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小屋づくりの手伝い

地域のつながりのメールの中に、「山羊小屋づくりのお手伝い募集」
というタイトルが飛び込んできた。いつか小屋を作ってみたいという思いを
ずっと抱いていたので、それは行かなくてはと思い、「参加したいです。」という
メールを送ってみた。「ぜひ来てください。」というお返事が届いたので、今日はオットと二人で行ってみた。もう一人、男性のKさんも参加されて山羊を飼っている主人と4人での作業。

まずは作業内容を説明してもらう。今日は丸太の柱を立てるのが一番の作業。
その前に、土に埋める部分の丸太を焼いて、腐食しないようにする。そして
柱を立てる穴掘り、そして柱を立てる。以上、なのだけれどやり始めると結構大変。

丸太を焼く作業はいい感じで、サクサク進んだのだけれど、次の穴掘りが結構大変。90センチ掘り進めるのはなかなかにハードワーク。色々初めて見る道具を使いながら掘り進めていく。スコップ、巨大なフォークのようなもの、そして両手スコップを使ってちびちび掘り進めていく。掘っても掘っても90センチにはなかなか近づかない。この穴を3人で3箇所掘っていく。

近くに、建てる小屋の主となる山羊ちゃんが、何をやっているんだろうという表情で見ている。真っ黒いので、名前が黒ちゃんという山羊を横目に、延々と終わらないのではないのかと思いながらひたすら掘る作業。

コンクリートを使えば、もっと楽なのだけれど、あえて、原始的な作り方でやる小屋づくり。柱を立てるのは、この穴に石を入れて垂直を見ながら土を入れていき、固めて、また石を入れて砂を入れる。単純作業なのだけれど、普段使わない筋肉を使う。でも柱が立った時にはなんとも言えない満足感。

お昼休憩は遠くの山並みを見ながらランチ。白湯にたくさんの柚子と蜂蜜を入れたドリンクをいただきながら食べるのは気持ちがいい。

おわらないかと思っていた穴掘りが終わって、なんとか3本の柱を無事に立てられた時にはよく働いたとしみじみ感じた。縄文時代の人とか、この作業をやっていたのかと思うと、いやー、本当にすごい。

大変だったけれど、オットも楽しかったみたいで、「また手伝いに来たいね。」と言ってくれたので一安心。

お土産に、柚子を自由に取っていってくださいと言われて、いただいてきたので、家の中はゆずがたくさん。

今日はよく身体を動かした日。家に帰ってから温泉へ。
クタクタになった身体にご褒美。


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