するためにシンオウ神殿を張った後、アルセウスで攻撃するために神殿を除去する役割。選択肢が広がるので1枚欲しいと思ってます。

サポートについて

・ジャッジマン
コンセプトのため4枚必須。環境にロストが多いため相手の手札に干渉できるこのカードは強い。アルセウスは進化さえできれば手札が少なくても動けるためジャッジマンと相性がいいと思ってます。ちなみにナンジャモが来たらとりあえずナンジャモに変えます。でもジャッジマンもいれて8枚体制にする方が面白いかも。。。

・博士の研究
言わずと知れた最強ドローサポート。ジャッジマンが引けない、相手の手札が悪そうボスの必要がないといったときに使う。やっぱりあれば便利なので2枚、最低でも1枚は欲しいかなと思ってます。

・ボスの指令
相手の入れ替えを強制させたり、ポケモンを倒しきりたい、など序盤中盤終盤スキのないカード。できれば4枚欲しい。でもジャッジマンを連打したいので3枚で。とくに本デッキだと相手を2回攻撃して倒すため弱らせたポケモンがベンチに逃げられがち。それを解決してくれるボスは他のデッキに比べても依存度が高いです。

・アクロマの実験
強力なドローサポート。博士と違い手札をトラッシュしないため非常に使い勝手がいい。ジャッジマンがないとき積極的に使っていきたいカード。博士の枠を全部アクロマに変えてもいいかなって思ってます。

・セレナ
事故回避のカード。手札補充かV限定のボス。正直あまり使わなかったが、1枚で2つの選択肢がとれるのは強力なため1枚デッキに入れておくと最低限の動きをしてくれる縁の下の力持ち。本デッキでは4枚目のボスの立ち位置でもあったりします。


・ツツジ
数少ない逆転を狙えるカード。VMAXを採用している都合上1枚倒されるだけで発動条件を満たすこともできる。雪道ツツジは雪道ジャッジマンの上位互換なので終盤は積極的に狙っていきたい。でも基本的には終盤しか使えないので1枚です。

スタジアムについて

・頂への雪道
コンセプトなので4枚……と言いたいところですが今回は3枚。ロストが流行っている環境なため雪道が刺さりにくいということ、またスターバースで持って来ることが多いという理由から3枚でもコンセプトは果たせると思ったため1枚減らしました。前ほどスタジアムを剝がされることが減った(体感)というのもあって1枚減らしてます。ちなみにロストスイーパーと入れ替えました。特に理由がなければ4枚でいいと思います。コンセプトですし。

・シンオウ神殿
ぶっちゃけルギアが最強だったころの名残りです。ロストを意識する&自分のダブルターボの邪魔をしないということであれば他に有用なスタジアムはたくさんあると思います。崩れたスタジアムとか。一応メリットを挙げておくとルギア、連ウー、レジギガス等にめっちゃ有利になれます。あとはダブルターボの「-20」を無視できるようになるとか。たまーに神殿でよかったーってなります。

エネルギーについて

・ダブルターボエネルギー
後攻1ターン目のトリニティチャージにつながるため4枚必須。1回アルセウスでワザが打てれば不要なカードとなるので逃げエネに使ったりコストになったりします。

・基本雷エネルギー
8枚採用してます。トリニティチャージやトリニティノヴァを2回で6枚、アルセウスに1枚付けるので7枚は最低でも必要です。ハイパーボールのコストになることやサイド落ちまで考慮すると8枚はギリギリだったりします。各種ポケモンたちのワザが無色エネでよかったりするので最悪ダブルターボで代用できることも考えてギリギリまで減らしてます。ボールやスターバースでデッキを見られるときは雷エネルギーの枚数を数えるようにしましょう。デッキに6枚あれば大体問題ないです。

・ジェットエネルギー
1枚採用です。使える状況が限定的なためあまり使わないですが1枚あれば非常に便利です。使える状況というのはコケコでスタートし1ターン目にベンチにダブルターボがついたアルセウスが用意できた状態で2ターン目に突入したときです。アルセウスに1エネを付ける+コケコと入れ替えるという従来なら2枚かかるところを1枚で解決してくれます。スターバースで持ってこられるように1枚あれば十分です。

環境考察

※2023年3月のトリプレットビート環境時の執筆です。

環境でよく見るのはロストバレット、ギラティナ、ルギア、ミュウ、サーナイト、ミライドンといったところでしょうか。
個人的にはルミナスエネの登場により復活した(?)レジギガスが気になっていたりします。

その中でも雪道が刺さるのはルギア、ミュウ、サーナイト、ミライドンですね。半分以上のデッキには雪道ジャッジマンが有効であるといえます。
つまり現環境で雪道ジャッジマンを使用すれば勝率5割以上は出せるガバガバ計算になります。そこからじゃんけんで先攻をとればまた5割以上で勝てるので大会通して実質75%は勝てます。

またギラティナがシェア率としてはトップです。ロスト型とアルセ型がいます。ギラティナは高いダメージが出せる点が非常に優秀ですがワザを使う度にエネルギーがロストに送られてしまうため連発しづらい点がデメリットとして挙げられます。そのため280を超える耐久を持ったポケモンであればギラティナ側からするとやりづらいのではないかなと思ってます。ロスト型であればスターレクイエムがあるため結局1発で落とされることもありますが、スターレクイエムを使用するためにはロストに10枚必要で、アクロマを毎ターン使う必要があります。アルセウスVSTARが場にいるようにしておくことで、ボスを使用する余裕がない場合はスターレクイエムをアルセウスに使わざるを得ない場面があります。そのため「ボス+スターレクイエム」はあまりされないだろうということも考えてます。されたらしょうがない。

ロストバレットについてはたねポケモンに依存しているかどうかで決まります。アタッカーがたねポケモンに依存している場合はそらピカを立てるだけで勝利が確定します。ヤミラミのロストマインだけには注意。あなぬけボスが怖いのでベンチにポケモン無しでそらピカだけとするように意識してプレイしましょう。2ターン目から攻撃出来てサイドを1枚ずつとれば7ターン目に勝利します。6、7ターン耐えるように体力を調整しながら戦うことを意識しましょう。私はできません。

雪道が刺さるデッキの中ではミュウVMAXだけ要注意です。理由はミュウ側も雪道を張ってくるからです。スターバースが使えないときはアルセ側が不利になるので流れに乗れず負けてしまうことも少なくありません。先に動いた方が勝ちになりがちなのでミュウ対面はいつもハラハラします。ミュウVMAXをマヒにしてサイドを取りきるなど最大限のできることをしましょう。

終わりに

アルセコケコは今の環境ではマイナーであると言わざるを得ません。実際にシティでもテキストを確認される方が1人や2人ではありませんでした。(とくにコケコV)
ツイッターなどを見ている限りナンジャモが登場すればアルセコケコが活躍できるという意見もありますが現環境でも十分通用すると思ってます。
実際にシティリーグで準優勝ではありますが結果を出して証明することができたので満足しています。
CL宮城では抽選で落ちてしまったため配信を見ることしかできませんが、配信卓でコケコが頑張ってる姿が見られたら嬉しいななんて思いながらどんなデッキタイプが優勝するのかワクワクしながら見守りたいと思います。

また今回のシティリーグでは対戦相手の方やジャッジの方が気さくに話してくれたおかげで緊張しすぎることなくプレイできました。今回出会ったすべての方に感謝です。

最後にここまで読んでくださった方。文字ばっかりで読むのも大変だったと思います。アルセコケコに興味を持ってここまで読んでくださりありがとうございました。ご意見等ありましたらコメントいただけましたら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?