今年の21本目
今年の21本目、DRUK、観ました。
「人間は、血中アルコール濃度が0.05%足りない状態で生まれてくる」と哲学者がいいます。それは、「理性や知性が少し強すぎる」という比喩に過ぎません。
それを「血中アルコール濃度は0.05%が最適」と曲解して、真偽を検証する映画です。確かに、「少し酒が入った方が調子がいい」という経験は、あります。
酒とは本当の自分を眠らせる薬か、それとも覚醒させる薬か。思い迷う二日酔いの朝もあります。「昨晩の陽気な私と今の不機嫌な私、どっちが本物か」と。
古代ペルシャ人は、重大な政治決断に際して、一度は酔っ払って、もう一度はしらふで話し合い、同じ結論に至った場合に行動に移した、とかいいます。
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