ビアフェスと小説講座と恥部
ここひと月くらいママ友に関するnote書いてるんだけど、全然終わらなくて一旦置いてる。
今約3,000字なので、X(課金無し)で言うとポスト21個分くらい。
書いてて長いなーと思ったこの文章が約1,200字だった。
それより全然長い。
何でこんなに長く書いてるのに、書き終えられないんだろう。
2/11、三連休の中日に、おぽぽから横浜のハンマーヘッドのビアフェスに行かない?とお誘いを受けた。
自宅からハンマーヘッドまでは約1時間半かかるので息子を連れてそこまで行くのか……と悩んだけど、おぽぽ久しぶりに会うしなーと、行くことにした。お子さんにも会いたかった。(すごく小さい頃に会ったきりなので)
会場がとてつもなく混んでて、会えないまま帰路に着くことになるのではと焦ったが、なんとかおぽぽとそのお子さん2人と、そのお友達に落ち合う。
おぽぽのお友達は確か2回くらい会ったことある。
楽しい時間を過ごした。
ビアフェスなので当然ビールを飲みまくり。
トイレに行きまくり。
女子トイレは混みまくりだった。
大盛況ゆえ、来年はもっと大きいところでやってもいいと思います。
フェスなのでアーティストが出る。
息子は最初はノッてたけど、途中うるさい!って飽きて、リュックの上に座ってた。
おぽぽのお子さん達はちゃんと立って歌を聴いてて偉かった。
中村一義さんの歌を初めて聴いたんだけど、すごく明るくて良かった。
心が清らかになる感じだった。
ライブで聴かせてくれてありがとう。
おぽぽとは10年くらい前に、一緒にとある作家さんの小説講座に通っていたことがある。
全員小説を一つ書いて、皆で感想を言い合う。
私は妊娠に関する短編を書いて、
「女の人は妊娠と出産に関する小説をよく書くんだよ。」
「なんかホラーみたいな文体だね。」
など先生にコメントされた。
あとですます調で書いたんだけど、それは簡単に雰囲気が出てしまうからお勧めしないとも言われた。
今でもこうやってアドバイス割と覚えてるし(かなり忘れてると思うけど)、先生って端的に言ってくれてたんだな。
先生は更にこう言っていた。
「これはさ、『書けちゃった』作品なんだよね。」
みんな書けちゃってるから世に出てるんじゃないの?と思うんだけど、そういうことじゃないんだろうな……
書けちゃったへの対義語が明確に何だったのかは忘れてしまったけど、先生は「無視できない小説」が良い何度も繰り返していた。
無視できない、というのはすごく腑に落ちる気がした。
何年経ってもあの小説の登場人物の嫌な奴が忘れられないとか。
無視できないというのは、日常にも多いと思う。
Xでたまたま見かけた全然知らない女性のドジ具合が気になって毎日見に行ってしまうとか。
転校前の中学で一緒だった意地悪な同級生を検索したら公開アカウントが出てきて、なんだかんだ月一くらいで見てしまったりとか。
(インターネットの話ばっかりかい)
炎上もそうだと思う。「無視できない」が何千人、何万人にも広がって、ある日燃えるのだ。
文フリで本を出すために、どうしたら良い文章が書けるのかなと色々考えている。
昔は読みやすく、できれば量産するのが良いと思ってた。
でもだんだん読みやすさとかスピードじゃなくて、「何が書いてあるか」じゃないと読まれる価値が無いなと気付いた。(当たり前ですけど)
人に何かを差し出すなら、通りいっぺんのものとか、とりあえず体裁だけ整って見えるものじゃなくて、膿みたいなものを見せないといけない。
「無視できない」ものだ。
と、ここまで書いて、小説講座で先生が「自分の恥ずかしいところを見せるんだ」と繰り返していたことも思い出した。
作家のか細い気難しいイメージではなくて、べらんめぇ口調で、テキパキしたビジネスマンのような印象が強い先生だった。
作風は純粋な若者の青春ものが多かったな。
あれが先生の恥ずかしい部分だったんですかね。
先生、私も恥部を見せれるよう、頑張ります。
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