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【 #パレプロワンマン 】見たかった景色がここにあった

初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。日向キタローです。


※ここからは個人の感想しかありません。


というわけで、今回は2021年は12月30日に開催された『Palette Project 1st ワンマンライブ「Sing With You!!」』の話をしていこうと思います。



・ようやく見れた”ワンマン”の舞台


Palette Project・パレプロを知ったのはライブから数えたら2年とちょっと前でした。前身…といっていいのかわからないけど、Alt!!からでした。
そこから当時パレプロとして新たに舵を切っていること、Alt!!のメンバーに加えて候補生がいることを知りました。まあそこからなんやかんやありまして、2019年末VRIZINといういろんなVが出るイベントを見に行って、そこで初めてパレプロのメンバーが歌っているところを見ました。

そこから幾度かステージに立っている姿や、単独公演を見てきましたが、ご時世柄もありまして、全てが配信形式でした。Alt!!時代のワンマンは終わったあとに知ったのでもちろん生で見たことはありません。

それらの諸々を含めて、ユニットが生まれ、新メンバーが増え、そのメンバーたちを見てきて、個人的にも、ファン的にも、そしてパレプロのみんなとしてもようやくのワンマンライブでした。

いやあ、嬉しいっすね。

そもそもオルスタのワンマンライブっていうのが久しぶりでした。それこそウイルスだなんだの騒がれる前なので、2年弱ですかね。
あのオルスタ特有の感覚というか、でっかい荷物とか上着とか持ち込むわけにもいかないのでクロークなり、近場のコインロッカーに荷物を突っ込んで最低限の荷物で箱に行くあの感覚。12月末、年末の寒波が来てるという中、自分は防寒着と貴重品以外を新宿駅のコインロッカーにぶち込んでクソ寒い中、開場へと向かいました。なんか思い返したらそれすらも嬉しかったですね。

クラブに足を運ぶことは多々ありましたけど、それとこれとは別ですから。

オールフラットのあの舞台を見上げる感覚とかホントいつぶりだろうなあと。平均身長以下の低身長さんなので前にでかい人とかいると見ずらいから、ちょいちょい立ち位置変えたりとか。

というわけで、久しぶりのオールスタンディング、そして初めてのパレプロのワンマンライブに挑んだわけですね。



・ユニットごとの特色と、緊張と、いつもどおり


全体曲の『君と歌いたい歌がある』から始まる、パレプロスタートとしても2年、ウイルスがなんだと言われ始めて2年弱、そんな状況や背景がある中での「会いたくて会えなかった」っていうフレーズは、やっぱりね、刺さるね。彼女たちが歌うことを諦めなかったから、彼女たちの周囲が歌うための場所を諦めなかったからこそのあの日。噛みしめるしかないですよ。
っていうか、この曲のわりとガッってするとこのソロを任された江波ちゃんの声の伸びとか一層やばかったですよ。変な笑いが出ちゃった。

Altimate!!(アルティメット)から始まったわけですが、「あ~~~~THEアイドル~~~~!!!!」ってなる。それはそう。パレプロの3ユニットの内、このユニットが1番自分が過去にしてきた”オルスタの動き”が出来る。大暴れですよ。もちろん周りに気を配りながら。

『たのしむーぶ』も好きだし、『Dramatic Parede』も好きです。好きじゃない曲、パレプロの曲ないけど。

THE アイドルって言ったように、”アイドル”してるんですよね、Altimate!!。こればっかりは感覚なんですけれども。

全体的に今まで見てきたときよりもすごくよりキレイだった気がします。いつもだいたい爽やかでキレイな印象なんですけど、それが今回もっと増してた感じ。全員の声の伸びがすっと入ってくるんですよね。

でもMCになった途端ふにゃってするから、やっぱりいつも通りだな~ってなりました、緊張してたとは思いますけども。ウェーブとかそれこそ久しぶりに見ましたね。


転換のMC挟んでSputrip(スプートリップ)だったんですけど、自分はREGALILIA(レガリリア)が転換MCしてるから次はレガじゃないなって思ってましたよ、ええ。これは本当。

で、Sputripのパフォーマンスなんですけど、暴れまわるような曲調じゃないから結構ゆったりと聞いてました。でもカバーをメドレーでかましたのはびっくりしました、よくばりセットじゃん。

スプもスプでTHE アイドルなんですけど、Altimate!!とは毛色の違うアイドルっぽさですよね。シティーポップ系なのでそれはそうって感じですけど。ちょっと古めかしさもありながら、めちゃくちゃ”かわいい”んですよね。暁月クララ、常磐カナメ、香鳴ハノン、三者三様の可愛さがあって、それがキレイに合わさってる。でも芯というか、ボーカルの一本柱はしっかりしてるので、揺らがないって感じ。どこ目線かわからないけど、カナメちゃんはホントにめちゃくちゃボーカル伸びたな~って思うんですよね。あの声質でがっつり歌うってめちゃくちゃ難しいだろうに、”ガッ”って届けてくれる。3人ともボーカルの特徴が結構多めなのにあれでキレイに合わさってんだもんな~すげーーって感じです。生『光の惑星』最高だったわ。

そしていつも見てる感じのゆるふわ空間のMCですよ。関東から来たけど心は関西にいます。


そいでもって、ユニット最後のREGALILIA。

大変です。大暴れです。周り気にしながら。腕振るよりも頭でリズム取ってました。仕方ない、メタル系だもん。

まずめちゃくちゃカッコイイんですよね。ボーカルゴリッゴリだし、サウンドもゴリゴリだし。頭しっかり振るとメガネすっ飛んじゃうので控えめでしたけども。

オリ曲も然り、カバーも然り、ボーカルの特徴活かしつつも「え?そんな声出るのマジ?」ってびっくりする部分もあり、やっぱりワンマンにかける気持ちとかってすごいんだろうなって思いました。やっぱり痺れたのは『キライラ』でした。ライブらしさを感じる瞬間の1つとして、音源通りじゃない歌い方があるんですけど、それが特に感じた曲でした。シャウトするわ、ボーカルの圧がすごいわっていう。個人的なやつなんですけど、歌ってやっぱり「上手く歌う」だけじゃないよな~って思っているので、そういう感情だったり表現だったりが含まれた正解の音階じゃない正解の感情が乗ったあのフレーズは最高でした。音源じゃ満足できなくなっちゃう。

MCではめちゃくちゃわっちゃわちゃでしたけども。まあそれもいつも通り。あとから知った話ですけどめちゃくちゃ鬼多見アユムちゃんは緊張していたらしいですね。



・あなたたちがいるから、言葉を届けてくれるから


ラストの全体曲ゾーン、『君がいるから』で自分は死ぬかなって思ってたんですけど死にませんでした。めちゃくちゃ心に来ましたけどね。
この曲は、まあさっきから何回か話題に出しているVRIZINで初めて歌って、あの時からメンバーが増えたりして、歌割りが変わったりして、今の形を見るのは初めてでした。今はこういう色合いになるのか~とか思っていました。

さて、アンコールなんですけど。

やった曲が『アナログハート』ですよ。

いやいやいやいや、バカバカバカバカバカ!!!ここでくると思ってませんでした。そりゃあそうでしょう。イントロ流れた瞬間、崩れ落ちました。周囲の何人かもそうなっていた。そりゃあそうでしょうよ。

「君に歌う奇跡が儚いものだって構わない 想いを謳え」じゃないんよ…。

画面越しに届けられた歌に心打たれて、今までパレプロというグループを見てきて、その見出した頃にMVが出た曲で、バチバチに刺さってしまって、Alt!!のこともパレプロのこともまだ全然知らないくせに半泣きになった曲。まさかリアルの現場で聞けるなんて思ってなかった。マスクしてる状態で過去イチ泣きました。めっちゃ頬が痒かったです。

ずっと画面越しにデジタルで聞いてきたものが、あの日目の前でアナログで届けられるなんて受け止めても受け止めきれないですよ。絶対に”やっと”なんて言葉や気持ちはやっている側の方が多いと思うんですよ。見ている側の何倍も何万倍もあると思っています。それくらいの努力ももどかしさも感じているだろうから。それをマイクを通してスピーカーからほぼ間に何も隔てていない状態で届けられてんだからいろいろくるものがありますよ。

そして、最後の曲『君と歌いたい歌がある』 最初に歌ったものと一緒ですが、セットリストは物語だし文脈なのでもちろん1曲目と違う同じ曲です。

見ているときは「もしかして演出違う?」って思いましたけど、あとから演出家さんのツイートで言っていたので確信になりました。

そう、まだまだ”君と歌いたい”歌はたくさんあるんですよ。あなた達が歌う歌をまだまだ聞きたいんですよ。どんな場所だろうが、リアルだろうがバーチャルだろうが。
まだ曇り空は晴れ間が見え始めたばっかりだし、また曇るかもしれないけど、パレプロのみんながいればいずれは晴れるだろうし、そのときは色とりどりの光が見えると思うんですよ。やる側はおそらく諦めないだろうから自分もその光景を何度も見ることをあきらめたくないな~という気持ちです。

ディスプレイ越しでもヘッドホン越しでも嬉しいんですけど、やっぱりディスプレイ飛び越して会いに行きたいし、ヘッドホン外して聞きたいですもの。


これは私事なんですけど、この日誕生日だったので最高のプレゼントをもらいました。もらいすぎて返せないですね。

総括!めちゃくちゃ楽しかった!!

以上!


次会うときはマスク外せてたらなお良いですね。

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