ホロスコープと眠気の理由。
先週くらいから、大きな眠気を感じております。
寝ても寝ても寝足りない感じ。
身体が疲れてなくても眠気を感じる方、多いかもしれません。
それもそのはず、今のお宙(そら)は潜在意識にアクセスしやすいタイミング。潜在意識は夢を見ることで整理されるのですが、強制的に潜在意識に向かいやすいように天体のエネルギーが「寝ろ。」と働きかけていると言えるでしょう。
その理由と対処法(まあ、寝てくださいという話ですが)について書いてみます。
1.蟹座新月(7/21)
7月21日、蟹座の新月を迎えます。
新月は自分の潜在意識にある願いや思いを浮かび上がらせ、新しい自分を作る種まきをするのに最適なタイミング。
特に今回は蟹座という、心の本音を大切にする星座での2回目の新月です。
さらに、6月21日の新月・日食からの流れが重なっていることで、生まれ持った魂の目的にも繋がる時。なので、潜在意識にとても強く働きかけるエネルギーを感じる時です。
ここでなぜ新月は眠いのか、ということなのですが。
月の満ち欠けを目のまばたきと同じように捉えると分かりやすいのかなと思います。
満月は目をパッチリ開けた状態。新月は目を閉じた状態。
満月は新月で立てた目標が満ちていき、しっかり自分の在り方を見つめることで、要らないものを手放す時です。
逆に新月は目を閉じて、心の目で自分自身を見つめ、浮かんできたものを現実に落とし込んで成長させていくスタートの時です。
新月→満月は目を開けていくサイクル。
満月→新月は目を閉じていくサイクル。
新月3日前の今は、ちょうど目を閉じていくサイクルにあたり、少しずつ心の声を聞こう、潜在意識と繋がろうという天体からのエネルギーが強くなっていく時なので、眠気を感じやすいというわけなのですね。
2.海王星逆行(6/23~)
これに加えて、現在海王星が逆行しています。
海王星は自分の潜在意識や直感、妄想などを司る天体です。
天体が逆行するタイミングは、その天体の持つエネルギーが、自分自身の内側に向かいやすいタイミング。
海王星逆行の場合、強制的に潜在意識を通して自分を見つめ直すエネルギーが働きます。
とはいえ、海王星はそうそう容易く使えるレベルのエネルギーでは無いのですし、海王星逆行は4カ月続くので、ずっと眠いわけではありません。
たまたま、今回の新月はこの海王星と新月部分が協調して働くようなお宙の配置になっていて、より自分の潜在意識から願いや思いを湧き立たせてくれる時でもあるのです。故に、眠気が強いのです。
ちなみに、「自分の意識が現実を作る」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、この海王星の力を使うと、自分が経験したことのない夢や理想のビジョンを描き、現実を変えていくことが出来たりします。この辺はまた後で書きますが、今回の新月で想い描くことはとても大切ですよ。
3.キロン逆行(7/10~)
もう一つ、7/10からキロンが逆行しました。
キロンはメジャーな天体ではありませんが、トラウマや見えない心の傷を表す天体です。
出生のホロスコープでのキロンは「自分が無意識に避けている現世での課題」と僕はお伝えしているのですが、ここを癒せているかどうかで人生の発展が変わってきます。
運行のキロンが逆行するタイミングは、古傷がうずくような出来事が怒りやすかったり、自分が過去に癒されなかった経験、傷を負った経験を振り返るようなことが起きやすかったりするのですね。
自分がどうしても目を背けたいことというのは、顕在意識には上がって来ず、潜在意識の奥底に眠らせておくような働きを、脳は勝手にしてくれます。
でもキロンの逆行は、それを掘り起こしてくれるという厄介な、でも必要な働きをもたらしてくれるのです。故に、眠気を感じやすいのです。
4.対処法
総じて、先週から新月にかけて、眠気が強くなるお宙の配置になっています。
冒頭にも書きましたが、無意識や潜在意識の整理には、睡眠が一番なのですね。そういった意味で、ここはちゃんと寝ておくことをお勧めします。
また、潜在意識と直接アクセスするのであれば、前世療法や退行催眠(ヒプノセラピー)などもお勧めです。
偶然か必然化か、僕は人生で初めてヒプノセラピーを昨日受けました。そうか、このタイミングだったか。。浮かんできましたね、母親のこととか、自分が抱えている今の課題と前世の話とか。ボロボロ泣きました。笑
また改めて書きたいことが一杯ですが、とりあえず、明日から月が蟹座入って新月モードです。
眠い時はちゃんと寝て、潜在意識を整えていきましょうね。
いただいたサポートで、より深い心と占星術の世界の探求に努め、皆様が自分らしく生きられる世界に還元していきます。 日向優仁 twitterは @hinatamasahito Instagramは @hinata_masahito