見出し画像

コミュニケーションの教科書 #8 人を動かす原則

人を動かす原則



人を動かす原則として、

  1. 人は、自分のことに最大の関心をもつ

  2. 人は、ある世界において、自分が重要な存在であると自負している

  3. 人は、問題に直面したとき、自分を正当化しようとする

  4. 人は、他人から認められることを渇望している

  5. 人は、理屈でなく感情によって動くことが多い

 といわれています。

また、「あの人には安心して任せることができる」「あの人の言うことは信頼できる」など、気のおけない関係までになることが大事です。

そのためには、常日頃の関係を含め、アフターサービス・フォローなども大切です。

 一般的に人を動かすためには、誠意・熱意・技能や行動が大事です。

「言ってることとやってることが違う」ようでは心もとないですね。

良い人間関係を保ってこそ、人を動かすことができます。そのためには、相手の気持ちを理解し、関係が深まることが大切です。

確かに人を動かすということは、命令で動かすこともありますが、長続きしなかったり、後に憂いを残すことは避けなければなりません。

どのようなことがあるか、以下に書き出します。

  1. 真面目な態度(健康的な動作や話し方)

  2. 健全な考え方

  3. 熱心な話し方

  4. 真剣な受け応え

などです。

熱意の源は、「わかってほしい」「納得してほしい」「変わってほしい」などの気持ちが大きな要素です。

話し手に熱意がなければ聞き手はその気にならないし、熱意は、自然と表れるものです。

目の輝き、声の調子、態度などで、押しつけにならず、共感を持たれるよう心がけることに留意することです。

質疑応答などからとらえてみると、次の留意点があります。

  1. 質問者に身体・顔を向ける

  2. 質問者以外にも顔を向け、無視していないことを伝える

  3. 自分の見解で答える

  4. 質問内容を理解し、間違った回答を行って聞き手に失望感を与えない

  5. 回答が長すぎて、内容を拡散・繰り返さないこと

  6. 的確な回答ができないときは、謝ることができること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?