見出し画像

ウクライナのために

ウクライナのために障害者施設の利用者が送った千羽鶴のことを、インフルエンサーが「処理に困る謎の紙切れ」とツイートし勃発した千羽鶴論争。

「無駄な行為をして、よいことをした気分になるのは恥ずかしい」、「千羽鶴自体が日本独自の文化で、ウクライナの人からしたら、何これ?な話」、等々。

論争は、私とSのLINEでも続く。「俺、こいつのこと、嫌い。すぐ『頭が悪い人の行動』とかいうヤツ」。「でもさ、いってること、ちょっと分かる」。

「願いとか祈りとか同情とか愛情って、大抵、折り鶴みたいなもんだけどね」。Sにそう返信した後で、そこに「既読」の明かりがともる瞬間を待っている。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。何らか反響をいただければ、次の記事への糧になります。