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暑さを殊更に嫌う自分を見付けて

暑さを殊更に嫌う自分を見付けて、「あぁ、年を食ったナァ」と実感したりする今年の夏です。

少し若い頃を思い出せば、夏の暑さをそれほど忌避してはいませんでした。海に出掛け、部活動に励み、そこそこ機嫌よく過ごしていました。

今は、駄目です。モワッとした外気に触れれば、それだけで体はくたびれ、気持ちは萎えます。暑さを一向に楽しめません。

それでも、不思議なことに、真夏の頃の思い出は、今もって楽しく、キラキラしています。

潮あびの戻りて夕餉賑やかに(杉田久女)

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