サトウキビ畑の今｜ひなたとりこ

ちょっと前のこと。娘と近所のスーパーまでアイスクリームを買いに出かけた。スーパーの前の道路の反対側は放牧地だが、至近距離にまで放牧された牛が近づいてきていた。車を駐車場に停めて、そのまま買い物をしようと思った。けれど、こんなことは滅多にないので、喜び勇んで道路を横切ることにした。

この子はずいぶん好奇心旺盛のようで、柵のギリギリまで来て私たちの写真撮影会に協力。かなり広いエリアで好き勝手に草を食べる牛たち。

以前、この一帯はサトウキビ畑だった。写真は4年ほど前に気まぐれに車内から撮ったもの。右手側が、現在牛達がたむろっているエリア。

サトウキビは成長すると2メートルくらいの高さになるのではないか。刈り入れたら何もしなくても次の株がすぐに育つようだが、そんな手間のかからないサトウキビをやめても肉牛の生産はビジネスになる、ということだろうか？　子ども達が通った小学校のエンブレムにはサトウキビの絵も描いてあるが、そのうち牛になるかもしれない、なんてね。