1月13日、山羊座の新月。

1月13日14時、山羊座の新月を迎えます。

今回の新月は、新しい時代に求められる『利他の精神』で生きる自分に変容する新月です。

「与えたものが返ってくる」

という法則を聞いたことがある方も多いかもしれません。

「所有」の時代から「共有」の時代に移りゆく中で、これからの時代に必要なのは、利他の精神でまず自分から差し出すこと。

感謝もそう。愛もそう。その結果として循環するエネルギー、お金もそう。

これまでの時代でも上手くいっている人は必ず実践していたこの法則が、これからの時代では当たり前になっていきます。

「誰かのために」「次世代のために」という、あなたが心から差し出したギフトの対価として、新たな繋がりや新たな貢献が生まれ、その循環が大きくなり、より豊かな世界を生きていく自分になれる。

今回の新月は、2021年最初の新月にして強烈な強さを感じます。

今までの価値観を書き換え、アップデートしていくこと。
アップデートというより、もはや、再生、変容がキーワードになるくらいの強いエネルギーがあります。

前回の蟹座の満月も乗り越え感はあったのですが、今回は自分の内側に眠っている想いを呼び起こされるような時。

目立つのは、8ハウスでの新月と冥王星とのコンジャンクション。

自分の心のさらに奥底、潜在意識や無意識にある本気の願いや本気の思いに向き合うことを、半ば強制的にやらされるような配置です。

山羊座は星座の順番で言うと10番目。「完成」「達成」を表す星座。

あなたが社会で築いていく貢献には、少なからずあなたの願いや想いが投影されます。あなたが生きる根っこにある想いを見つめ、それを分け与えていくことが社会貢献に繋がるのです。

今回の新月この配置を上手くいかして、自分の"魂の欲求"に気付いてほしいな、と思うのです。

"魂の欲求"とは、見返りなく分け与え、誰かのために貢献出来る、自分の資質を活かした行動です。

その根底にあるのは、愛や好きという感情、ワクワクというエネルギー。それらに満ち溢れ、既に持っているあなたの才能を活かせるものです。あなたが地球に生まれて来た目的とも言えるでしょう。

これからの時代は、自分の個性を発揮すればするほど、その個性同士が繋がり、協力し合いながら人生を切り拓いていける時代。だからこそ、あなたの"魂の欲求"に気が付くことを天体が教えてくれているようです。

やりたいことはあるけど、今の安心や安定を手放すのが怖い…とか、本当は自分の直感に正直に生きていきたいけど、社会的にそれをするのは気が引ける…とか。

そんな葛藤がすごく生まれやすい時期に今はあります。

この新月からの2週間は特に、大きな天体の動きやアスペクトもあるので、ちょっと波乱含みな感じもあります。

自分は今何を考えているのか？自分は何を感じているのか？

自分が今したいことは何だろう？自分が向かっている方向はどこだろう？

ちょっと引いた目で、是非自分で俯瞰する時間を多く取ってみてください。
それすら考えるのが無理！と思えるなら、休む時間を取ってくださいね。

あなたが内側で溜め込んでいるエネルギーが、ちょっとしたはずみで誰かに怒りとなってぶつかりやすいタイミングでもあります。

それがきっかけで生まれる氣付きや新しい関係性もあるのですが、まずは自分自身を満たし、自分がちゃんと人に与えられる意識を持って向き合うことが大切です。

ヒントは昨年一年間の混沌の中で見つけたあなたの「やりたい」の種。

あなたが向かう方向が定まっていたら、それをコツコツ地道に続け始める時が今なのです。

人は一足飛びに変容は出来ません。

地道に一つずつ種まきをして、毎日手をかけ育てていったものが、いつしか大きな身を成らすように。この山羊座の新月では、一つずつ積み重ねていく習慣を目標にすることで、大きな変容が生まれるでしょう。

人の人生の99%以上は習慣で作られていきます。日々何気ない言動や所作も、全てあなたが無意識に身に着けた習慣で作られています。

その習慣を作るのは、あなたの常識です。

2020年を経て、あなたが新たに手に入れた常識はなんでしょうか。
新しい時代に向けて、あなたはどんな自分になっていきたいでしょうか。

大切なことは冒頭から述べている『利他の精神』。

与えたものが返ってくる。この気持ちを忘れずに、2021年最初新月のサイクルで、種まきをしていきましょう。

より詳しい新月図の解説は、以下からお読みくださいませ。