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THE Wに出た話 #5 インドの女の子

さて、前回、急に名前を聞かれ去っていった謎のインド人の女の子。あれは何だったのかと考えを巡らせていると1時間後くらいにまたやって来た。私たちの向いのシートに座り訛りの少ない綺麗な英語で話し始めた。

日本人が珍しくて思わず話しかけてしまったこと、将来はお医者さんになりたいことなどなど、話しているうちに打ち解けた。そのうちにどこかからか家族を連れてきた。「ぜひ、うちに遊びに来ないか」という話になったが、女の子だけが英語が話せることが逆に危険な感じがして辞めておいた。

話しているなかでいくつかヒンディー語を教えてもらった。

アマルナン ユキ:私はユキです。

ダンニャーバード:ありがとう。

スワディシュ:おいしい

パ二:お水

など他にもはい・いいえなどいろいろと教えてもらったが覚えているのはこれくらい。(ごめんよ女の子。)ヒンディー語と一口に言っても色々な言語混在しているみたいなことも言っていたが方言的なことかなと2人で勝手に解釈し納得していた。そうこうしているうちにバラナシに到着しインド人ファミリーにお別れを告げた。

お昼ごろにやっとバラナシについた後はさすがに体を動かしたすぎてヨガができる場所を探したが朝しかやっていないとかでとりあえずレストランで腹ごしらえした。

バラナシはヒンドゥー教の一大聖地としてインド人が死ぬまでに行きたいスポットNo1である。早朝からガンジス川に入り祈りを捧げたり、そこで火葬されたり色々な事がガンジス川で行われているのだが、立地がおかしい。上流から、火葬場⇒沐浴している人たち⇒洗濯している人たちとなっている。洗濯・・・できてるのか?そんなことは彼らにとっては愚問である。ガンジス川は正義なのだから。ガンジス川の周辺を散策したら日が暮れてきたのでホテルに行き次の日の朝のヨガに備えた。

翌朝、ガンジス川からの日の出をボートから見てヨガへと向かった。

入り口のこの写真に圧倒されたがいたって普通のヨガで初心者でもできるものであった。一部どう頑張っても出来ないポーズがあったが。

続く。

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