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オオミジンコ

2023年6月。
茨城県の道の駅「常総じょうそう」に寄ったとき、オオミジンコが売られていました。
おこずかいで買いました。

買ったオオミジンコ

オオミジンコ($${Daphnia  magna}$$) 双殻目そうかくもく ミジンコ科

オオミジンコは、メダカのエサとして売られているけど、研究用として使われることもあるそうです。
普通のミジンコ($${Daphnia  pulex}$$)に似ているけど、体が大きくて、繫殖はんしょく簡単かんたんです。
大きさは5mmくらい。

オオミジンコ

写真のオオミジンコは、殻刺かくし(一番下のとがった所)が折れて短くなっています。
殻刺は捕食者ほしょくしゃから食べられにくくする役割があります。

折れた殻刺かくし

下の写真の頭の黒いところは、複眼ふくがんで、正面から見ると一つ目です。
育児嚢いくじのうにいる時は、左右にある複眼が、生まれるころには一つになります。

オオミジンコ

エサはドライイーストやクロレラをあげています。
体がほぼ透明なので、食道・胃・腸(写真の緑の所)をエサが流れていくのが見えます。

普通、ミジンコの仲間はメスしかいません。
単為生殖たんいせいしょくを行い、クローンで増えていきます。
環境が悪くなると、オスが生まれて有性生殖ゆうせいせいしょくを行います。

おしまい

下は、僕がミジンコを追い続けていた時の記事です。


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