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King Gnuが好き

Aさん:好きなアーティストは?

僕:うーんそうだなぁ、King Gnuなんかいいよね。


こんにちは。矢口陽(ひなた)です。コロナ在宅でネット上を渡り歩いていたら、現代詩を書くある方の記事が目に止まり、noteを始めるきっかけを与えてくれました。家の中で一人淡々と仕事をする日々の中で見失いがちな、画面の向こうで人とつながっている感覚。詩を読みながらそれを取り戻させてくれたことに感謝。

初の投稿だったから、ちょっと身構えちゃってたんですけど、noteのヘルプページに、ちょいと粋なことが書いてありました。

創作活動で最も大事なこと
みなさんにnoteを使っていただくにあたって、何よりも優先していただきたいポイントが2つあります。

・創作を楽しみ続けること

・ずっと発表し続けること

上の2つは、ページビューを増やすことよりも、お金を稼ぐことよりも、あるいはフォロワーを集めることよりも、何よりも大事なことです。

スーッと肩の力が抜けました。ありがとう、ヘルプページ。

前置きが長くなりましたが、題にある、「King Gnuが好き」という突然の告白は、実はこの投稿前の犬も食わねぇような個人的な葛藤に大きく関係しています。

好きなアーティストは?と聞かれて、反射的に、今流行りのアーティストが解答として出てくることはよくあることだと思います。まぁそう答えておけば無難だし、曲名もいくつか知ってれば話題になる。可もなく不可も無い、いやむしろ話題にできるだけプラスなようにも思えます。

ただ僕の場合は少しそこによじれがあった、最近とてもそう思うのです。

なぜKing Gnuなのか。と聞かれれば、テレビで、
- クラシックとpopのいいとこ取りをしたアーティスト
- 次世代の音楽を作る新鋭
- 荒さの中に色気がある新手のスタイル
とか言われていたからです。そう、つまり誰かの受け売り。誰かの評価。それに乗っかることに価値を感じていたのです。

言ってしまえば、一流の料理学校を主席で卒業した人のお店だから、この料理は美味いんだとか言ってるようなもの。なんとまぁ薄っぺらい「好き」なんでしょう。

ただ、これだけなら多分薄っぺらいってだけで済んでいたんでしょうが、最初に言った僕のよじれは、(多分・今になって思えば)人から認められたくて、このテレビでの評価を全面に出して、盾にしてなんとなく納得させてやろうみたいな部分があったことでした。

自分で噛み砕かず、飲み込みもしないものを、他人の言葉であげつらって、なんの意味があったんだろう。自分の本当の好き、とかって、絶対的な真理で、それは他人がなんて言おうが侵すことのできないものなんだと思います。それを探してこなかった。

考えてみれば、この習性(?)は他のところにも出ていました。
- 趣味:読書
 → いや、大して読んでないでしょあなた。土日は家でyoutube動画見漁ってるでしょうが。なにインテリぶってんのやめちまえ。
- 特技:プログラミング
 → ちょっとかじった程度で調子乗るなよキミ。デキる人を装いたいならプログラマーが絶対いないローカルコミュニティではしゃぎなさい。

これまでいかにありふれた言葉で正解らしいことを述べてきたか。世間の目を気にして、自分の評価を気にして、他人の目を通してしか、世界を見てこなかったのかもしれません。自分への戒めも含め、ここに綴ります。
明日はちょっとだけ、自分の心の声に耳を傾けてみよう。

結局体裁気にしてちょっとの正解を探りながらの初投稿。。書くのにどんだけ時間かかってんだろしょうもない。。

あ、King Gnuは(多分とても)素晴らしいバンドなんだと思います!!




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