見出し画像

マルガタゲンゴロウ

2022年8月。福島県でマルガタゲンゴロウを採集しました。

マルガタゲンゴロウをとった場所

マルガタゲンゴロウは、池や田んぼの用水路などの植物が豊富で水がきれいな場所に住んでいます。

マルガタゲンゴロウ $${Graphoderus  adamsii}$$
コウチュウ目 ゲンゴロウ科

昆虫ケースに水を入れて、木の枝とかを立てて、はねを乾かせる場所を作ってあげます。飛んで逃げるから必ずふたをします。水温は室温と同じで大丈夫。
エサは煮干し、冷凍むきエビ、冷凍アカムシ。うちでは、アカハライモリの餌の「ひかりウーパールーパー」という人工飼料も食べます。

マルガタゲンゴロウの交尾
マルガタゲンゴロウの卵

隠れ家となる水草(セリやホテイアオイのような茎の中がスポンジ状のもの)を入れておくと卵を産みます。大きさは5mmくらい。水温が暖かければいつでも産むみたい。

マルガタゲンゴロウの2齢幼虫

2週間くらいで孵化します。
1齢幼虫の時はミジンコをエサにあげます。2齢幼虫からは小さなコオロギとかを食べるようになります。

3齢のあと、土の中でサナギになります。
昆虫ケースの半分にやわらかい土を入れて、幼虫が登れるゆるい坂道をつくって、サナギになってもらいます。

これからも大事に飼いたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?