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【PJCS16位】シティ初出場・優勝から世界権利獲得までの思考回路・練習法【ディアルガVSTAR】

割引あり

~前回のあらすじ~
友人が出ているからという理由でなんとなく初出場したシティリーグでまさかの優勝。せっかくなのでJCSも出てみることになった
詳しくはこちらを読んでください。https://note.com/hinatainari/n/n5dc3cc75143e


挨拶と概要説明

お久しぶりです。日向ゐなりです。先日のPJCS2024にて運よく世界権利を獲得することができました。

オポ差で運良くベスト16です

この記事はJCSへ向けてのデッキ選択の経緯や、練習の過程を記録したものになります。構築そのものは特別珍しいものではありませんが、集計資料の見方や1人でもできる練習法・思考回路などを私なりにお話ししますので、よかったら見ていってください。
有料部分はDay2の記録文になっています。内容は大したものではありませんが、収益は世界大会までのカード代や旅費等に充てたいと思いますので、良かったら買っていってください。

デッキ選択

候補のピックアップ

まず鬼門になるのがデッキ選択。あらすじで書いたシティーリーグで使用したイダイナキバLOは不利なデッキが増えすぎたために別のデッキを探さねばならなくなりました。

さよなら。。。


本格的にデッキ選定に取り掛かったのがCL札幌が終わって1週間くらいした頃。変幻の仮面環境が始まってからそこまで時間が経っていないこともあり、環境デッキが煮詰まっていない印象でした。当初の候補はミライドン、タケルライコオーガポン(以下ライコポン)の2つでした。2つともガッツリ攻めるデッキで、嫌いではないもののどうにもしっくり来ないといった印象。そんな中デッキ選定作業を手伝ってくれていた友人からこんな言葉が。
「そういえば、最近の統計だとディアルガの勝率ちょっと異常だよね」

運命の出会い



~いったん状況説明~
CL札幌とほぼ同時期にアメリカで開催されたIndianapolis Regionalにてディアルガを使用されたAndrew Hedrick選手が優勝していたこともあり、ディアルガはじわっと話題になっていました。

Andrew Hedrick選手の使用リスト
しばらくはこちらを使っていました


更に言うと、その前日の夜にポケカ飯さんのこちらの集計資料をちらっと見ていました。https://x.com/pokekameshi/status/1788494118890475802

まじでいつも助かってます。ポケカ飯さんの集計資料愛してる。

なんか一番上にとんでもねえのがいるな?通常こういった母数が少なめで入賞率が高いデッキは、練度の高い人が使っているが故に勝っているパターンが大変多いです。実際この資料によると入賞数は8件、いわゆる「外れ値」として扱うことも検討しなければならないレベル。しかしどうにも違和感を覚えた私。「これを偶然や練度の問題で片づけていいのだろうか」と。2000人規模の大会で優勝しているデッキのパワーが低いとは考えにくかった。
さらに私は元々はがねタイプがちょっと好きでして、この時点でディアルガのパーツをほぼ全て所持していたことも追い風となり、とりあえず試してみることに。がちで偶然。
Q,じゃあなんで使ってなかったの?
A,「かたきうち」のザマゼンタが買いにくすぎて頓挫してました…

ほんとに売ってなかった。


~状況説明終了~

さてそんなこんなで突然選択肢に上がったディアルガ。その場でショーケースへ。何故かあったザマゼンタ。即購入。いざ実戦へ…
なんじゃこりゃ、最高に楽しい。
強い弱いを通り越して、楽しい。初めて回した段階で強いと分かるレベルのパワーも兼ね備えていたので、これは本腰を入れて向き合わねばならぬと思いました。
ちなみに余談なのですが、この日の練習相手含む友人2人から
「ディアルガ似合ってるよ」
と言われました。二人とも解像度高くないすか???

デッキ確定まで

さあ候補は出揃いまして4デッキ。ミライドン、ライコポン、ディアルガ、そしてカビゴン。…なんか増えてますが気にしないでください。
この時点での本命はディアルガ。というのも、ミライドンとライコポンは前述の通りしっくり来ておらず、カビゴンは他のデッキが通らなくなった場合の最終手段と考えていたためです。要するに保険

念の為…ね。

ちなみにカビゴンを保険として選択した経緯もデータに基づいたもの。2024シーズンの大型大会において、ご存じの通りカビゴンは安定してベスト16以上に食い込んでいます。裏の王ってやつですね。そのため環境が変動した場合でも、構築やプレイ次第で一定のパフォーマンスは出せると思ったからです。要約すると、「対応力と確かな実績がカビゴンにはあるから」です。保険となるデッキにはこういった無難なものを用意しておくと心が楽になりますのでおススメです。背水の陣を敷くのも悪くないですが、心臓によくないので私はあまり好きじゃないです。


さてここで私は一つの期限を設定しました。それが5/23に予定されていたPTCGLでのクリムゾンヘイズおよび変幻の仮面の実装。それまでにデッキを確定できていないようであれば勝算がないと予想しました。
理由としては
・腕に自信がない以上、経験を積まねばならないから
→PTCGLでの変幻の仮面実装と同時にケースの蓄積に移行できなければ、経験を積む速度的に間に合わない
・デッキおよび自分を信じる時間が必要だから
→詳しくは後述

まず1点目について。これは分かりやすいですね。純粋に時間としての制約です。
まず私の基本的な練習法は2つ、1人回しと対面練習。普段の比重としては一人回し8:対面2くらい。そのうち対面練習のうちほとんどを今回はPTCGLで済ませようと考えていました。さらにPTCGLが使えるとなれば対面練習も実質1人でできる練習になります。使わない手はないでしょう。
しかしそのメリットを十分に活かすためには、やはりスタートダッシュが肝心。今回はパック実装がJCS直前のため、数日程度のロスでも使える練習時間が半分まで減ってしまうような状況でした。なのでデッキ選択は5/23までに終わらせる必要があったんですね。
バランスよく強い人は複数の候補デッキを並行して使い、前日・当日の直感で持ち替えることもできます。しかし私はそのレベルに達していません。一つの芸を極めて押し通すことでしか勝てないと考えました。
総合力も勿論大事ですが、弱者がここ一番で勝つために必要なのは飛びぬけた1つの力であると私は信じています。ただ、それが中途半端であってはならない。その1つが通らない=負けになってしまうから。そのためには1戦でも多くの経験を積んで、1つを磨きたかったという訳です。
かなりリスキーですが、強者相手にワンチャンを通すためにはこのくらいの覚悟が必要でした。

そして2つ目。これはメンタルやオカルトの部類です。
勝つためには当然技術が必要です。しかしそれとは別に、強めのメンタルも必要です。
「これで勝てるのか…?」
「本当にこのままでいいのか?」
そういった不安や迷いは隙を生みます。それをかき消す、もとい【自分とデッキは強いと思い込む】そんな時間が必要でした。
実際これは非常に有効でした。大局を見据え、大胆なプランを追う余裕を持つことに繋がりました。
逆に不安や迷いがもたらすデメリットは?といいますと
・太い確率の筋だとしても追えなくなってしまう
・目先の得失に追われて勝ちの芽を摘み取ってしまう

このような事象に繋がります。明らかに良くないでしょ?
事前にメンタルをプラスに持って行きやすくしておくことで、本番においてメンタルが潰れてしまうリスクを軽減できます(たぶん)(個人の感想)
自分のメンタルに自信がない人は、自信をつけるための練習を怠ってはならないと思います。勝てる!と思ってるうちは勝ち筋が見えますし、降ってきます。これはオカルトではなく事実だと思います。私もメンタルには自信がありません。一緒に頑張りましょう。


さてそんなこんなで締め切りが決まりました。まずは一人回しを通して
・デッキそのものの安定感が信頼に足りるかどうか
・デッキの性質が自分に向いているものかどうか

この2点を中心に見極めていきます。デッキパワーがいくら高くても、それを使いこなせなければ意味がありません。逆にいくら自分にあっていても、デッキが弱ければ勝てません。なのでこの2点を同時に満たしている必要がありました。



〜閑話休題~
ここで一度「自分に合っているデッキとは?」について話しておきましょう。
度々SNSでも議論が巻き起こっているこちらの話題。結局どういったものなのかというと、自分に合った靴を選んだ方が走りやすいというだけです。
別に合ってない靴でも走ろうと思えば走れますが、自分に合っている靴の方が楽に決まっていますよね?
好きなデッキで戦いたい、というのも全然OKだと思います。しかし好きを捨ててでも勝ちたい場合、せっかくなら楽に勝てる方が理想ですよね?そういう話です。
まずは幅広いデッキを触ってみて、なんとなくしっくり来たデッキを探してみましょう。見つかったなら、それを極めればいいです。
見つからなかった場合用に、自分に合ったデッキを探す簡単な診断も置いておきます。あくまで参考程度にどうぞ。責任は負えませんので。
しかし一番重要なのは楽しむこと。使ってみて楽しい!と思えたものをとことん使い込んでみる

「リソース管理が苦手」「足元に隙が出やすい」「攻めるのが得意」
まずはミライドンのようなアグロで後先考えずガッツリ攻めてみましょう。前だけ向いて攻めることに適性があるかもしれません。しかしこれは短期的な利益しか獲得できないリスクがあるため、どこかでパワーの高いミッドレンジデッキを使って大局観を身に着けてみることをおススメします。
意外とアグロデッキは丁寧なリソース管理が求められますので、安定して勝てるようになる頃には、勝手にリソース管理の感覚が身についていることでしょう。そうなればミッドレンジも使えるようになっている…かもしれません。ライコポンのようなミッドレンジとアグロ両方をこなせるデッキに手を出してみるのもいいでしょう。もちろんアグロをもっと極めてみるのも大いにアリ。楽しめそうな方を選びましょう

「攻めも守りも苦手ではないが、得意って程でもない。」「相手の勝ち筋を見極めるのは得意かも?」「器用貧乏」「一時的な不利益を受け入れられる」
ミッドレンジを使おう。君はミッドレンジの才能に溢れている。器用貧乏とはすなわち、大抵のことをバランスよくこなせているということ。そのうちどちらか片方が大きく伸びるor両方ともバランス良く伸びるという風に分岐するんじゃなかろうか。その場合は後述のデッキ選択チャートを参考にして欲しい。

「攻めるのがとにかく苦手」「でも守りなら得意」

実はコントロールよりミッドレンジをおススメしたい。守っているだけでもコントロールは勝てない。ポケカにおいてコントロール使いには攻めに転じる場面を見極める力が要求されるのだ。なのでまずはミッドレンジを使って攻めの感覚を養おう。攻めているだけで勝てる試合もあれば、守っているだけで勝てる試合も経験するだろう。あとはその両方と中間を見極め、使い分けられるようになればいい。
攻めの感覚を身に着けた時、君はミッドレンジとコントロールの両方を使えるようになっているだろう。ひょっとしたらアグロに目覚めているかもしれない。そうなったら自由にデッキを選べばいい。デッキ選びについては後述のデッキ選択チャートを参考にして欲しい。

Q.コントロールを勧める分岐がありませんでしたけど?
A.最初から使うのはおススメしないということ。なお例外はあります
例外としましては、よっぽど人の観察に長けている人やよっぽどメンタルが強い人はコントロールを使えばいいと思います。あとは手段を選ばず、発展性を捨ててでも勝ちたい人。カビゴンのようなコントロールデッキは専門の知識が大変多く求められます。そしてそれらの知識の多くは他のデッキを使う際には活かしにくい知識です。なのでそれこそコントロールと心中するレベルの覚悟が必要になるでしょう。一方ミッドレンジなど別のデッキで基礎的な技能を養ってからコントロールを使う場合、相手のデッキへの理解度を高めやすいためより的確に相手の勝ち筋を潰せるなどのメリットがあります。なのでまずは基本的なデッキを使ってポケカそのものへの理解を高めてから使う事をおススメします。
まあ逆に言えばコントロール専用の知識だけ入れれば最低限勝てるということでもあります。ガチの最短ルートで勝ちたい人は選んでください。
詳しくは私の前回のnote記事を参考にしてください。ガチで勝ちたい場合にコントロールを使うメリットが書いてあります。https://note.com/hinatainari/n/n5dc3cc75143e


ミッドレンジを使い込んだ人のおススメデッキ選択チャート
・ガンガン攻めるのがしっくり来たならアグロor攻撃的なミッドレンジ
例:ミライドン、ライコポン、ディアルガ、ルギア、ロストバレット
・攻めれるし、守れる。その安心感が心地よかったならば防御が得意なミッドレンジ
例:リザードン、サーナイト、ドラパルト、アルセウス
・守りプランでの大逆転が得意だったなら防御的なミッドレンジorコントロール
例:リザードン、サーナイト、ドラパルト、アルセウス、カビゴン
・相手の攻め筋の見極め能力に自信がついた、逆転の兆しが見えるようになったなら本格的なコントロール
例:ピジョットコントロール、カビゴン、レントラー

皆様が上達を感じつつ、楽しくポケカができるデッキと出会えることを祈っています。



話を戻しましょう。この時点においてデッキと自分の相性は良好だったものの、安定感には不安が残るという感じでした。しかしそれはあくまで一人回しでの話。都合よく週末に近所のショップでBOX争奪戦が予定されていたため、そこでの結果を踏まえて判断することに。

~1週間後~
ボロ負け。惜しくもなんともないレベルでの負け。
びっくりするくらい回らねえ。
散々な結果でした。この時点で期限の5/23まであと数日、もう時間がありません。今思えば、ここからの数日間が最も悩んだ期間でした。
まずは負けた試合の分析から。果たして本当にどうしようもない結果だったのか?というところ。
結論:まだ捨てる時間じゃない。
ドローサポートが一切引けなかった試合や、エンテイV入りリザードンに粉砕された試合など結構どうしようもない負けが多かったです。しかし確率的には十分起こりうる範囲内であり、逆に爆発力で勝ち取った試合も存在したりと確かなパワーを感じたタイミングもありました。そのため迷いながらもズルズルとディアルガを使い続ける結果に。あまり良い状況とは言えませんでした。
覚悟が決まったのは5/22。友人とのリモートで練習会。メインはライコポンとディアルガの相性チェック。当時の勢力図がこんな感じ。

ポケカ飯さんのツイートより引用

どう考えてもライコポンは無視できない数値でした。ここにボロ負けするようでは勝ち目はない。そう考えての相性チェックでした。
結果は良好…とまでは行かなくとも、及第点。90点以上の動きができれば十分勝てることが判明。カビゴンのプロキシを組んで回した結果、予選を勝ち抜くレベルまで到達することが困難だと感じていたこともあり、今回勝つためにはディアルガを極めるしかないと腹を括りました。

環境分析

順番が前後してしまいますが、腹を括る際に行った環境分析をこのタイミングで詳しく話します。
この時点での環境勢力図は↑の通りで、これを基準にして分析していきます。

まず主要アタッカーの耐久ラインを大まかに分類すると
・2進化(HP300くらい)
・VSTAR(HP280くらい)
・たねV、ex(HP220くらい)

火力ラインとしては
・2進化ワンパンクラス
・ドラパの200点
・可変(ライコのように自由に打点を選べる)

さらに全体的な性質として
・2進化は比較的立ち上がりが遅い
・非ルール主体デッキが少ない
・超高速デッキが少ない

このような特徴がありました。これらの情報を総合的に判断していきましょう。
まず半年ほど前の環境と比べて大きく変化した点として、
「2進化ワンパンor200点前後のデッキが多く、280を意識したデッキが減った」
というのがあります。以前はアルセウスVSTARやギラティナVSTARが環境に一定数存在したことで、それらを倒すためのカードを搭載したデッキが一定数存在していました。しかし現在はどうでしょうか。VSTARをギリギリ倒せないor2進化ワンパンまで突き抜けてしまうデッキがとても多くなっていますね。ライコやルギアのような可変火力デッキが多いのが気になる点ではありますが、現状Tier1のドラパルトが260までしか出せないことを考えると、HP280は非常に強いと言えるでしょう。さらに2進化デッキは全体的に速度が控えめ。1エネで技が撃てるというディアルガVSTARのメリットを前面に押し出していくことができます。
・ワンパン同士の繰り返しなら、クロノスで崩せる
・2パン前提なら、そもそも有利
・先にサイドを取れれば、そのリードを活かして走り抜けられる

と、要素だけ書き出してみると非常にディアルガにとって都合のいい状況だと言えます。さらに言えばディアルガは「爆発力の高い」「ミッドレンジ」という、非常に特殊な立ち位置。相手からしてみれば意識の外にある訳です。そのため「初見殺し」も通せる立ち位置。視界の外から飛んでくるパワー系デッキほど怖いものはありません。
以上の理由から、ディアルガVSTARは現環境において
「回り出してしまえば手が付けられないレベルで暴れ出す」
という非常に厄介な特性を持っているだろうという結論を出しました。これは対戦数が多くなる大型大会においてはメリットであり、1ゲームあたりで消費する思考力を削減することに繋がります。要は流れに乗ってるだけで勝てる試合を生めるということですからね。
楽に勝てる試合が多ければ多いほど、長期戦における疲労は蓄積されにくいです。逆にサーナイトのようにどんな試合であっても一定の思考力を要求されるデッキは、弱者の戦いに不向きということです。身の丈にあったデッキ選択をしましょう。

調整作業

調整とは?

デッキが決まったなら、あとは自分の使いやすいように調整するだけです。
「調整」
よく聞く言葉ですが、実際どのような作業なのでしょうか。
簡単に言ってしまえば、自分のプレイスタイルに合うようにデッキを組み替える作業のことです。先ほどの靴選びの例えになぞらえると、靴ひもの硬さやインソールの厚みを調節して、より走りやすくする作業です。
そこまで難しく考える必要はありません。対戦や一人回しをしながら、使いにくいと思ったカードを疑って検討し、逆に欲しいものは何であるか。これをひたすら探すだけです。…めちゃめちゃ地道です。
スタート地点はここから

Andrew Hedrick選手再び

では今回実際に調整で行われた思考を振り返ってみましょう。

検討した項目


1,ポケモンの枚数は適切か
例えばディアルガラインが4-3だの3-4だの4-4だの、他にはそもそもざマゼンタやミュウexの有無だとか色々あります。ここで焦点になるのは、
・ピン差しのポケモンを戦術に組み込めているか
・VSTARが引けない、などの事故を起こしていないか

前者はサーナイト、ロスバレ、ライコポン等の対面で戦術の根幹にまで組み込んでいたため問題なし(詳しくは後述)
後者も特に問題ないと感じていたので問題なし。勿論引けていないと感じれば増やす必要があります。

2,ボール類のバランスは適切か
実は結構悩みました。このデッキ、初動におけるハイパーボールのコストが結構重く、スーパーボールに変えるか真面目に検討しました。
まあ流石に確定サーチを捨てるほどの優位性が見込めなかったのでボツになりました。これは「スーパーボールではダメ」というのが分かったのでOK。

3,サポートの枚数配分は適切か
これはポケギアとプライムキャッチャーも含めてですね。ここが一番悩んだ部分になります。
このデッキ、先殴りできれば困らないんですが逆転する立場になったときが少々厄介。ドローサポート+呼び出しをしなければならない場面が多々存在するのにも関わらず、その動きを満たせるのがプライムキャッチャーのみ。
逆に攻めこんでいる場面ではボスを探しつつ撃ちに行ける余裕がしっかりある場面が多く感じたうえに、1試合に3回も撃たない。プライムキャッチャー+ボスで計2回撃てれば十分なうえに、ポケギアを2枚採用した状態であればボスの指令が2枚採用であっても3枚くらい入ってるかのような存在感は出せると感じました。
であれば、ボスを減らしつつサポート権を消費せず呼び出せるカードを増やしたくなるというもの。という訳でこんにちはカウンターキャッチャー

まあそうなるよね。

このように、自分のプレイスタイルの要望に合わせてカードを取捨選択する作業を調整といいます。概念としてはそこまで難しいものでもないでしょ?実際適切にできるかどうかは置いといて。何ならこんだけ偉そうに話している私も、そこまで調整の経験がある訳ではないです。大事なのは自分の要望を明確にできるかどうか、試合結果を分析できるかどうかだと思います…たぶん。
自分が使いやすければそれでええねん。他の人の意見を取り入れるのも大事かもしれませんが、結局使うのは自分ですから己の感覚を信じましょう。

そして出来上がったリストはこちら。
ボスの指令が1枚カウンターキャッチャーに変わっただけです。参考にしたリストの完成度が高すぎて変える気になれなかった…
この選択に関しては結果として大満足でした。詳しくは当日の試合記録にて

デッキ名「日本一」で登録してた。形だけでも自信満々に胸だけ張ってた

これはあくまで私が使う上での一つの結論であって、皆さんが使う場合の結論ではありません。あくまで一つの選択肢です。
是非自分なりの結論を見つけるために、挑んでみてください。

練習法

メインの練習は2つ。一人回しと対面練習。
対面練習は分かりやすいですね。実戦形式での練習です。
集中的にやりたい対面を友人に使って貰ったり、ひたすらPTCGLでランダムな対面の実戦経験を積んだり。
デッキを回す基本技能ではなく、対応力を高めたり各対面での勝ち筋を見つけるために行う練習です。
一人回し…とは言いますが、形式も目的も人それぞれ。私が一人回しをする目的としては
・デッキを回す基礎技能を高める
・特定の対面の上振れへの返しを開拓する

このあたりですね。1つ目はよくある一回しの目的だと思いますが、2つ目はちょっと特殊ですかね。一つずつ話していきます。
まず1つ目。これはとにかく自分のデッキへの理解度を高めるために行うということです。デッキに触れる時間そのものを増やすことで、確率や手札回しの手順を体に叩き込みます。漠然と回していると悪い手癖も生まれてしまうため、定期的に自分のプレイを疑うことも大切です。普段は取らない手順を取ってどのように分岐するか試してみたり、選択肢に迷ったときは両方ともやってみたり。そういった変化も交えながら回すと効果的です。
ちなみに、明確にミスったな…と思った瞬間片付けて最初からやり直してました。事故った手札でも当然最後まで続けてました。結構スパルタ
2つ目です。これは私がぼっち故に行っていた練習です。前回のnoteでもお話しましたね。
最強に近い状況の仮想敵を脳内で思い浮かべて、それに勝てるように回します。
例えばドラパルトが先攻2ターン目に飴ファントムダイブしてきただとか、リザードンの先2飴バーニングダークだとか。そういったかなーり強めの動きに抗う方法を探すための練習です。たまに「どうしようもない」という結論が出ることもあります。ルギアの先2アッセンブルとかね。
実戦とあまりにも乖離しすぎでは?と思うかもしれません。実際そうだと思います。しかし絶対起こらないと言えるほどではないくらいの上振れですし、何より対処を知ってると知らないでは安心感が違います。最速で殴られてもワンチャンなんとかなる、という安心感を得るための練習です。技術というよりはメンタルのための練習ですね。効率については分かりませんが基本的な技術も当然身につきますし、意外と悪くない一人回し法でした。
要望があれば私が普段の様子で一人回ししてる動画出します。これでも一応動画投稿者なので。要望がなくても気が向いたら出します。

各対面での戦い方

ルギア

頑張ろう。それしか言えない。より早くブン回った方が勝つ対面なんじゃないでしょうか。
例えばディアルガ側が2ターンでスタークロノスルギア取りメタルブラストルギア取りまで行ければそりゃ勝てますし、逆にルギアが先2アッセンブル水ポンダンバルダンバルまで行けば勝てなくて当然なレベル。
全力で回せ。そしてクロノスを当てる対象を冷静に見極めましょう。アーケオス2面取りを狙ってもいいし、ルギア2面取りでもいい。その場でできる最高出力をぶつけましょう。

タケルライコオーガポン

基本的にきつい。
呼び出しスタークロノスオーガポン→呼び出しライコメタルブラストとかできないと厳しい。できんこともないなあ…くらいの温度感。
クロノス撃つときの呼び出しをプライムキャッチャーorカウンターキャッチャーで補うことで、ドローサポートを使いつつ呼び出してなんとか頑張ろう。
メタルブラストだけでタケルライコを倒そうとするとエネルギーが足りなくなるため、ゲノムハックきょくらいごうで1回殴れると嬉しい。最後の詰めor中盤の返しで用いるテクニック

やっぱ強いわ。


あとはザマゼンタのかたきうち220で緑ポンをワンパンできる。これも覚えておこう。
ザマゼンタで緑ポン倒してサイド2→ゲノムハックきょくらいごうでサイド2と取り進められると、ディアルガ無しでもギリ勝てたりする。

ドラパルト

まあ行けるでしょ。
まずは先2メタルブラストで1枚貰い、こちらは1パンされないことを活かしつつ詰めよう。
2エネメタルブラストでドラパルトのHPを200まで減らしてクロノス圏内に入れるテクニックは必須。序盤の前ディアルガはちょい控えめに育てて、後ろをしっかり育てるのがコツ。
あとはサクッとクロノス撃って押し込めそうなら撃つし、きっちり引っ張ったほうが良さげなら引っ張ってクロノス→ブラストで4枚取りを狙おう。
基本的にクロノスは引っ張ったほうがいいとされているらしいが、私は前のドラパルトをクロノスで倒せるタイミングなら迷わず撃ってしまっていた。実際どのプランが最も勝率が高いのかは不明。教えて詳しい人

リザードン

まあ行けるでしょその2
序盤はVSTARがワンパンされないので、きっちりこちらも2パンで詰める。
ガッツリ押し込めそうなタイミングでクロノス→ブラストの4枚ないし3枚取りを決めよう。
あとはかがやくリザードンで詰まされないようにだけ注意しつつ、ザマゼンタも活用しながら戦おう。
サイドを5枚取られているときにミュウexゲノムハックバーニングダークで330点取るプランは必須テクニックなので頭に入れておこう。

サーナイト

意外といけるぞ。
基本的に殴り始めのターンが先なのはこちら。そのためサイドを先行した状態で始まる。
先攻を取れていてエヴォリューションを撃たれていないのであれば、まずはじっくり盤面を形成しクロノス→ブラストでキルリア2面取りを狙ってみたりしよう。
あとはどこかのタイミングでサーナイトexを呼び出しつつワンパンできると勝ちがグッと近づく。
ディアルガVSTARを倒すためにダメカンをいっぱい乗せて来たフワンテをメタングのビームで返り討ちにするテクニックは覚えておいて損はないだろう。
さらに言うと、フトゥー博士のシナリオでサーナイトを戻されてサイド2を取り切れなくなってしまったという場面。まだ諦めてはいけない。
ボスゲノムハック月光手裏剣で2枚取るプランが残っている。
最後に残された勝ち筋になることも少なくないので覚えておこう。

ミュウは無限の可能性

ロストバレット

丁寧かつ大胆に行こう。
まずはキュワワーやウッウを倒して1枚貰い、サイド2アタッカーを出してくるようであればそれもきっちり倒していこう。
クロノスは撃てるときに撃つ。これが基本の対面。撃てるならほんとにさっさと撃ってしまおう。最近のロスバレはツツジが入っていないことも少なくないので、意外と反撃の手は緩め。
ナンジャモを複数回撃って相手の手札を妨害しつつ、月光手裏剣で詰まない盤面を維持しよう。ロストマインでメタングを倒されて詰み、みたいな状況になることもあるのでエネルギーは盤面に先置きしてしまっても構わない(使いすぎには要注意)
ゲノムハック月光手裏剣で突然サイドを2枚取れるので、覚えておくと勝ちを拾えるかも?
ザマゼンタでもミュウでもアカツキガチグマexを倒せないのはほんとに要注意(n敗)

その他の対面

語れるほど詳しくないです…。もっとディアルガの経験が豊富な方のnoteを読んでください。
ただディアルガというデッキの強みや基本的な勝ち筋を理解していれば、意外と対面できます。見た目以上に対応力は高いです。
ディアルガ、メタング、ミュウ、ザマゼンタ。全ての選択肢を駆使してなんとか勝ち筋を探しましょう。
ただ見た目以上に繊細なのもまたこのデッキ。ふとしたことで詰まないように、負け筋もちゃんと想定しながら戦いましょうね。
質問があれが追記しますので、Twitterかこの記事のコメント欄まで気軽にどうぞ。

小ネタ

環境でよく見る鋼弱点のポケモンは覚えておこう。
意外とメタングやダンバルで倒せるし、倒されると相手が困る場合も多い。
具体的には以下の通り。覚えておいて損はない

筆頭候補。勇気のお守り込みでもメタングでワンパンできる


そんなに使わない。でも覚えておいて損はない
見落しがち。1エネメタルブラストで実は倒せる


サーナイトラインの弱点は下から順に悪→鋼→悪

Day1

遂に来てしまった本番。まずは予選10試合中8-2以上を目指さねばなりません。始発の新幹線に飛び乗り、会場には8時半ごろに到着。名古屋から横浜って意外と近いんですね
会場やべえ!めっちゃ豪華!テンション上がりまくりです

これはテンション上がるでしょ。

当日のメンタル維持

今回メンタルを維持する上でのキーワードは
「信じろ、楽しめ。」
デッキを信じれば回る。楽しめば勝てる。そういった心持ちです。
さらに気持ちを切り替えるためのBGMを行きの新幹線の車内で選んでおきました。その日のテーマソングを決めておくことで、気持ちをニュートラルに持って行きやすくなります。あくまで私の場合はですが。
ちなみに今回選んだのはこの曲です。

理由はオタク君が出て騒がしいだけなので省略します。理由が分かった人は仲間だ。一緒にAC6トークをしよう。

試合前にスイッチを入れるための行動は
「顔を上げ、遠くを眺め、無理にでも笑う」
意外とね、無理にでも笑うだけで心はついてきてくれます。そしてメンタルが沈んでいる場合、どうしてもプレイも後ろ向きになってしまいます。メンタルが上向きのとき、最後まで勝ちを追う気力が湧いてきます。デッキより先に自分が折れる訳には行きません。デッキは自分に応えて回っていてくれるんですから、それを無駄にしてはいけません。
根拠の薄い根性論でしかないですが、私はそうやってメンタルをコントロールしていました。

いざ10連戦

1試合目 勝ち
お相手はルギア。より強く回ったほうが勝ちというシンプルだけど心臓に悪いマッチアップです
お相手ガチグマスタートから、先攻2ターン目でかぜよみエンドのかなり辛そうな動き
盤面は前ルギアV後ルギアVガチグマex
一方その頃私はというと…
後攻2ターン目スタークロノス→EXターンルギアV呼び出しメタルブラスト
ガチでブン回った。お相手の事故とこちらの最強がかみ合った結果、手の付けられない結果となりました。まずは1勝、勢いを使います

2試合目 勝ち
お相手はライコポン。きっつい…
先攻はお相手からスタートし、各種ドロー特性で回していくお相手。そしてポケストップを1回し…
タケルライコ2枚落ちたわ。悲惨だ…
十分な盤面を組めないままターン終了。そして後攻1ターン目、ライコポン対面は上振れなければ勝てない対面のため、リスクを承知でポケストップを1回し…
なかよしポフィン捲れたわ。ホクホクな結果です
結構いい感じに展開してターン終了。そしてお相手の先攻2ターン目ポケストップは…
オーリム2枚落ちたわ。悲惨だ…(再放送)
スナノケガワのじばさくれつでメタングを取られてターン終了。
返しのターン、お相手はベンチの緑ポン全てに勇気のお守りを付けていたためクロノスの使い道を悩みながら回すことになりました。しかしこのターンでスナノケガワを倒せたため、呼び出しクロノスかがやくゲッコウガ→サイド2の流れでもOKになりました。
そして次のお相手のターン。きょくらいごうまで行かれることはなく、まんようしぐれでちょっと削られてターン終了。
返しでボス→ゲッコウガクロノス。差し出されたオーがポンをブラストでワンパン。サイド2-5の状況まで追い込みます。
流石にきょくらいごうでクロノスを使ったディアルガは倒されてしまいましたが、後ろに控えていた2ndディアルガでタケルライコを1パンしてフィニッシュ。お相手からの「お見事。」の一言とともに握手。気持ちの良いプレイヤーさんでした

3試合目 勝ち
お相手は未来バレット。カウンターカイナにかなり近い構成のデッキ。
ディアルガで対面した経験はないものの、ディアルガVSTARを倒すことは困難だと考え、普通にVSTARで押していくプランを取ります。
結構事故った。ダンバルが広がらない手札だ。しかしドローサポートは確保できている上に、ディアルガ手貼りまで行けたのでOK。
後攻1ターン目のアクセルピークで前のダンバルを倒されてしまいましたが、手貼りで育てたメタルブラスト120点でミライドンを撃破。サイドが5-5になります。カウンターカイナというデッキはサイドが同数だとかなり打点を出しにくくなるデッキ。このままじわじわと詰める選択を取ります
ヘビーバトンを引けていないがためにエネルギー状況が厳しいお相手を眺めつつ、メタルブラストで淡々とサイドを取り進めていきます。
クロノス撃たずに勝っちゃった。
なんとメタルブラストのみでサイドを6枚取り切り勝利となりました。
そしてこの試合、実はお昼休憩前の試合。早く終わればそれだけ休憩時間が増えるという状況だったため、お相手の方とそのままコンビニへ買い出しに。談笑しながら昼食を取り、互いの健闘を祈りつつ別れを告げます。

4試合目 勝ち
お相手はパルキアサーフゴー。待ってほんとに練習してないやばい。
ディアルガというデッキ、月光手裏剣が結構重いです。幸い先攻を取れたから良かったものの、後攻スタートで先2月光手裏剣されてたら目も当てられませんでした。まずは先2メタルブラストでコレクレーを撃破。しかしベンチのダンバル3体はすべてダンバルのまま。月光手裏剣をクリティカルに食らってしまう形に。良くない展開だなぁと思いつつ、サイドは取り進めます。お相手の後攻3ターン目、ここで前のディアルガVSTARを倒されてしまうとサイドが4-2になり、さらにクロノスでサイドを2枚取れない盤面を組まれていたたため、かなり厳しい展開になることが予想されていました。
しかしなんとギリギリエネルギーが1枚足りずにディアルガ生還。
前のディアルガに最低限5エネを付け、2ndディアルガを育てつつクロノス+メタルブラストで2ターン使ってサイドを2枚獲得。流石に最後はワンパンされてしまったものの、返しに2ndディアルガのメタルブラスト280ダメージでサイド2枚を取り切り勝利。

5試合目 負け
お相手はライコポン。本日2回目
結論から言いましょう。運に見放された上にプレイミスやらかした。
期待値が十分な状態で回したメタルメーカー2回でついたエネルギーが1枚だけ。メタルメーカーで4エネ付けてクロノスを撃つことが目標という結構きつめの状況で回していたことも相まってクリティカルなミスになりました。クロノス→ブラストでサイド2-2の返しにザマゼンタで殴って堅実な盤面を作るつもりだったのに…
ザマゼンタプランを狙わずにリスクを承知でディアルガラインの2本目を立てておけばメタルメーカースカった次のターンにクロノス→ブラストでライコを2面取りつつナンジャモでひょっとしたら勝ててたかも?という試合でした。情けない…

6試合目 勝ち
お相手はサーナイト。想定内
こちらが先攻のため、メタルブラストでちまちま倒していく展開に。しかしなんとお相手、3ターン目のエヴォリューションでようやくキルリアが立つという苦しい立ち上がりに。返しにメタルブラストでサイドを取られて実質サイド3-6スタートに。
なんやかんやありまして、メタルメーカーで山札の順番を軽くいじって山上7枚にプライムキャッチャー+釣り竿がある状況を作って博士→プラキャサーナイトメタルブラスト320まで行きまして勝ちとなりました。
お相手には申し訳ないですが、正直このあたりの試合はあんまり覚えてない…疲労が溜まり始めてた頃なので

7試合目 勝ち
お相手はネイティオ型ドラパルト。ディアルガを脅威に感じてきっちりプレイを開拓していた珍しいお相手でした。めちゃ強かった…
こちらが先攻なのでサイドを先行する展開になりましたが、クロノスを撃たれる気配を察してロトムVをポケモン回収サイクロンで戻したりドロンチにエネルギーを散らして付けることでクロノスドロンチネイティオの負け筋を回避したりと。とにかくケアが行き届いていました。
決め手となったのは輝くフーディンでディアルガを取る布石を作ったターン。ドラパルトではなくフーディンでファントムダイブの負荷がかかったディアルガを倒してサイド1だけの盤面を組もうとプレイしていました。
許さん、ボスでフーディン撃破だ。
これが決め手となり、ペインスプーンとアタッカーを同時に失ったお相手はそのまま押し込まれてしまいました。お相手曰くフーディンで殴る判断はプレミだったそうですが、私視点ではめちゃめちゃ嫌だったので真偽は不明。ドラパルトみたいな難しいデッキ、ほんとに苦手…絶対使えない
中々手強いお相手でした。

8試合目 勝ち
イイネイヌ軸ロストバレット。まーじでびっくりした。

流石にテキスト確認しちゃった。


闘悪超水のロストバレットだった…のかな?道中ワンパンされないと思っていたディアルガをトドロクツキexのくるいえぐるで倒されて狼狽えてしまったりと、結構ミスが多い試合でした。
決め手となったのはやはりこれまた1手のミス。ガチグマexスタートだったため、序盤にメタルブラストで80だけダメージを与えていました。そのダメカンが原因でザマゼンタのかたきうち220圏内に入ってしまったことが決まり手でした。1度だけ入れ替えカートで30回復されていたのですが、お相手さん曰く入れ替えカートでもう30回復できるタイミングがあったとのこと。そうしていればガチグマが倒されず、ミュウexに呼び出しを当ててブラットムーンでサイド2枚取って勝ちまで行けたらしい。
今思えばこの試合が分岐点でしたね

9試合目 負け
お相手はロストドラパルト。がーーーーちで戦ったことない。
展開としては、ミラージュゲートが複数枚見えたので、ひたすらエネルギーがついたドロンチをメタルブラストで弾き続けてファントムダイブを許さないようにしていました。
負け筋となったのは、ドラパルトで詰まないようにと育てた2体目のディアルガ。道中輝くリザードンでVSTAR をワンパンされていたので、VSTARが盤面から消えることを恐れてのプレイでした。しかし育て始めるタイミングが少し遅かったせいで、VSTARにできずVのまま放置する結果に。サイド状況は1-2、プラキャガチグマブラッドムーンでディアルガVを倒されてしまいました。すっかり頭から抜け落ちてた…輝くリザードンとドラパルトに気を取られすぎてガチグマケアがおろそかになっていました。無理にでもVSTARにさせるべきだった…
このミスにより合計スコアは7-2。魂の最終戦へ臨むことに。

10試合目 勝ち
お相手はルギア。最後まで心臓に悪いって…
先攻を取れた上にお相手がチラーミィスタートだったので、とりあえずメタルブラストでサイド1枚ゲット。
お相手は返しの後攻2ターン目にアッセンブルスター。手厳しい…
しかしスペシャルころころまでは行かれず、ストームダイブで削られて終了。
そして先攻3ターン目。手札には呼び出し札、クロノスは撃てそう。…決めるしかない、奥義『アーケオス2面取り』を。
これが見事に大成功。相手は中々エネルギーリソースが厳しい状態での試合進行を強いられることに。それでもそこは流石のルギア、きちんと試合はシーソーゲームで進んでいきました。最終盤、サイド状況は1-3とかだったはず。前のチラチーノにレガシーを付けながらスペシャルころころされると、前を倒してもサイドを取り切れなくなってしまいます。
山を掘り進めるお相手、引かれないように祈る私。結果は…引かれなかった!ヨシ!
用意しておいたザマゼンタのかたきうちを宣言してサイドを取り切り勝ちになりました。
実はメタルメーカーを結構な回数回していたので、感覚的に山上4枚にボスがあることはなんとなくわかっていました。実際試合が終わった後にリスタートと隠し札を回してみると、やはりそこにはボスが。レガシー引かれてても勝ってましたね。
…Day1抜けちゃったね?

Day1終了

気付いたらDay2権利を取っていた。あまりにも実感がない。とりあえず同じくDay2が決まった隣の対戦卓の方と雑談。やはり実感がないとのこと。仲間だね…
しばらく時間が経ちまして、Day2の説明会が始まります。まさかの隣にサーニーゴさんおったわ。思わず話しかけてしまいました。
「大型大会出るの初めてなんですよ〜」
「あちぃ〜」
生でそのセリフ聞けるんか。流石に嬉しい
そんなこんなで集合時間が朝8時だと告げられて絶望するなどしてDay1は終了。 その後は友人と晩飯へ

めちゃうまかった。

やっぱ疲れた時は肉だよね。

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