コミュニケーションの教科書 #8 人を動かす原則
人を動かす原則
人を動かす原則として、
人は、自分のことに最大の関心をもつ
人は、ある世界において、自分が重要な存在であると自負している
人は、問題に直面したとき、自分を正当化しようとする
人は、他人から認められることを渇望している
人は、理屈でなく感情によって動くことが多い
といわれています。
また、「あの人には安心して任せることができる」「あの人の言うことは信頼できる」など、気のおけない関係までになることが大事です。
そのためには、常日頃の関係を含め、アフターサービス・フォローなども大切です。
一般的に人を動かすためには、誠意・熱意・技能や行動が大事です。
「言ってることとやってることが違う」ようでは心もとないですね。
良い人間関係を保ってこそ、人を動かすことができます。そのためには、相手の気持ちを理解し、関係が深まることが大切です。
確かに人を動かすということは、命令で動かすこともありますが、長続きしなかったり、後に憂いを残すことは避けなければなりません。
どのようなことがあるか、以下に書き出します。
真面目な態度(健康的な動作や話し方)
健全な考え方
熱心な話し方
真剣な受け応え
などです。
熱意の源は、「わかってほしい」「納得してほしい」「変わってほしい」などの気持ちが大きな要素です。
話し手に熱意がなければ聞き手はその気にならないし、熱意は、自然と表れるものです。
目の輝き、声の調子、態度などで、押しつけにならず、共感を持たれるよう心がけることに留意することです。
質疑応答などからとらえてみると、次の留意点があります。
質問者に身体・顔を向ける
質問者以外にも顔を向け、無視していないことを伝える
自分の見解で答える
質問内容を理解し、間違った回答を行って聞き手に失望感を与えない
回答が長すぎて、内容を拡散・繰り返さないこと
的確な回答ができないときは、謝ることができること
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