父方の祖父との思い出

お久しぶりの更新になってしまいました😢
毎日更新すると最初に書いてから毎日更新する難しさを痛感しました。水曜日に時間が作れそうなので、毎週水曜日に更新することにします!

まず初めに、私の実家は農家なのですが、父が昨年に専業農家になってから作業を手伝う頻度が増え、今では時給が発生するプチバイトになっていて先日給料が出ました。親から給料を貰うとなんだか不思議でした(笑)

父が兼業農家だった時は、私1人か祖母も含めた3人で行っていて面倒臭いなーと思う事がほとんどだったんです。 しかし、最近は母も妹も叔母も手伝うようになり家族でやっています。作業していく中で、私が幼少期に父方の祖父母と父、祖父母の知り合いと一緒に農作業をやったり、畑で色んな生き物を見たり探したりしていた思い出が蘇ってくる事が多々あり、心にグッとくるものがありました。いわゆるエモいってやつです(笑)
祖父はもう10年くらい前に亡くなっているんですが、祖父との思い出が蘇ると、生きていれば一緒にもっと農作業できたし、まだまだ一緒にやりたいことあったのになと思う事があり、後悔することがあります。

後悔する理由があるのには、やり残したことがあることも理由の一つですが、一番は祖父が認知症になって関係性が悪いまま死に別れてしまったことです。元々祖父は糖尿病であり、一度脳梗塞で倒れた事があります。そして、私が小学校高学年になる頃祖父が重度の認知症になり、何もした覚えがない私に「悪いことをした、悪戯をした」と発言することが多く、体が不自由な祖父はお風呂に入らないと拒否する事があったりして体臭などがキツいなどの理由から当時小学校高学年だった私はイラついたり、反抗したりすることがあり、次第には関わることすらしなくなりました。おじいちゃん子おばあちゃん子だった私からしたら受け入れたくなかったのかもしれないです。当時、私は小学生で認知症や老老介護について理解していなくて、祖母は祖父の介護と曽祖母の介護と日頃の農作業を1人でやっていて非常につらい状況だったのではないかと理解できる年齢になってから分かりました。祖母の負担も減らせたし、祖父ももう少し長生きして、良い関係のまま別れる事もできたのではと今更ながら思うことがあります。私は、後悔をしたまま別れてしまったことと、亡くなってしまった悲しみから告別式で泣き崩れました。

この祖父との思い出や経験から、私は相手を思いやる気持ちや理解する大切さ、人助けをする勇気を学んだ気がします。農作業を手伝う中で、孤独感やコミュニケーションをとる人が必要だということを生前の認知症で色んなことを忘れてしまったり、それによって家族と距離ができてしまった祖父や日頃1人で農作業をする事が多い父を見て感じましたし、身をもって感じることがありました。大人数でやると効率も上がるし、みんなそれなりにコミュニケーションもとるので関係性が良くなり、楽しい雰囲気になります。
さつまいもを機械で掘っている時や洗っている時にふと思ったり感じたりすることがあったので書いてみました。

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