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「ドクターホワイト」世界は女優・浜辺美波を過小評価している

「ドクターホワイト」の浜辺ちゃん。ひさしぶりのハマり役キターー!って感じで歓喜してます。
「ひさしぶり」・・とは少しトゲがあるように思えますか?そーですか、そーですよね。

わたしは浜辺美波とは「賭ケグルイ」の蛇喰夢子。「滾ってしまいますわぁ」のあの妖艶さ、危険な香り、ぶっ飛んだ存在でありながら天然であざとい面も見せる見事なギャップ。漫画やアニメ版も好きなわたしからしたら「浜辺美波」以外はあり得ない!と、思うほどにあの「浜辺美波=蛇喰夢子」の役作りに大まはりしました。同年の「咲-saki-」の宮永照もしかり「すごい新人がきたな」とすっかり魅了されてしまった。

「君の膵臓を食べたい」など、一気に加速した「ベーやんブーム」。CMやドラマ・映画にひっぱりだこで嬉しかったけど、ブームに乗っかってしまっただけの安易なギョーカイ「ほら、浜辺ちゃんのこーいうの見たいんでしょ?」と視聴者に軽視するような扱いが多かったように思える。

そのせいで一部で「浜辺ちゃん可愛いけど、演技はアレだよね」みたいな過小評価もSNSでよく見かけた。実際「アリバイ崩し承ります」「タリオ 復讐代行の2人」そのあたりの作品は「実写版・蛇喰夢子」を作り上げた浜辺ちゃんとは思えない役の仕上がりだったと思う。「ただのぶりっ子女優」にしか見えない。浜辺ちゃんが悪いんじゃくて、彼女のポテンシャルを過小評価して「流行りの女優」として安易に起用したことに問題があったと思う。脚本・演出に恵まれなかっただけ。

今回の「ドクターホワイト」は記憶喪失(?)の謎の多い女の子。彼女のポテンシャルが全面に出ていると思う。
「○○って何ですか?」という純真無垢な表情としぐさ。あのイノセントな目の演技、あの難しい役の世界観を作り出すのはのは相当な演技力が必要。もちろん国民の多くが好きな「ぶりっ子、あざとベーやん」も存分に盛り込まれてるが、役的にもストーリー的にも違和感なく「こーいうの好きでしょ?」のドラマ制作側の卑しいあざとさも感じない。

医学モードになったときの難しい医学用語を話すときのベテラン医師のようなシリアスな演技。ミステリーとの緊張の緩和のギャッブの二面性はまさに蛇喰夢子を作った浜辺美波のポテンシャルそのもの。やっと待ってた浜辺美波がきたって感じです。

2023年の春の朝ドラ「らんまん」。主演は神木隆之介くんだけど、その妻役として抜擢が発表になった。できれば朝ドラ女優・主演でみたかったけど、すごく期待している。天下の朝ドラだし、ホンキの浜辺美波がみれる気がする。「ベーやんブーム」が落ち着いてきた今、女優・浜辺美波の第二章のスタートがこの「ドクターホワイト」だと信じたい。

どうか「流行り女優」としてギョーカイに消費されないことを祈ります。

ひなた


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