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5月12日、牡牛座の新月。

5月12日朝の4時ちょうど、牡牛座の新月を迎えます。


今回の新月は、

「豊かさの循環を生み出すために、
 ブレない自分を見つけ、育てる」。

がテーマです。

・目の前の現象にブレない、強い自分を見つけたい
・感情の揺れを冷静に見つめ、やるべきことを信じて進みたい
・自分の資質や個性を信じて未来を切り拓いて生きたい

こんなことを思っている方に是非意識して頂きたい、新月のポイントを書いていきますね。


◆人生を切り拓くために信じるべき自分の感覚


あなたが人生を切り拓くために重要なことの1つは、あなたが生まれ持った肉体の使い方を知り、あなただけの資質を使って、人生を創造していくことにあります。

今回の新月は1ハウスで起こります。1ハウスは自分らしい在り方を育てて行く場所。自分の存在を主張し、押し拡げていくことで、自分にとって必要なご縁が生まれ、チャンスが巡ってきます。

そして新月の起こる牡牛座は、自分の生まれ持った肉体、資質、感覚(5感)を味わうことに喜びを覚えるサイン。自分の体感覚から生まれるもので創造し、世の中に貢献していくことで、豊かさを育てていく。そして得られた豊かさを味わい尽くすサイン。

今回の新月で意識すると良いポイントの1つは、「あなただけが持っている資質やセンスを活かす」ことで、自分だけの豊かさの生み出し方に気がつくこと。そして伸ばしていくこと。

自分だけが持つ感覚を信じることが何よりのスタート。自分の感覚との対話や、自分の力で生み出せるものと向き合う時間を作ってみてください。


瞑想


◆絶対的な安定感を身につける。


新月のサビアンシンボルは牡牛座22度、「荒れた水の上を飛ぶ白い鳩」。

荒れた水は感情の波を表します。目の前の現象や周囲の感情の波の影響を受けながらも、自分の進みたい道に向かってこだわりと頑固さを持って貫いていく。自分が受け継いできたもの、培ってきたものを忘れずに、自分の望む世界の訪れを信じて進んでいく。そこに必要なのは絶対的な安定感。


今、世界は、新しい時代への価値観の切り替えが強制的に行われている真っ最中。どこか変化に迫られる毎日を送っている方も少なくないと思います。

変化に振り回される人と振り回されない人の違いは、ずばり、その荒波を乗り越えた先に自分の生きたい未来を描けているかどうかによります。

「夜と霧」で有名なヴィクトール・フランクルは、想像を絶するナチスの強制収容所生活を送る中で、「二度と悲惨な思いをする人が生まれないようにこの現状を世界に伝える」という強い想いを持って過ごし、奇跡の生還を果たしたそうです。

一方、目の前の感情を押し殺し、ただひたすら1日1日生き残ることだけを望んでいた方々は、同収容所で生き残れなかった人たちがほとんどだったそうです。

フランクルは、状況はまったく好転しない、妻の生死もわからない、明日、いや今夜にでも死ぬかもしれない。繰り返される失望の先に、現状に打ち負かされない人間の意志と、未来への希望がもたらす力を見たのです。

出した事例は極端かもしれません。ただ、自分が作る未来は、自分の未来にどれだけ希望を見いだせるか、そして信念を貫けるかで大きく変わってきます。

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今回の新月は、潜在意識やの魂の目的と繋がり、あなたがこの人間として生まれてきた意味、あなたがこの体を持って生まれてきた意味と繋がりやすい時でもあります。

土星がまもなく逆行し、昨年から一気に訪れた変化のスピードが緩まる感じがあります。あらためてこの半年で手に入れたもの、身につけたもの、「こんな未来を生きていきたい」と描いた希望を一つずつ振り返り、自分のものにしていきましょう。


◆自分の資質を思い出すために向き合うべき魂の傷

ここまで読んで、自分の資質が自覚できていない…と思う方もいらっしゃるかもしれません。

自分の資質を思い出すためには、自分が自分でもなかなか気づけないような、無意識の抵抗や罪悪感。 無意識に避けているネガティブな思い込みと向き合っていく必要があるかもしれないな、と思うのです。

「魂の傷」と呼ばれる小惑星キロンがあります。

キロンは、自分が見たくない無意識に避けているネガティブな思い込みを表します。この魂の傷を癒やし、克服していくための努力が、人生を豊かにする一つの重要なポイントだったりします。

なぜなら、痛みや悲しみを乗り越えた自分には、ぶれない自分軸が出来上がるから。魂の傷も、自分を創り上げる一つの成長点。だからこそ、今まで向き合ってこなかった自分の一面と向き合うことが、自分の資質を確認するためには必要なのです。


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新月図のキロンは12ハウス牡羊座にあり、「挑戦したいけどどこか自分に自信がなくて進めない」という葛藤を生み出しやすい時期です。この”どこか自分に自信が無い”というのが、キロンが生み出す葛藤です。

今回の新月では、キロンと火星がスクエアの角度をとっています。 キロンと火星のスクエアができている時は、怒りとともに魂の傷が浮かび上がってきやすい時でもあるのですよね。

あなたの中に傷ついた自分がいないかどうか、どこか怒りを閉じ込めて自分の本来の言いたいことや思いが思いに蓋をしていないか確認してみてくださいね。

特に4ハウス火星、家族や仲間の中で抱いてしまった怒りと向き合うようなことも、一つのポイントになりそうです。

この一方で、魂の目的を表すドラゴンヘッド、水星、土星とキロンの小三角は、キロンと向き合うことで、あなたが本来の自分らしい資質を活かして世の中に価値のあるものを生み出し、豊かさの循環を生み出していくための必要な学びを与えてくれています。

自分の資質を開花させるポイントを教えてくれる魂の傷に、怖がらずに向き合っていきましょう。魂の傷を乗り越えた先に、あなたの人生に豊かさの循環を生み出す、才能の開花が待っています。


◆まとめ

今回の新月のテーマは、

「豊かさの循環を生み出すために、
 ブレない自分を見つけ、育てる」。

・あなたが本来持っている資質やセンスを活かすこと。
・希望を持って未来を見つめ、ブレずに進んでいくこと。
・自分の資質を育てるために魂の傷を乗り越えていくこと。

などを綴りました。


変化の大きい時代の中で、人生を切り拓くための自分自身の資質を信じ、希望を持って進んでいくことが豊かさの循環をもたらします。一歩ずつ地道に進んでいきましょう。

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