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体育館では

体育館では、老若男女がボッチャの大会に熱中していました。「パラリンピックでやってたアレね」程度の知識しかない私たちは、それを眺めていました。

隣のおじさんに「あの白いボールを投げた後、それぞれが赤と青のボールを6球ずつ投げ合って、白ボールに近付けた方が勝ち」とのルールを教わります。

投げられない人は転がしたり、蹴ったりしています。始まりが障害者スポーツだからなのか、プレーヤーの事情に応じてルールが柔軟に変わります。

ゲームや世の中の進歩につれてルールは、緻密で厳格になっていきます。でも、この緩さは、心地いい。ゲームや世の中への向き合い方は、人それぞれです。
 

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