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12月30日、蟹座の満月。

 
 12月30日、蟹座の満月を迎えます。
 2020年最後の満月です。

 土星木星が水瓶座入りし、新しいルールで生きる風の時代が始まりました。

 でも、太陽はもう少し山羊座に残り、地の時代にやり残したことを精算し、手放すエネルギーが流れています。

 その一つが、今回の蟹座満月。


 今年は蟹座での2度の新月があり、2度目の新月は、1年の大局を示す春分図と同じ場所での新月でした。

 蟹座は月のホームポジション。
 激動の2020年の中で、傍にいる大切な人、オンラインで繋がる本音を伝え合える尊い仲間、自分が人生で本当に欲しい想い。蟹座が示す大切なものに沢山光が当たった1年だったように思います。



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 そして、今回の満月は蟹座9度。

 サビアンシンボルは「水の中の魚へと手を伸ばす小さな裸の少女」。

 感情、情感、心の奥にある大切な本音に光が当たります。
 自分自身の内面と向き合う時。

 今回の満月は、1年を振り返り、新しいルールで生きる時代に向けて、最後の振り返りを行うことを教えてくれています。



 満月は、新月のテーマの実りを得るために、手放しを行うタイミング。

 射手座の新月のテーマは「幸せの青い鳥」。あなたが望む幸せの形や理想の世界を想い描き、羽ばたいていくことがテーマです。

 理想を想い描くのは簡単なのですが、そこに辿り着くために足かせになってしまうのがあなたが過去に抱いたネガティブな思いや感情です。


自分って何者?



 今回の満月が起こるのは3ハウスー9ハウスライン。
 3ハウスー9ハウスは、知る場所であり、学ぶ場所であり、誰かに思いを伝える場所。蟹座の月が入る3ハウスは特に、あなたの心の中にある想いについて具体的に知り、具体的に学び、発信していく場所です。


 あなたが抱いている感情に目を向け、あなたの本音を知りましょう。

 あなたの感情がどこから生まれ、何を教えてくれているのかをよく観察してみましょう。そして自分の内側に溜め込んでいると感じたものは友人や家族、SNSなどに吐き出して、身軽になっていきましょう。


 そして今回の満月はあなたが「変わる」ために「乗り越える」エネルギーが強いです。感情の揺れも大きくなると思いますし、どこかで自分にケジメを付けながら進んで行くことも必要でしょう。

 今回の満月からの2週間で目指すところは、あなたが理想の世界に辿り着いた先に、本当に手に入れたい感情や居るべき場所。あなたが無条件で愛され、あなた本来の姿で輝ける場所。


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 アセンダント付近にある火星と天王星は、あなたが「変わる」ためのエネルギーをもたらしてくれています。ちょっと強すぎるエネルギーになっていますが、あなたの内側に湧いてくる感情を丁寧に見つめ、手放していくことが、このエネルギーをうまく使いこなしていくコツになります。

 満月のエネルギーを後押しにして、あなたが生きる幸せな道、理想の世界を見つけて行きましょう。


 より具体的な解説と、満月のエネルギーを使っていくためのヒントは、続きからどうぞ。


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