自分は自分にしかなれない。だから、自分の足で自分を生きる。
もう目の前に風の時代が迫っていることもあってか、最近のセッションでのご相談テーマの多くが
「自分の資質を知りたい」
「資質を活かして人生を輝かせていくにはどうしたらいいか」
「自分に自信を持ちたい」
というものです。
『自分は自分でしかない。』
当たり前の事なのですが、これを腑に落として生きるのが難しいから、人は悩むのです。
生きている中で、周囲の人間関係の変化に戸惑うこともあるでしょう。
パートナーに合わせて自分を繕おうとしてしまうこともあるでしょう。
親などから言われて傷ついた心の傷によって、自分ではない他の「誰か」になろうとしてしまっていることもあるでしょう。
自分がさらに成長していこうとする変化の時も、
「この方向性であっているのだろうか?」
「進むべき道は間違っていないか?」
と、悩みがちなものです。
自己診断テストとか、自己認識ツールはこのような時に、「本当の自分」に立ち返らせてくれるものだと思うのです。
占星術は、自己認識をより正確に、より精密にすることが可能なツールです。
この記事では、自分の資質を占星術で知る意味と、自分の人生を歩むことで得られるメリットについて書いていきます。
占星術を使って自分を知ることの意味
占いの前提は、
「この世はシンプルな仕組みで成り立っている」
というもの。
占星術では、天体や星座の示す意味や枠組みを通して自分を見つめることで、自分を知り、自分を理解し、自分を正しく認識できます。
もう一つ、占星術は、
「あなたが進むべき道は、こっちの方角を指してるよ」
ということを教えてくれています。
地図の上を実際に歩くのは自分自身。
誰かの声を聴いて道を逸れることだってあります。
その地図が信じられないこともあります。
だから人は「迷う」のです。
ホロスコープを通して自分を認識することは、向かう地図の方角が間違っていないかを知ることでもあります。
占星術を使って自分を知ることは、自分の姿勢を矯正するようなものでもあるのかなと思います。
自分の姿勢を矯正して得られる正しい姿勢とは、自分が一番疲れない生き方。一番エネルギーが使える生き方。
人は自分に持っていないものに憧れ、欠点と思っている部分を頑張って努力して克服しようとします。実はこれ、誰かの真似をして歪んだ姿勢のまま動こうとしているだけなのかもしれません。
欠点を克服するところにエネルギーを使ってしまっては、本当に好きなこと、やりたいことに割けるエネルギーが少なくなってしまうんですよね。
自分の正しい地図を手に入れ、自分にとって一番楽な姿勢で、一番エネルギーが発揮できる行動を取る。
これが占星術を使って自分を知る意味です。
占星術で手に入る「明るい目」
占星術を通して自分を知ると、
・自分の悩みやすいところや迷いやすいところ
・自分が欠点だと思いやすいところ
・意識せず出来てしまう才能
・ネガティブに捉えているのに人から見たら圧倒的に出来てしまうこと
こんな光と影、表と裏が色々と見えてきます。
これは自分の中にある矛盾や躓きやすいポイントでもあります。ここが分かってくると、良くも悪くも自分に諦めがつくんですね。笑
諦めは、文字を変えると「明ら目」です。
つまり自分自信を見つめる「明るい目」。
自分の才能をどう使ってエネルギーを回していくか。
人生を発展させるために、どう自分を変容させていくか。
ここが意識できるようになると、自分の取り扱い方も変わります。
欠点は欠点として人に助けてもらう。愛してもらう。
長所は長所として人に与えてあげる。愛してあげる。
ここに辿り着くと、自分の個性がより輝きだし、自分の人生を自分で歩み、発展させていく自信が湧いてきます。
僕自身、自分の好きじゃない部分を散々嫌ってきました。
めちゃくちゃ人の目を気にします。
人と比較して落ち込みます。
自分の才能を認められずひたすら自分に厳しくします。
これらを見ないようにして無視して頑張ろうとか、人に見せないように振舞おうとか、本当に余計な行動を取っていました。
でも、占星術と出会い、占星術を学ぶ中で、
「自分という病は治らない」
という言葉と出会いました。
自分は自分にしかなれません。
自分の強さも弱さも全部受け容れて、自分を隠さず生きていくこと。
そこに腹を括って自分を生きること。
これが出来るようになってから、自分の資質を前向きに使えるようになりました。
そしてクライアント様にも、クライアント様ご自身のおもてとうら、長所と短所をお伝えし、自分自身を生きる「明るい目」を持つ大切さを伝え続けています。
自分の足で自分を生きることが求められる「風の時代」
これから迎える「風の時代」は、自分の個性が輝けば輝くほど繋がりが生まれ、人生が充実していく時代。
逆に言うと、誰かの個性を大切に出来ることも求められる時代。
自分を「明るい目」で見られるようになると、他人の資質も「明るい目」で
見られるようになるんですね。
言葉を元に戻すなら、良い意味で「諦め」がつくのです。
相手の良さも悪さも認めた上で、お互いにとって良い方向に進むためにはどう相手を理解したら良いか?
どんな関わりをしたら良いか?
この「横からの(上から批判しない)目線」が、これからの時代に求められるフラットなコミュニケーション。占星術を使って得られるとても大きなメリットです。
誰かの個性を活かせるからこそ、自分の個性を活かす許可が出せる。
自分の個性を認められるからこそ、誰かを応援してあげられる。
風の時代の幸せの循環が生まれます。
そのファーストステップとして、自分の欲しいものを相手に求めるのではなく、まず自分で満たしてあげる。
自分は誰にもなれないからこそ、自分で自分を生きることが大切なのです。
一人ひとりが自分の足で自分を生きる時代が目の前に来ています。
占星術を通して、自分の人生を自分の足で生きる人を増やしたい。
自分の地図を知り、迷わず生きる人を増やしたい。
迷っても自分に戻る手助けをしたい。
それが僕の望みです。
2021年に向けて自分を変容させていきたい方は、是非個人セッションにお申込みくださいね。
「風の時代」がいよいよ始まる12月。
次のような方に個人セッションをお勧めします。
・2021年にスタートダッシュを切りたい方
・より自分の資質を活かして風の時代を生きたい方
・迷いを振り切って一歩前に踏み出したい方
・改めて自分の人生を振り返り、理想の未来を描きたい方
・自分を変えたいけど、長年の思い込みや慣習から抜け出せず自分を変えられない方
・傷ついた自分の内面を癒し、自分自身を整えたい方
・未来のビジョンを観て、行動を決めていきたい方
皆さまにとって12月が「地の時代」を締めくくるよい月になりますよう願っています。
いただいたサポートで、より深い心と占星術の世界の探求に努め、皆様が自分らしく生きられる世界に還元していきます。 日向優仁 twitterは @hinatamasahito Instagramは @hinata_masahito